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2017/03/19 11:00
Bass Station×EarthQuaker Devices Presents ”Juan Alderete Extreme Effect Trip”イベントレポートです! (速報!イベント・レポート)
ポール・ギルバードのバンドとしても知られる、超絶テクニック・バンド「レーサーX」、オマー・ロドリゲスとセドリック・ビクスラーを中心とした「マーズ・ヴォルタ」、2016年にはシュガー吉永(バッファロー・ドーター)、マーク・ジュリアナと組んだ新プロジェクト、ヘイロー・オービットを始動と、多様な音楽性と、それに対応するテクニックを持ち合わせるホアン・アルデレッテ。
大量のエフェクターを足元にセットすることで知られるホアン・アルデレッテが、気鋭のブランドEarthQuaker Devicesを使用し、その絶妙なサウンドを響き渡らせるクリニックを去る2月26日に開催しましたので、その模様をお伝えします!
※EarthQuaker Devices(アースクエーカーデヴァイセズ)とは?
2004年以来、アメリカ、オハイオ州アクロンで数々のエフェクターを製作しているブランド。その美しいデザインと、現代的な操作性にヴィンテージライクなサウンドを組み合わせたエフェクトは芸術的であるとともに、数々のツアーなどでヘヴィに使用することのできる堅牢さも持ち合わせています。実用的で、かつ芸術的、そして音楽的なサウンドを創り出すEarthQuaker Devicesのペダルは、常にアーティストを刺激してやみません。
まずはこの日のために用意されたボードをご紹介!
上段左から
Dispatch Master
Hoof
Spatial Delivery
Bit Commander
Arpanoid
Acapulco Gold
中段左から
Transmisser
Afterneath
The Depths
Hummingbird
Night wire
下段左から
Avalanche Run
Rainbow Machine
Palisades
Gray Channel
Spires
両端にLine6 DL4もセットされていました。
使用ベースはFender 1971 Precision Bassの指版をコーティングしたフレットレスに、バルトリーニのJ ピックアップを追加搭載、ブリッジをStarz Guitaraz Bronze Bridgeへ交換、Hipshot D-Tunerを搭載したモディファイ・モデルを用意。
気さくな感じで入場するホアンさんを拍手で迎え入れ、クリニックがスタート。「EarthQuaker Devicesは最高のブティック・ペダルだよ。何故かって?これからそれを見せるよ!」と、今年発表された新機種Space Spiralのディレイをかけ、ゆったりとメロウな曲をプレイ。本人いわくサンデーアフタヌーンのような曲との事。
エンベロープ・フィルターのSpatial Deliveryとバイブ・マシーンのThe Depthsを使い、変てこなサウンドを生み出し、「この変さがいいよね!」と、ニンマリ。
ちなみに、こういったクリニックの際は事前に準備せず、その場その場でインスパイアを受けながら進めていくそう。
ラウドなサウンドが聞きたいかい?と、次はAcapulco Goldの歪みを得て、ジミヘンの様な(本人談)曲を。そこからピックを使用して更にハードなエッセンスを加え、Dispatch Masterのディレイを足した展開へ。
このDispatch Masterはディレイ&リバーブで、ホアンさんはダブとかレゲェをやる時に使うそう。
ディレイを効かせ、パーカッシヴな奏法を交えたプレイに、フレットレスならではの幽玄さが漂うリバーヴを効かせたフレーズを披露。
なお、この日の通訳は、なんとバンドメイトでもあるシュガー吉永さん。分かりやすくも巧みな通訳でニュアンスもバッチリ伝わりました!
続いて、「ベーシストならファンキーな曲を弾きたいよね!」と、エンベロープ・フィルターのSpatial Deliveryでファンキーなフレーズを。そこにアナログ・シンセサイザーのBit Commanderで歪みを加えへヴィに。強力なサブ・オクターブを生み出し、ヘイロー・オービットのレコーディングでも使用したそう。
ヘイロー・オービットの曲、「Subump」に合わせファズのHoofをプレイ。このHoofはトレモロのHummingbirdと合わせマーズ・ヴォルタでも使用。「Helicopter Jam」というYou Tubeにもアップされている曲(?)を披露。その名の通りヘリが飛んでるようなサウンドを生み出していました。
ハーモニック・トレモロのNight wireにHoofのファズを足してサイケな感じを出したかと思えば、Afterneathのリバーブでフレットレスらしいメロウな面も見せ、さすが!
こうやって色々な音を作り出していると、奥様が「夕飯の時間よ」と呼びかけても没頭してしまい、怒られる事も多々ある(笑)との事で、皆さんも経験ありますよね?
ホアンさんが初めて買ったペダルはコーラスで、80年代のHR/HMバンドのベーシストは皆コーラス持ってたよとの事で、ピッチシフターのRainbow Machineをコーラスの様に使用したり、昔のSF映画に出てきそうな効果音のサウンドを出したりと、これも様々なサウンドが生み出す事が出来るペダルということをアピール。
続いてドラムマシーンにもEFをかけるとカッコ良くなるよとの事で、ディレイやリバーヴを加えていき、サウンドを変化させていったのですが、これが意外と面白く、効果がベース以上に分かりやすかったかも。
このビートにあわせ変態チックなプレイを繰り広げ、「いかにもホアン!」な感じでした。
アルペジエーターのArpanoidを使用すれば早弾きの曲もOK!との事で、レーサーX時代にこれがあれば良かったのにと、早弾きのフレーズを。ポール・ギルバートよりも早いよ!とニンマリ。
チューブ・スクリーマーをベースとしたPalisadesは、何台ものTSを所有しているホアンさんも、これがあれば様々な年代のTSサウンドが出せるよ!と、多様なドライヴ・サウンドを披露。
お客さんとのQ&AではBit Commanderのサウンドメイクについて、「こんな感じの音が出したいんだけど」との質問にも即座にそのサウンドを作り出し、さすが!逆にインスパイアを受け、ありがとう!との事で、このセッティング、メモっておくよと言ってました(笑)
レーサーX時代に散々早弾きをやったので、それに飽き、その時にフレットレスに出会いのめり込み、それも飽き、エフェクター収集へといったそうで(現在は500台以上を所有!)、今度は何かなぁなんて言っていました。
最後にはホアンさんとジャンケンで勝つと、新機種Space Spiralが貰えるという太っ腹企画で、見事勝ち残った方、おめでとうございます!
その後は、参加者の方と写真を撮ったり、ホアンさんからピックのプレゼントもあったりと、サービス満点、笑顔で終演を迎えました。
現在日本に代理店が存在しない EarthQuaker Devicesですが、近々代理店が決まりそうとの事ですので、こちらもお楽しみに!
参加頂いた皆様、シュガーさん、ホアンさん、本当にありがとうございました!
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