記事詳細
2015/11/16 00:00
2015年11月15日、イケベ楽器の実店舗“ベースステーションリボレ秋葉原”企画にて開催された・・・
徳永暁人ベースクリニックのイベントレポートです
多くの楽曲の作編曲家としても活躍するdoaのVo&Bass“徳永暁人”氏による
スペシャルイベント「麗しのベースの世界」もおかげさまで3回目を迎えることができました
今回スペシャルゲストをお迎えして、バンドアンサンブルの中でのベースの深いイイ話や
TUNEがプロデュースするPhoenixベースの機材紹介、そして豪華メンバーによるバンド演奏まで
回を重ねるごとに充実するその内容に、ベーシストならずとも会場は大興奮のるつぼと化しました。
それでは早速イベントの様子をチョビッとお伝えいたしましょう
ベースステーション店長こと名物スタッフの関根によるご挨拶から早速、徳永さんをお呼びすると、、、
なんと、Phoenixのアコースティックベースを使用したソロからスタート
カウベルのリズムに合わせて、タッピングやスラップを織り交ぜたテクニカルにグルーヴするプレイは
とてもアコベで奏でているとは思えないほど豪快で、一気に会場のみなさんの心を鷲掴み!
その後、ゲストの山田さん(ベース)、車谷さん(ドラム)、北田さん(ギター)が入場され、
山田さんのオリジナル楽曲「Triple One Blues」をバンド演奏。
(バーでお酒を嗜みながら聴きいってしまうようなブルージーなナンバーです。)
奏でられる旋律に、ベースのフレーズが歌うとはこういうことを言うのか・・・と思わず感じ入りました。
そして、機材紹介のコーナーへと移ります、、、
まずは徳永さんの愛器「Phienix Bomber Bass BB-4-109」から
TUNEの工房で徳永さん自身の手によって材を選定し、どういう位置に杢目を使用するのか
綿密に打ち合わせをされたというだけあって、非常に美しいスポルティッド・バールメイプルが使用されていますね。
それに通常のボンバーベースとは異なり、ボディのシェイプがひと回り小さいディンキーシェイプで設計。
さらに、新品完成時から楽器全体が“鳴る”よう、
ボディとヘッドの質量をベストなバランスで保てるようにネックやボディの木材が組み合わされています。
また、指版インレイはバッファロー・スカルなど、徳永さんの好きなネイティブアメリカンをイメージしたもの。
どれをとっても精緻な作りと絶妙な色合いは国内の有名な職人の手によるものです。
(別候補にイーグルもあったとか・・・そちらも見てみたかったですね!)
そして2本目はオープニングソロ時で使用されたアコベ。
「Phoenix TAB-344-109」(残念ながら現在は作られておりません)は
ボディ内部に各弦のゲインを個別に調整できるトリマーが設けられており、
細かなニュアンスまでバランスのとれた音作りができることから、
徳永さんは「アコギのように弾けるので、作曲時にも活用している」とコメント。
そのまま暖かみのあるコード音に合わせて歌ってみせてくれました
ちなみにゲストの山田さんは、年代違いのFenderネックとボディを組み合わせたフランケンシュタインベース。
「木の温もりがあるサウンドが好き」とのことで普段からヴィンテージ楽器を好んで使用されているそうです。
なお、アンプは「Mark Bass Little Mark III」と「ST104HR」に
「TDC BASS DI BLACK」(イケベオリジナルカラー)を組み合わせています。
徳永さんと山田さん両名のお師匠である“鳴瀬喜博”氏が
Mark Bassを愛用されているということで徳永さんもそれに倣ってセレクトされました
それまでは何十キロもあるアンプを持ち運んで使用したり、現場にあるアンプをそのまま使用していたそうですが、
近年、小型化されたアンプでも良い音が出せることに興味を持ち、導入を検討中とのこと。
「余計なローが回り過ぎず使い易い!」とリハーサルでも盛り上がり、
VLE、VPFのような、Mark Bass のオリジナリティあふれる便利な機能に好印象のご様子でした
それから今回のイベントは珍しいダブルベースという形式もあって、
徳永さんは現在開発中のベース用の歪み(プロトタイプ)を、山田さんはワウやオクターバーを足元にセットされています。
続いて、セミナーの内容はプレイヤーにとっても目からウロコの落ちるベース奏法のお話へ。
題材としてスタンドバイミーの曲調を変えて、そのベースラインの違いを即興で演奏するというもの
コードは固定して、ボサノバ、レゲエ、ディスコなど様々なジャンル風フレーズやリズムを披露し、
なんと、お客様からのリクエストで80年代アイドル風に即興でアレンジなんて場面も
さすがは数多くのミュージシャンを支えてきたベーシストだけあって、
アンサンブルに自然と溶け込むベースラインと、アレンジでこれほど印象が変わるのかと
会場の皆さんも終始驚いていらっしゃいました
その反応もあってか急遽スタートした、質疑応答のコーナー
弦の選び方や家での練習方法など、初心者の方にも分かりやすく説明されていました。
なかにはTUNE GUITAR MANIAC 代表取締役社長 神田氏からも解説頂きながら、
ベースの弦高など細部の製造や調整に関する少々ディープな部分にも触れられました。
(ちなみに徳永さんは普段105-050のゲージを使用しているとのこと!皆さん、ここ要チェックです!)
質疑応答で盛り上がる中でイベントも終盤に差しかかり、山田さん選曲による名曲「Chicken」をセッション。
徳永さんのソロでは指板を縦横無尽に指が駆け巡り、
弾く強弱によって歌心を与えられたフレーズで会場はさらなる盛り上がりを見せます。
最後は、徳永さんのオリジナル曲「EAST WIND」
ロックなビートに合わせて繰り出される徳永さんの指使いは、
時に泣き、時に男らしく緩急のあるプレイで魅せてくれます
血を流しながら練習したとの言葉にもあったように
鳴瀬師匠直伝チョッパーによるお腹に響くサムとパツンと弾けるようなコンプ感も美しいプルを織り交ぜ、
前述の歪みを混ぜた、地面から身体を揺らすようなノリノリなスラップの嵐でセミナーは幕を下ろしました。
クリニック終了後、徳永さんも使用している弦などの即売会とサイン会を開催。
みなさん一人一人に言葉をかけ、握手とお礼を伝える真摯な姿にスタッフ一同も感動しきりでした
そして最後に・・・
徳永さん、山田さん、北田さん、車谷さん、神田さん、
お忙しい中ありがとうございました!
ご来場頂きましたお客様、ありがとうございました!
また、今回のクリニック開催にあたって
ご協力頂きました多くの方々も、本当にありがとうございました!
今後とも、宜しくお願い致します
◆イケベ楽器ベースステーションリボレ秋葉原(ベース関連商品専門店)
〒101-0026 東京都千代田区神田佐久間河岸55 ASビル B1F
TEL/03-3862-0069(リボレ秋葉原店共通)
営業時間/11:00~20:00
徳永暁人 プロフィール
大学在学中より作編曲家、ベーシストとして活動をスタート。
以来、数多くのアーティストの作品&ライブサポートに参加。
本人の作るデモテープでのコーラスワークには定評があり、コーラス参加の作品も多い。
その後、doaを結成。ボーカル&ベースのみならず、doaのレコーディングでは
プログラミング、ピアノ、オルガン、ギター、マンドリン、パーカッション等も担当している。
趣味は、バイク、アウトドア。
主な作品、ライブ参加アーティスト
B'z、松本孝弘、稲葉浩志、ZARD、TUBE、倉木麻衣、BREAKERZ、愛内里菜、上木彩矢、MISIA、KUT-TUN、
森進一、TMG、Shane Gaalaas、小松未歩、大野愛果、Fayray、三枝夕夏 IN db、T-BOLAN、宇徳敬子、
北原愛子、上原あずみ、高岡亜衣、竹井詩織里、FIELD OF VIEW、DEEN、the ★tambourines、滴草由実、
岡崎雪、TWINZER、中谷美紀、DEMENSION、野呂一生、Tina、and more (順不同)
お時間のある時にでも、当店イケベ楽器楽天ショップにお立ち寄り下さい。
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