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2014/10/10 20:25

情熱のデジタルディレイ-600x314.jpg

まだまだ現役、12bitの老兵。

エフェクター大図鑑『情熱のデジタルディレイ“BOSS DD-3”』

1986年の発売以来、マイナーチェンジを経ながらも長期に渡って現役のデジタルディレイ。

DD-31デジタル機器というものは、日々進歩しており性能は飛躍的に上がっています。
そして、一般的に古いものよりは新しい物の方が好まれる傾向があります。
逆にアナログなチューブ・アンプやギター、ファズの様な物は古いものを好む人が多く居ます。

DD-31.png

その様な中、他のデジタル機器と同じように、BOSSブランドでも「DD-3」の後継機種として
「DD-5」、「DD-6」、そして最新の「DD-7」をリリースしました。

これらは新たな機能を追加したり、ディレイの最長タイムを伸ばしたりと
スペックだけ見れば「DD-3」よりも優れています。

ではなぜ「DD-3」は廃盤にならないのでしょうか?

今回はその魅力に迫って見たいと思います。

DD-33.png

「DD-3」は1986年に発売されましたが、本機を語る上で欠かせないのが前身機種の「DD-2」です。

「DD-2」は1983年に”世界初のコンパクト・デジタルディレイ”として発売開始されました。

当時はデジタルディレイはラックサイズの物しかなく、コンパクトエフェクターのサイズの
デジタルディレイと言うだけで画期的な商品でした。

価格はなんと¥29,800、現在のようにブティック・エフェクターと言われるものが
まだ無かった時代ですから、コンパクトエフェクターとしては非常に高額な物でした。

DD-32.png

これはディレイ回路に使用されているパーツが非常に高価だったためです。
時が経ち、デジタル物の常として年代を追うごとにパーツの価格も下がり
結果的に「DD-2」が安く作れるようになったので、それに併せて
外観、型番、販売価格を変更し発表されたのが「DD-3」です。
その為、初期の「DD-3」の中身は「DD-2」と全く同じ物になります。

初期の物は「DD-2」と同じと書きましたが、実は「DD-3」は長い歴史の中でマイナーチェンジをしています。

主要部品であるICチップは、当初基板を横断するように配置された横長の物が使用されていましたが、
現在では表面実装のコンパクトな物が使われています。

またDCジャックの形状が変わった為、取り付け方も変更されています。
そして現在では生産場所も日本から台湾へと移っています。
これまで4種類は異なる基盤を確認していますが、もしかしたらそれ以上の種類が存在するかもしれません。

DD-34.png

さて駆け足で「DD-3」の歴史を書きましたが、次は商品の機能を見ていきましょう。

近年は様々な機能を持ったディレイが多い中、「DD-3」は非常にシンプルです。
ディレイ音量を調整するE.LEVEL、リピートを調整するF.BACK、ディレイ・タイムを調整する
D.TIMEにモードを切り替えるMODEスイッチというコントロール。
MODEスイッチはディレイ・タイムのレンジを3段階から選択する事ができ、
簡単に求めるディレイ音を出すことが可能になっています。
またHOLDにセットすると、スイッチを踏んだ瞬間のディレイ音を
スイッチを踏み続けている間リピートさせる事ができます。

それでは動画(ビデオ)で音を聞いてみましよう。



序盤ではロングレンジを使用した付点8分ディレイでのトリッキーなプレイ。

その次はコードにミディアムレンジのディレイをかけ奥行きを与え、
ロカビリー風の演奏ではショートディレイで厚みを持たせています。

そして歪ませてのロングディレイでは出音をよりリッチに。

発振させた音はレンジの可変も組み合わせたことにより、一風変わった感じに。

最後はコードをホールドさせ、2人演奏している様な効果を得ています。

このように「DD-3」は演奏に様々な表情を持たせる事が出来るペダルです。
近年はタップテンポやループなど、様々な機能を持ったディレイが販売されています。
そんな中、シンプルにディレイの楽しさ、気持ち良さを実感させてくれるのが「DD-3」と言えるでしょう。

さて冒頭に書いた“なぜ「DD-3」は廃盤にならないのか?”ですが、私は以下のように考えます。

世界初のコンパクト・デジタルディレイであった事により、アナログからデジタルへの転換期では
アナログディレイのローファイなサウンドへの不満を解消するというニーズにマッチしたと言うこと。

時が経ちアナログ回帰が始まった後には、12bitという今ではハイスペックとは言えない仕様からくる
ハイファイ過ぎることなく、どことなく柔らかさを感じさせ主張の強すぎないそのトーンであること。


ローファイでもハイファイでもない、この絶妙なサウンド・バランスが
今もプレイヤーの心をくすぐり25年以上も愛される理由なのではないでしょうか?

と、それっぽく書いてみましたが・・・・あっかんべー

「良い物は良い」というのが真実と言う気がします。

コピー商品でも後追いでもなく、「世界初のコンパクト・デジタルディレイ」という事を
考えればそれを作られた方々の情熱や技術の高さが解るかと思います。

「DD-3」未体験の方は是非一度試してみてください !?

BOSS DD-3 [Digital Delay].jpg

! 当記事は、過去にイケベ楽器店iMiが運営する情報サイト『ギタ天』に掲載された記事のまとめです。

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最終更新:2014/10/10 20:25

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