★宿根草の植え込みについて
(ぜひお買いもの前にお読みください)
1、お届け植物の状態について
宿根草の苗は、お馴染みの1年草の花苗と違って、栽培に時間がかかっています。また、宿根草の性質上露地栽培が一般的です。
このため、株の下葉が多少黄化していたり、枝葉に多少の傷みがあったりします。また、根が回って多少の根詰りを起こしている場合もあります。
適切な植え込みをすれば、今後の生育にはまったく問題ありませんので、あらかじめご承知ください。
2、 苗の植え込みについて
植え込んでから新しい根が出て根着くまでには、1週間程度は掛かります。
植え込み後は直射日光を出来るだけ避け、半日陰のような環境を数日程度は保つようにすることをお勧めします。
暑い時期の植え込みの場合は、特に乾燥による萎れにご注意下さい。
3、根鉢について
暑い時期の植え込み時には、根傷みによる吸水不良を避けるため、あまり根鉢を崩して植え込むのを避けましょう。
根が固く回っている場合には、清潔なハサミ等にて、根鉢の底部に切れ込みを入れる程度で大丈夫です。
↑上画像のように根が固く回っている場合、
苗の根鉢の底部の3ケ所に縦に切れ込みを入れてください。
4、株について
大きくなった株や花期が過ぎた株の植え込みについては、過乾燥による萎れを防ぐため、株の上部を半分から3分の1程度に切り詰めてから植え込むのも良い方法です。
切り詰めれば、その後の枝数も増し、コンパクトな草姿にまとめることが出来ます。
但し、切り詰める場合は、必ず下葉を残して切り詰めるようにして下さい。(枝だけの丸ボウズ状態にしないようにご注意ください)
(例)↓ロシアンセージの開花株を切り戻してみます!
その一、花終わり気味の株です
その二、株の3分の1、芽の上の位置で
その三、カット ある程度葉を残します
約2~3週間後・・新芽が出てコンパクトな株に
5、植え込み後の管理
植え込んだ後新しい根が伸び、植物が安定して育ち始めるまでは、肥料等は控えるようにして下さい。
特に暑い夏季の施肥には、場合によっては根傷みを起こす原因となりますのでご注意下さい。