【楽天市場】Shopping is Entertainment! : インターネット最大級の通信販売、通販オンラインショッピングコミュニティ 店長の部屋Plus

記事詳細

2011/05/14 18:00

日付が変わって3月12日。

テレビでは津波の映像と共に、福島第一原発が危険な状況であることを伝えていた。

しかし自分には、
原発は大丈夫、
ここまで影響は無い、
すぐに終息する、と根拠の無い自信があった。

福島県相馬市では、
福島原発のある地域のように
原発の危険性を説く機会は設けられていなかった。

かといって原発が安全なものであるとの認識も無かった。

しいて言うならば日本の科学技術を信じていたのかもしれない。

チェルノブイリから数十年経った現在、
あのような悲惨な事故がこの日本で起こるわけが無いと思っていた。


だから今でも東京電力に騙されたとも思っていないし
ただただ早くこの事故を収束に向けて頑張って欲しいと願っている。

もちろん東京電力から事故は絶対に起きないと説明を受けていた地元住民にすれば
騙されたという思いがあって当たり前なのかもしれない。

だが唯一の被爆国といわれる日本で核が安全なものだという認識があったことに
今でも驚いている。


12日午前1時を過ぎると若干電話がつながるようになったのか…
県外に住む友人達から安否確認の電話がつながるようになった。

その中で原発大丈夫なの?と聞かれた際も
多分すぐ落ち着くんじゃないかなと軽く答えていた。

眠れぬ夜が明けて自分は通常通りにお店へ向かった。

通年ならホワイトデー前で賑わうはずの店内はとても静かだった。
そんな中でも来店するお客さんと励ましあった。
悪くなってしまう前にと…
あげられるものはあげていった。

国道6号線もとても静かに感じた。


その静けさがとても恐ろしく感じた。


午後三時半を過ぎ、静けさは一層増したように思えた。

外に出ても車は数台。
道を歩く人影は見えなかった。

午後4時、お店を閉めようと外の様子を見に行くと…
何か薬品のような異臭を感じた。

どこかの家で何か燃やしているのか?
とても鼻に付く異臭だった。

お店を閉めると本店のある街中へと車を走らせた。

昨日よりもさらに車が少ない…

相馬市街地もやはり静かだった。

地震の揺れに耐え切れずに倒壊した建物が放置された状態で数軒あった。

車を降りて驚いた。

相馬の市街地でも同じ異臭を感じたのだ。


これは一体どういうことなのだろう…

ここまで広範囲に異臭を感じることは今まで無かった。


この時、自分は福島第一原発が爆発したことを知らなかった。


その後自宅のある市街地へ車を走らせた。

車を降りると同じ異臭を感じる。


一体何なのか…
テレビを付けて初めて知ることになる。

福島第一原発1号機爆発。


自分が感じた異臭の原因が爆発によるものなのか…
今となってはわからないが…
同じく異臭を感じた人はいるのではないか。


家族を避難させることにした。

生まれたばかりの長男はまだ生後3週間あまりだった。

最終更新:2011/05/14 18:00

このお店で1週間以内に売れた人気アイテム

コメント 0件 コメントを書く

コメント入力欄
お名前(必須)
タイトル(必須)
本文(必須) ※全角で800文字まで記入できます。

書き込みに際しては店長の部屋規約の禁止事項や免責事項をご確認ください

ページ上部へ

つぶやき

カレンダー

2011年5月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

今月