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2015/05/26 12:00

いろいろあって、現在、商品の見直し中です。
やたら品切れが多くてすみません。

さて、今回はマニュアルを読む際の注意点です。
特に中国メーカーのものは気を付けないといけないです。

まず、前回の宿題の答え合わせから・・・。

 「この国では英語が使われていない」という意味になるようにしたの単語を
 並べ替えてください。

 country / not / is / used / in / English / this / .

多い間違いは、

 This country is not used in English.

これを無理やり訳そうとすると意味は

 「この国はイギリス人の間で使われていない」

のような意味でしょうか。

実は、問題文を少し書き換えると、正しい答えが導かれやすくなります。

 「この国では英語が使われていない」
       ↓
 「英語はこの国で使われていない」

こうするだけで、正答率が飛躍的に上がります。

正解は・・・

 English is not used in this country.

です。
主語+目的語+述語の順にしただけで英訳しやすくなったのです。



実は、多くのマニュアルで上のようなミスリードが見受けられます。
特に、中国メーカーのものにはこの手の誤りが多いです。

理由を考えてみます。

一般的に、ソフトウェアのマニュアル(の元になる原稿)はいつできるのでしょうか?

ソフトウェアの開発は、本来以下のように進められるべきです。

 企画書・・・何を実現しなければならないかなど大枠が記載されている

 要件定義書・・・具体的にどのような条件があったり、実現方法の考え方であったり
   企画を達成するために必要となってくる情報が書かれている
   Abooの場合は、ここにデータフローダイアグラム(DFD)という表を付けます。

 基本設計書

  1. 外部設計書・・・画面操作などが記載されている
  2. 内部設計書・・・データの構成などが記載されている
  3. 結合テスト仕様書・・・要件定義や基本設計に対して正しくプログラムが動作するか
      確認する方法が記載されている

 詳細設計書

  プログラム設計書・・・そのものずばりプログラムの細かい仕様が記載されている
  単体テスト仕様書・・・プログラムを単体で動作させたとき、正しく動作することを確認する
      方法が記載されている

で、マニュアルはどの段階で出来上がるかというと、

  要件定義の段階でページ構成や章立てが出来上がります。
  外部設計書の特に外部設計書の段階でマニュアルの文章が出来上がります。

さらに、仕様書の書き方って、決まっていて

 主語が固定です。
 文法も固定です。
 時制(現在形とか過去形とか)はないです。

これらをどうするかは、ソフトウェアを開発する際に最初に決めておきます。


たとえば、

 主語は動作するプログラム本体とする
 文法として主語を省くが述語は必ず入れる
 すべて現在形とする

なんていう風に決めます。

すると、

「○○ボタンをクリックすると、入力エラーを確認し、A画面が開く」なんて

表現されさいそうな内容は

 ■○○ボタン

  1. ローカルユーザーからクリックされる
  2. 入力エラーを確認する
  3. A画面を表示する

  ※2.における入力エラー確認内容

    ○○○○○する
    ×××××する
       :

こんな感じでしょうか。



ところが!!!


ところが!!!!!



中国のメーカーの多くはこの手法ではありません。


「ビ~~っ ビ~~っ ビ~っ!」
「ビ~~っ ビ~~っ ビ~っ!」

『2015年05/25 14:28 埼玉県で地震発生 強い揺れに備えてください。(気象庁)』

ということでコマーシャル


この記事を書いている最中に本当に地震が来ています


地震がおさまったようなので・・・。

中国メーカーはどのようにマニュアルを作っていることが多いかというと
とりあえず、技術チームが製品の元になるものを完成させます。

それを、マニュアル作成チーム(ふつうは海外営業部門)に渡します。

マニュアル作成チームは技術チームに教わりながら、マニュアルを作成します。

実際、日本でもこのつくり方に類似したマニュアルもたくさんあると思いますが・・・。

確かにマニュアルらしきものが完成します。

しかし!!!!!!

弱点が多すぎです。


1. 記載漏れがある⇒これはメーカーに聞けばよいので、実はあまり大変じゃありません。
2. 同じことを表現するのに、場所によって表現方法が異なる。

問題は2.の方です。

マニュアルの中で主語になるのは基本的に「操作する人」です。
先ほど触れるのを忘れましたが、捜査の途中でエラーが発生した時の対処方法
なども適切なところに記載されるべきです。

先ほどの例を、マニュアル風に書き換えてみます


仕様書の表現

 ■○○ボタン

  1. ローカルユーザーからクリックされる
  2. 入力エラーを確認する
  3. A画面を表示する

  ※2.における入力エラー確認内容

    ○○○○○する
    ×××××する
       :

マニュアルの表現

 ■○○ボタン・・・A画面を表示します。

  1. クリックします。
  2. A画面が表示されます。

  ※うまくいかないときは、画面に表示されたエラーコードを元に
   巻末のトラブルシューティングを参照します。

こんな感じになります。

それが、調子の悪いマニュアルは、

 A画面を表示するには、○○ボタンをクリック。すると、画面を表示します。

のように書かれてしまいます。

日本語は恐ろしいことに、ひとつの文章の中で主語が変わったり、語順が入れ替わっても
なんとなく意味が通じるようになっています。

Pidgion English(中華英語)ではきっとこんな表現でしょう。

 To open window A, click xx button and it will appear.

もはや、画面を表示するっていう部分も、代名詞itに書き換えられてしまっていて
訳わからなくなってます。

しかし、チェックする人がいないので、壊れた英語のままAbooの手元に届きます。
あ~あ。

とは、いいつつも、日本人の作成した英語の仕様書もう~ん・・・
答えに困る・・・。

痛いものがあったな・・・。

日本語の独特な言い回しがそのまま逐語訳されていた。

ちなみに、Abooなら先ほどの英文マニュアルはこう書くでしょう。

 xx Button -- Open Window A

1. Click xx button.
2. Window A is opened.

* Refer appendex with error code when screen A is not opened.

ということで、四苦八苦して中華英語マニュアルを読まないといけないときは
それが英語だから理解できないのではなく、中国語風味の英語なので
理解しようがないということ、それから、マニュアルの作成時期が本来の手順と
異なっているために、すべて内容が満たされている訳ではないということ
覚えておくといいです。

最終更新:2015/05/26 12:01

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