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2015/02/24 12:00

前回(第141回)で予告どおり、今回は中国人の爆買いについてちょっと触れてみたいと思います。

Abooは旧正月(中国名「春節」)の前に、いつものMY LUMENSのメンバーのひとりを
連れて、爆買いを体験してきました。

え~と、爆買い結果は軽く100万円越えでした。

爆買いした人が、お金持ちと考えられて、襲われる危険があるので、仮に、F子さんという
ことにしましょう。(おそわれるはずないですけど~)

まずは、F子さんの給料の過去と現在を比較してみましょう。

 およそ、二年前

  月給4000元 当時の換算レートでおよそ48000円

 現在

  月給5000元 現在のレートでおよそ95000円

ここのところ重要です。
給料は2割しかアップ(というか・・・日本で給料2割アップなんて、ほぼ不可能)しかしていないのに
日本円で換算すると、給料がほぼ倍になったような計算です。

そして、実は中国では増値税(日本でいう消費税のようなもの)が5~17%かかっています。
工業製品の増値税は13.5%です。ただし、日本の消費税は、税額がいくらであったか
わかる仕組みになっていますが、増値税は、特定規模以上の会社しか支払わないので
末端の消費者はその商品にどれだけ増値税が課されているかわかりません。

そこに追加して、ぜいたく品と認定されたものには、別途、付加価値税も課されます。

これらを総合して考えると、中国の物価はもともとそんなに安くないとも言えます。
日本で2000円くらいで食べられるステーキが中国では、量も少なくなる上、産地も怪しくなっていて
それで10000円くらいとか、日本なら売り物にならないような10万キロ超えの中古車が
100万円くらいとか・・・

一般的な外食についても、日本なら品質上価値ゼロのようなものが10元とか20元とか
なっています。

中国の方が安いと感じられるのは電車賃くらいかな~。

他に、日本の方が圧倒的に安いものでは・・・

 化粧品・・・これは有名ですね
 パソコン・・・日本が中国の半値以下
 デジタルカメラ・・・日本が中国の半値以下
 家電製品・・・ものによっては中国の半値以下
 キャラクターグッズ・・・中国の半値以下
 医薬品・・・これも有名ですね。でも、医薬品の種類によっては中国の薬事法で使用できない
   ものもあるようです。
 その他付加価値が追加された商品・・・ぜいたく品と認定されてしまうため余計に税金が
   かかっています。

って、よく見ればほとんどすべてじゃない?

しかも、日本には山寨(さんさい)と呼ばれるような偽物もないし、品質も水準以上である
ということを考えれば、爆買いしたくなる気持ちも分からなくもありません。

では、F子さんの例に戻ります。

いくら給料が倍増したと言っても、F子さんの給料は10万円にも満たないです。
しかも、仕事で3ヶ月に一度くらい最近は日本に来ています。
その状態で、どうやって爆買いをするのでしょう?

時計を巻き戻してバブル前夜から、バブル真っ最中の日本を考えてみましょう。
当時1ドル240円くらいだったものが一気に100円台に入り、世界的に見たとき
世界有数の高所得グループに仲間入りしました。同時に、世界でもっとも物価の高い国に
なりました。

テレビ番組の賞品でもハワイ旅行だ、西海岸旅行だ、はたまたヨーロッパ旅行だと、
海外旅行ブームが訪れます。
海外が手軽になってしまったせいで、1992年にアメリカ横断ウルトラクイズも役目を終えます。
パリのルイヴィトンは日本人でにぎわい、ロディオドライブは日本人でごった返しました。
ツアーバスで乗り付けて有名ブランド店で片っ端から買い漁る日本人の姿がそこにはありました。
LAX(ロサンゼルス国際空港)にも日本人専用ゲートがあり、びっくりしました。

そのころ海外旅行を予約すると、旅行のしおりに、「お土産リスト」を作りましょう的な
ものがあって、友人知人に頼まれたものをメモして、飛行機に乗り込んだものです。
海外に買い物に行った日本人観光客という名のご近所様専用プチバイヤーがどれだけいたことでしょう。

そして、今、同じことを中国人がやっていることだけのことというのが、Abooの感覚です。
つまり、100万円越えの爆買いをしたF子さんは自分のためではなく、友人に頼まれたものを
買っていただけなのです。

100万円の爆買いのうち、一番大きなウェイトを占めていたのは、AppleのMac Airです。
ノートパソコンですよ。一人でそんな大量に要らないでしょう。
このことからもわかりますね。

さて、ここで、今と昔の違いを紹介したいと思います。

まず、F子とともに免税を扱っている店舗に突入します。
スマホを握りしめて店内になだれ込むF子。

次の瞬間、ガンガン商品の写真を撮ります。
その写真を瞬く間に、インスタントメッセンジャーから友人に送ります。
そして、いきなり何も買わずに店を出て、休憩します。

しばらくすると、インスタントメッセンジャーに続々と返信が返ってきます。

今度はこれを見て、爆買いが始まります。

Mac Airが4台と、いろんなオプションから、水筒まで・・・。
水筒もThermosのミニーマウスモデルで型番が何とかとか、超具体的です。

完売や廃版になってしまった商品のときは、すかさず、後継機の画像を送ります。

バブル期の日本人の旅行者と一番違うところはここです。
あの当時はスマホなんかなかったので、旅行前に作ったメモを元に買い物したことでしょう。

現在は、インスタントメッセンジャー(中国人はテンセント社の「QQ」と呼ばれるものや
微信(ウェイシン)と呼ばれるものを使用しています)でメッセージを送り、必要なときは
音声通話も使用します。

更には、中国人店員を捕まえて、友人と直接音声で話をさせて買い物する始末です。

で、この手の高額商品はなんとか、買い終わりました。

両手いっぱいでも抱えきれないほどの大荷物になりました。

しかし!!!!

これだけで問題が、終わったわけではないのです。

細かなものが買い終わっていません。

そして、いろいろな人から、何やら見慣れた文字が書かれたWebサイトのハードコピーが
送られてきます。

何々・・・『楽天市場』???

そう!彼らは日本語の楽天市場の画面を翻訳ソフトで翻訳しながら商品を探していたのです。
中には通販限定商品も・・・
それは・・・買えない・・・

お昼に一人4000円の鉄板焼き(中国人曰く、中国で食べれば軽く数万はするから安いらしい)を
食べた後、夜7時ごろまで、足を棒にして買えるものはすべて買いました。

同時に、通販商品とかは、事前に言っておいてね、大きな荷物になるものも先に教えて
と伝えておきました。
Abooは以前爆買いが報道されると、よく出てくる会社にいた経験から、先に予約しておいた方が
間違いないでしょう。
免税を受けるためには本人が行く必要がありますからね。
残念ながら免税対象品を先に買っておくことはできません。

そんなこんなで、無事爆買いも終わりました。

で、F子本人は何を買ったかって?

S製薬の塗るタイプの暖感湿布2本でした。
暖感で塗るタイプでカプサイシンの入っていないのって言ったらこの商品しかないでしょう。

ちなみに、Abooも中国に出張するときは必ずお土産に湿布を買っていきます。

最後に、今回爆買いに付き合わせてくれたF子の会社の商品はこれ!

最終更新:2015/02/24 12:01

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