『ＳＴＡＮＤＢＹＭＥドラえもん（２０１４年）』 (その他)

こんばんワン♪
訳あってここ最近ドラえもんばかり観ています。
声優が一新され、所謂“NEWドラ”になってから全く観る機会がなくなっていたのですが、
数を観ていくとさすがに新しい方のドラえもんにも慣れてきました。
むしろ昔のドラえもんよりギャグに切れ味が増しているような気も。
原作は同じだろうからそう思うのはきっとアニメ制作における映像の進化のおかげかもしれません。
その点で言うとドラえもんがいよいよ映像技術の
最先端まで進化してしまったのが『ＳＴＡＮＤＢＹＭＥドラえもん』。
何と3DのCGで描かれた斬新なドラえもんが登場します。
これが成功しているかというと何とも言えず。
ドラえもんはまだしものび太やその他登場人物には違和感を禁じ得ません。
但しストーリーは原作を厳選していくつか詰め込んだ作りになっているので普通に楽しめます。
特にラストは秀逸。
実はこれも原作のとある回からの引用なのですが、藤子・F・不二雄先生の原作の見事さが際立ちます。
この映画の「ドラ泣き」というあざといキャッチコピーには感心しないものの
春という別れと出会いの季節、まさに今ぐらいの時期に観るにはぴったりの作品。

魂の評価 ★★★★☆

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