PowerDJ’s Blog

昨日まではDAWと外部エフェクターの接続方法と、オススメエフェクターをご紹介していきました。


DAWと外部エフェクターを組み合わせて使う場合は、2IN4OUT以上のオーディオインターフェイスを使うと便利だということだけでも覚えておいてもらえれば幸いでございます(笑)







今日は外部エフェクターではなく外部MIDI音源を使う方法についてご紹介します！



おそらく皆さんの中で楽曲製作の音源はすべてパソコン内で完結してしまっている方が殆どだと思います。


しかし、最近ではPOCKET PIANOのような面白いガジェット、






アナログのオシレーターの心地よさが見直され様々なメーカーから発売されているアナログ音源電子機器。







パフォーマンス性、操作性重視の本格派グルーブギアRoland AIRAシリーズ






曲作りはソフトウエアだけで十分とは言いつつも、

こういったハードウエア音源、気になりませんか？(＾ー＾)






ハードウエアの音源をDAWに取り込む場合はオーディオインターフェイスのINPUTだけを利用するわけなので、2IN2OUTタイプでも問題ないでしょう。



ただ、MIDI搭載の電子楽器をDAWに取り入れるなら、DAW上でソフトシンセと同じように外部音源をMIDIキーボードやシーケンサーで演奏させることができると便利ですよね。

オーディオインターフェイスにMIDI端子が搭載しているものであればこんな感じにMIDIケーブルを接続すればセッティングはOKです。

外部音源の鍵盤でMIDIレコーディングしない前提で紹介しているのでインターフェイスのMIDI OUT→外部音源MIDI INをつなぐだけで大丈夫です。




TASCAM US-2x2にはMIDIが1系統搭載していますので便利ですね。


もしFocusrite Scarlett 2i2のようにオーディオインターフェイスにMIDI端子が搭載されていない場合はMIDIインターフェイスが必要になります。

昔はたくさん発売されていたんですが、すっかり少なくなりました。。オーディオインターフェイスに搭載していたりMIDIコントローラーに搭載していることが多くなりましたからね。

単体でご紹介できるもので挙げるとするとこちらがオススメです。iPadでも使用できます。

Roland UM-ONEmk2





そして接続はこんな感じになります。





また、シンセサイザーの鍵盤をDAWへのMIDI入力用として使用するならコントロールキーボードを使わずにこういうセッティングも可能です。





この場合シンセサイザーの音源部分と鍵盤部分を切り離す「ローカルオフ」設定にするとDAWで使用する際の音源の2度鳴りを防ぐことができますが、詳しい説明は割愛させていただきます。



最近ではUSB-MIDIが搭載しているシンセサイザーや電子機器も多く、その場合はコンピューターと直で接続ができます。



例えばRoland JD-XiもコンピューターとUSB一本でつなげます！


さらにRoland JD-Xiの便利な点は


オーディオインターフェイス機能も搭載しているので、JD-XiのアウトからDAWの音も出せてしまうんですね～


セッティングが超スッキリですね～


USB-MIDI搭載の電子機器はたくさんありますが、USB-AUDIO搭載は機種によってない場合がありますので製品仕様をご確認ください。



DAWの中にはこの前ご紹介したExtarnal Audio Effectと同じようにExtarnal Instrumentというデバイスを持っている場合が多くあります。なくてもMIDI出力ができるDAWであれば大丈夫です。


Ableton Liveにももちろんあります。

まずMIDIの設定から。

使用するMIDIポートのトラック、リモートをオンに。

アルペジェーターやリズムマシンなどをDAWのテンポへ同期させたい場合はOUTPUTのMIDIポートをONにしてください。

分からなければINPUTの同期以外を全部オンにすれば大丈夫です(笑)





InstrumentsデバイスからExtarnal InstrumentをMIDIトラックのデバイスウインドウへドラッグ＆ドロップ




Extarnal Instrumentデバイス内の設定をこのようにすればＯＫです。




これで今までのソフト音源と同じような感じでハードウエア音源の打ち込みができるようになります！

イメージつかめましたか？(＾＾)


過去の名機と呼ばれるシンセサイザーやリズムマシンなどもMIDIが搭載していれば、この方法で今のDAW環境に
取り込むことができますよ～！！