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2015/06/20 17:53
昨日はDAW+多入出力オーディオインターフェイスの便利な使い方についてご紹介しましたが、
今日はその使い方をするためにオススメなエフェクターをご紹介したいと思います。
まあ正直、なんでこういう紹介をしていたかというと、最近私の頭の中はこのブランドのことでいっぱいなんです(笑)
それが.......
strymon(ストライモン)です!!
2005年にできた比較的新しいブランドで、ギターリストの方はすでにご存知だと思いますし、エンジニアの方にも人気があります。
昔はアウトボードのエフェクターはかなり発売されていましたが、高品位なプラグインエフェクター数多く登場し、めっきり減ってきました。。。残念。。
しかしながら、コンパクトでキャッチーなデザインであるStrymonのエフェクターは、高品位なサウンド、直感的で使いやすい操作感、持っていたいと思わせるデザインの点から、プラグインと差別化できる十分な魅力がありました!
多く発売されているシリーズの中から特にオススメな4機種をご紹介します!
■ Styrom Big Sky
名前、そしてこの鮮やかな青色のイメージにふさわしいサウンドです(^^)
これはリバーブ専用機で、メーカーのWEBサイトの言葉を借りますが...
「楽器をBigSkyに接続したその瞬間、貴方のサウンドは遥か高く成層圏まで導かれるでしょう。眼下に広がる景色はどんどん遠ざかり、青く輝くリバーブの光の中へと誘われます。」
まさにズバリそのとおり!
この空気感、最高なんです(^^)!
昔はラックマウトタイプのリバーブ専用エフェクターは今でも有名なものがたくさんありますが、ここまで高品位でこのようなテーブルトップ型でコンパクトなエフェクターは今まで無かったと思います。
BigSkyには、12種類のスタジオ・レベルのリバーブが用意されています。
すでに人気のあったBlue Skyに新しくプリセットが追加されたのがBigSkyなので、Blue Skyでも良いのですが、ここはBigSkyの方がオススメです(^^)
見た目のサイズ感とサウンドですね、やっぱり。
リバーブなんていろんなDAWに搭載しているのに、外部エフェクターでリバーブを使う必要あるの?
って思われる方も多いと思いますが、
高品位であればあるほどリバーブのエフェクトってCPUパワー使うんですよ。
ええ、それもかなり。
ですから、BigSkyのようなデジタルなのにデジタル臭くなく、高品位なリバーブを楽曲製作に導入するのは、CPUパワーの節約にもなります、理にかなっていると思うんです。
で、私が特に好きなリバーブはCLOUD、MAGNETO、SHIMMERですね。
CLOUDはとてもゴージャスなアンビエントリバーブで、気持ちよすぎてたくさんかけてしまいがちです(^^;)
これをシンセのバッキングにかけて、AIRA TR-8などのTR-909系の4つ打ちのリズムを重ねるだけで十分ご飯何杯もイケます(笑) アンビエントや、哀愁系デトロイトテクノ系サウンドにぴったりです。
また、MAGNETOはテープエコーをシミュレーションしているサウンドで、エコーとリバーブの微妙な境目をコントロールできてとても面白いですし、SHIMMERはピッチシフトさせた音を合成させてキラキラな世界を演出してくれます。
あ、ちなみにギターのエフェクトとして有名ですが、ちゃんと入力出力ともにステレオにも対応していますし、入力インピーダンスもLINE入力レベルに対応していますので安心してご利用いただけます(^^)
MIDI端子も搭載していてツマミの情報をDAWへ送ったり、DAW側からCCを送ってパラメーターをコントロールできますが、この辺りはMIDIが分かっている方が使えば大丈夫だと思います。
BigSkyのような空間系エフェクターをDAWで使うときは、各チャンネルにインサートするのではなくて、リターントラックにインサートして、それぞれのチャンネルからSENDの量をコントロールしてリターントラックへ送るとよいでしょう。
■ Styrom DECO
これも素晴らしすぎますw
テープデッキに入力レベルをたくさん突っ込むことで生まれる豊かな歪み(テープサチュレーション)と、ダブルトラッカーと呼ばれる2台のテープデッキをつかって生み出されるテープエコー、フランジング、ダブルトラックコーラス効果などを楽しめる、テープデッキをエフェクタ代わりに使った手法をシミュレーションしたエフェクターです。
ブレンドのノブを使って2つの効果を混ぜたり、どちらか一方を使ったりすることができます。
普通のPCM系のリズムマシンの音にテープサチュレーションをかけるだけでもかなり存在感のある太いサウンドになります!
クラブトラックのリズム製作にはもってこいですね。
また、ダブルトラッカーもすごく面白いです。2台のデッキ間の時間差を演奏中に調整する時の音の揺らぎが、なんともいえない心地良くてたまりません!
■ Styrom El Capistan(エル・キャピスタン)
これも最高です!(全部最高なんですがw)
DECOはテープデッキのシミューレションですが0、こちらはテープエコーのシミュレーションで、3種類のテープヘッド・モードを使った複雑なディレイ効果や、ルーパーとしても使えたりして面白いです。
テープエコーならではのフィードバック上げてギリギリ発振するかしないかの効果音も、あまり耳に痛くなく、柔らかい感じが個人的には好みです。こういったテープエコーはソフトウエアだと少ないので便利だと思います!
■ Styrom DIG
いや~ホント素晴らしいですね~~~!(^^;)
こちらが一番新しく発売された商品で、こちらは80年代サウンドを彷彿とさせるデジタルディレイです。
しかも3種類のタイプのディレイをそれぞれ2台分搭載したデュアルディレイで、
完全独立2系統のディレイを備えています。
また、ディレイ1→ディレイ2と直列つなぐシリーズ、ディレイ1が左チャンネル、ディレイ2が右チャンネル、それぞれLRに出力されるパラレル(これはあまり使わないかも)、ディレイのリピートがお互いに呼応し合うピンポン・ディレイの3種類からルーティングが選べます。
今日はStrymon推しになってしまいましたが、明日はRoland/BOSSのご紹介です~!
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