PowerDJ’s Blog

昨日の予告どおり、明日発売されるDJコントローラーNumark MIXTRACK PRO3についてです！

DS-1と一緒にInMusic Japanの重森さんに実機を持ってきてもらいました！





▼InMusic Japanの重森さん


髪型やっぱり変えたそうです。次は横分けの位置を逆にしたいとおっしゃっていました。



こちらが実機のNumark MIXTRACK PRO3です！


お～！

横幅はあるんですが、奥行きが短いからでしょうか。写真で見るよりもスリムに感じます！

前から気になっていた裏側を見てみましょう。



「裏側を見たいっていうの市原さんぐらいです、初めて聞かれましたよ。」と重森さん。

なるほど、こういう感じになっているのですね

....(ま、普通だな。。ｗ)


▼「こんな感じで持ってればいいですか？はいはいはい。」の図







MIXTRACK PRO3にはマスターボリュームがツマミになっていて、LEDインジケーターの上について、一般的なコントローラーと同じ仕様になりました。





MIXTRACK PRO2には、MASTER OUTが真ん中の縦フェーダーにアサインされていて、一番初めに確認しておけば全然問題ないことなんですが、

DJ機材に慣れている方や、初見で操作しようとする方の中で、マスターアウトのフェーダーがゼロになっていることに気づかずにスピーカーから音が出なくて困っているというお問い合わせを何件か受けたことがあります(＾＾;)



▼MIXTRACK PRO2




あと気になっていたのがジョグホイールとCUE/PLAYボタン、パッドの大きさとレイアウト。




これって、Numark NVと同じサイズなのかなぁと思って比べてみたら...

やっぱり同じサイズでした！




Numark NVのパッドはマルチカラー対応になってますが、触った感触や大きさは同じですね。



そしてこの価格帯では珍しいリボン・コントローラが搭載。

SHIFTボタンを押しながらここに触れることでトラックサーチができるのですが、

リボンコントローラーだけ触るとエフェクターのパラメーターを変えることができます。





Serato DJ Introには各デッキで3つまでエフェクターを使用することができますが、リボンコントローラーに触れることですべてのエフェクターのパラメーター同じ値で一括で変えることができます。




指一本で最大3つのエフェクターをコントロールできるわけですね。


そして、今回の最新シリーズになって使いやすくなったなと感じたのはパッド部分。


MIXTRACK PRO2のパッドはエフェクターのON/OFFの機能も兼用していたため、操作が若干複雑でした。



▼MIXTRACK PRO2のパッドコントローラー部分







↓MIXTRACK PRO2の操作についてはこちらで解説しています！


2013.05.28 Numark MIXTRACK PRO II店内でお試しいただけます！！





しかし



MIXTRACK PRO3はエフェクトのON/OFFはツマミと一緒に上の方に配置、そしてパッドはジョグホイールより手前に配置されており

印刷の文字で解るとおり、下1列はHOT CUE機能で固定されています。



そして、LOOP、サンプラーモードを使用するためには、PAD MODEボタンが重要になります。



PAD MODEボタンを押しながら上一列のパッドを押すことでモードを切り替え、そしてパッドで操作することができるので、とてもわかりやすいです！！





そして見てください、この長さ100mm のロングピッチスライダー！



この価格帯のDJコントローラーでこんなに長いスライダーは見たことありません！


Serato DJ Introを使用時に可変可能なピッチレンジは±8％、±16％、±50％
SHIFTボタン＋ピッチベンドマイナスボタンで切り替わります。

ちなみにSHIFTボタン＋ピッチベンドプラスボタンでキーロックのオン/オフができます。




ピッチ可変の解像度は0.01%刻みとかなり細かいので

ピッチが不安定な生演奏などをミックスするときや、シンクボタンに頼らずマニュアルでテンポをコントロールするときに活躍しそうです！


これからデジタルDJを始めるにあたっての入門用コントローラーとしても最適です！！

Numark MIXTRACK PRO 3



また、こちらのSerato DJを別途ご用意していただくことでエフェクトの数や録音機能などが拡張されるので、

Serato DJ Introに慣れたらバージョンアップしてみるのもよいでしょう！

Serato DJソフトウェア