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2016/09/11 17:02
スピネル。その名前は「閃光」を意味するギリシア語が語源。
その名前の由来通り、まさに、閃光がその内側から表面に向かって強く放たれる宝石。
あまりにも美しい宝石ですが、スピネルはジェムストーンの歴史の中では、多くの記述を持たないものでもあります。
それは、1587年には別のジェムストーンだと認識されたにも関わらず、19世紀まではレッドスピネルの深い色合いは、ルビーと間違えられることが多くあったからです。
レッドスピネルはルビーに似ていることから、バチカン、ロシア、イラン、イギリスの王家の宝石コレクションに多く収蔵。
レッドスピネルの発色は、ルビーの発色と似ていること、また、鉱床が非常に近かったため混同されたのです。
1783年にはじめて、ロメ・ドゥ・リールがルビーとレッドスピネルの違いを科学的に明らかにしました。
レッドスピネルはルビーに似ていることから、偶然にも、バチカン、ロシア、イラン、イギリスの王家の宝石といった世界の名だたる宝石コレクションに多く収蔵されています。
興味深いことに、イギリスの王家に伝わる352カラットの伝説の「ティモールルビー」や170カラットの「黒太子のルビ ー」はいずれもレッドスピネルでした。
スピネルはカラフル!8種類の色と華やかなギラリとした発色が魅力。
実は、ルビーにも似た発色のスピネルが有名ですが、スピネルは、レッド、ブルー、ピンク、オレンジ、グリーン、ブラック、パープル、オレンジの8種類の色があります。
19世紀ドイツの著名な鉱物学者マックス・バウアーは、その著作で宝石の価値を5段階に分けています。
スピネルは、ダイヤモンド、ルビー、サファイアと並んで堂々の第一ランク!
原石そのものが美しい状態で採掘されるので、加熱処理をしていないのも魅力。
スピネルの主産地はピルマ
スピネルは普通、コランダムと一緒に産出することが多い。ルビー、サファイアの産出地としても有名な、ビルマのモゴック地方が主要産地で、ここでは各種の色のスピネルが産出されます。
鉱床から正八面体の結晶体で発見されることが多く、完全な結晶体でしかも結晶面がきれいな光沢面で産出したものは、「エンゼルカット」として珍重されました。
この他アフガニスタン、タイ、オーストラリア、スウェーデン、ブラジル、アメリカでも産出します。
(ベーネ銀座サロンオーナー 内藤千恵)
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