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2014/07/30 18:28

たまにお問い合わせをいただくんです。


「八間川さんの包丁に名入れはできますか?」


「ごめんなさい。できません。」



今日は、「なぜ名入れが出来ないのか」について書きたいと思います。


包丁には名前を刻印することが多いですね。

八間川さんの包丁には、なぜ名前を刻印できないのかといいますと


錆びてしまうからです。


無垢の鋼で造っているので、
完成後に刻印を入れると、刻印部分がすぐに錆びてしまいます。



「じゃぁ、光月作という屋号はなぜ刻印できるの??」


屋号の刻印は完成前に、正確に言うと「焼き入れ」前に行っています。
でも、屋号の刻印も、今使っている「刻印」が壊れてしまったら、刻印できなくなってしまいます。
新しい「刻印」を作れる職人さんがいないからです。


ステンレスなどの地金で鋼を挟んで作る一般的な作りの包丁であれば、刻印はカンタンに入れられます。

でも、それだと八間川さんに造ってもらう意味がないんですよね。



無垢の鋼にしか出せない「切れ味」

そして、

伝統を守り全行程を手造りする「職人魂」


八間川さんの包丁の魅力は、この2つだと思っています。



八間川さんの包丁の箱には、「入魂古式鍛造」と書いてあります。

魂を入れるってカンタンなことじゃないですが
八間川さんが実際に包丁を造るときの「入魂の姿」には圧倒されました。


鬼気迫る感じではあるんですがそれだけじゃないというか、
凄過ぎて逆に静寂も感じるというか。


例えば「型切り」という工程があります。

鋼の板材に包丁の形に線を引いて、
その線にタガネをあててハンマーで力一杯叩き切る工程です。


型きり


その姿を見ていたら、
もう、なぜだか涙が溢れてきちゃったんです。


大げさでもなんでもなく、
自分の魂を削って、新たな包丁を生み出し続けているという感じ。


本当に一から十まで真摯に手造りをしていて
少しも妥協をしようとしないその姿勢には、正直驚きました。


「こんなに若いのに、ここまでやる職人さんがいるんだ・・・」




八間川さんの包丁は、布巾で拭くなどの後始末をしないと錆びてしまいます。


でも、砥石でしっかり削ってあげれば、末長く使えます。

極端な話、刃が無くなるまで使えます。


実際に造っているところを見ていただけないのが残念ですが、
お買い求めいただいた方には、末永く大切にしていただけたら嬉しいです。



名入れがしたい方、ごめんなさい。

というか、名入れについて書くつもりだったんですが、相当脱線してしまいました。

ごめんなさい。


最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。



焼き入れ

最終更新:2015/08/31 09:34

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