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2017-07-07 15:29

pfitzner_cello

ハンス・プフィッツナーは、
第1次大戦と第2次大戦を経験した、
日本ではあまりよく知られているとは言えないドイツの作曲家兼指揮者です。
かなり極端な反ユダヤ主義の人種主義者で、
理論家でもありました。
生前、ナチの党機関紙
「フェルキッシャー・ベオバハター」にも寄稿していましたので、
ナチシンパの作曲家として、
戦後ドイツでは忘れてしまいたい音楽家のひとりでした。

ところが面白いのは、
人種主義者のわりに、
ミュンヘンの新聞の主宰者がユダヤ人であったにも関わらず大きな庇護を受け、
ユダヤ人指揮者ブルーノ・ワルターとは非常に仲良しでした。
逆に、
ヒトラーとは同じ国粋主義者ということでミュンヘン一揆前に会っていますが、
痩せて大きな鼻をしたプフィッツナーは、
ヒトラーからユダヤ人ラビと誤解され、
後にゲーリングとは年金問題で衝突、
老後の途中で年金を剥奪されたりしています。

プフィッツナーは、
同時代の作曲家兼指揮者リヒャルト・シュトラウスをライヴァル視していました。
ふたりの若いころ、
ふたりの作曲家の作品が同じ舞台で演奏される機会があったのですが、
リヒャルト・シュトラウスの作品の方が受けが良かった...
ということがそもそもの発端のようです。
その後、リヒャルト・シュトラウスのオペラは、
「サロメ」や「エレクトラ」など、
物議をかもしながらも次々とヒット、
プフィッツナーのオペラも待たれてはいたのですが、
「パレストリーナ」以外、
それほど大きな評価を得ることはできませんでした。

指揮者としてのプフィッツナーが
シュトラスブルク(ストラスブ-ル)歌劇場の音楽監督をしていた時代、
フルトヴェングラーがその助手で、
プフィッツナーを訪ねたワルターがフルトヴェングラーの才能に着目、
他の歌劇場を紹介したりしました。
その後、ワルターのバイエルン国立歌劇場離任の時には、
ワルターとフルトヴェングラーは、
ベルリン・フィルの音楽監督の地位をめぐってライヴァルとなるのですが、
この時代の指揮者とプフィッツナーは、
何らかのつながりがあるということは面白いですね。
かなり狷介な性格で、
頑固おやじであったようですが、
その作品は後期ロマン派の作曲家の中でも、
驚くほど純粋にロマンティックな作品が多いです。

店長はハンス・クナッパーツブッシュが好きで、
調べものをするとプフィッツナーの名前が必ず出てきて、
さて、どんな作品を作曲したひとなんだろう?
と、関心を持つのですが、
いかんせん演奏録音が少なく、
なかなかその作品を聞けないでいました。

プフィッツナーの作品は、
細々と録音されていた観があるのを一気にひっくり返したのが、
ドイツのcpoというマイナーレーベルです(今は大きなレーベルになっています)。
管弦楽作品や協奏曲などを一気にリリース、
プフィッツナーを聞いてみたい...
という渇望が癒されたようなところがあります。
その後、プフィッツナーの作品は、
かなり聞くことができるようになりました。

今回取り上げるのは、
長年発見されなかった作品を含むチェロ協奏曲集です。
イギリスのHyperionというレーベルの、
最近録音されたロマンティック・チェロ協奏曲シリーズの1枚ですが、
作品もですが、
演奏も非常に素晴らしく、
プフィッツナーの純粋ともいえるロマンティックな楽曲を聞くことができます。
現代のデジタル録音としては水準ですが、
プフィッツナーのロマンティックな作品が聞ける、
ということでは大推薦のCDです。

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2017-06-15 13:46

raf2

ラフマニノフのピアノ協奏曲は、
店長はそれほど聞く音楽ではなかったはずなのですが、
このところよく聞くようになってしまいました。
最も有名な第2番には、
スヴャトスラフ・リヒテルのピアノ、
スタニスラフ・ヴィスロツキ指揮ワルシャワ・フィルのDG盤という、
とてつもなく凄い録音があり、
これで十分かな?と思っていたら、
次から次と話題盤が出てくるではありませんか!

店長は最近の近接した期間に、
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番が収録されたCDを、
珍しくも2枚買ってしまいました。
1枚は日本の反田恭平の演奏録音、
もう1枚はカティア・ブニアティシヴィリの演奏録音です。
反田恭平のCDは、
優秀録音ながら、
収録された音の管弦楽とピアノのバランスがいまいちで、
反田恭平は何をどのように表現したかったのか、
少し聞こえにくい面があります。
最後まで聞くのが少し苦痛であったりします。
でも、ブニアティシヴィリの演奏録音はもう最高!
パーヴォ・ヤルヴィ指揮チェコ・フィルの伴奏もよく、
一気にピアノ協奏曲第2番を聞き通せてしまいます。
おかげで、もう4回も聞いてしまいました(^^;。

さらにブニアティシヴィリ盤には、
第2番よりも聞かない第3番が収録されていて、
いままでうかつにも、
これだけの名曲だとは思っていませんでした。
ブニアティシヴィリの非凡な表現力が、
2つのピアノ協奏曲を生きたものにしています。
(第1番は聞いたことがあったっけ???)

実は、ブニアティシヴィリという名前を知ったのはかなり前で、
ECMに録音されたギドン・クレーメルが主役の、
フランク/ピアノ五重奏曲でした。
チャイコフスキー/「偉大な芸術家の思い出に」も出ていますが、
こちらはまだ聞けていません。
でも、これだけ優秀な演奏録音を聞かされると、
ブニアティシヴィリの演奏録音を縦掘りしたくなりますね。

同じジョージア(グルジア)出身には、
ヴァイオリンのリサ・バティアシュヴィリがおり、
現在最も注目されるヴァイオリニストのひとりですが、
ブニアティシヴィリもバティアシュヴィリも、
名前が覚えにくいというのが難ですね(^^;。

2017-06-05 16:23

jimeno_bru1

ブルックナーの交響曲は、
最初第7番から聞き始め
(本当は第8番なのですが、
さっぱり理解できず、
ブルックナーをよく聞くようになったのは、
第7番からです^^;)、
第8番、第9番などの後期交響曲が、
ブルックナーを聞く中心でした。
その後、
第4番「ロマンティック」や第5番を聞き、
遡って第3番、第2番、第1番を聞いてきたようなところがあります。
いま大好きな第6番はかなり後でした。
第1番から第3番の初期交響曲を
その魅力で大好きになったのは、
ブルックナーを聞き始めてかなり後になってからでした。

でも、
最近では第3番の第1稿が好きになったり、
第2番の叙情的な音楽も大好きで、
ブルックナーでは後期交響曲より、
初期交響曲の方がよく聞くようになっています。

そこで、最近聞いて感心してしまったのが、
指揮者としてはまだ駆け出しともいえる、
スペイン出身の
グスターボ・ヒメノ指揮ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団の、
第1番(ウィーン稿)です。
SACDハイブリッドですが、
その録音された音が上から下まで無理なく出ていて、
しかも瑞々しいという、
聞いていて虜になりそうな音がします。
さらに、
演奏が若々しく非常に優れていて、
ブルックナーの第1番に相応しい音がしています。

実は、
ヒメノの録音を聞いたのはこれが2回目で、
最初はマーラー/交響曲第9番の室内管弦楽団版でした。
ただ、その時は、
室内管弦楽団版の編曲に少し失望してしまい、
無理して室内管弦楽団版を聞かなくてもいいかな?
と処分してしまったのでした。

ヒメノの第1番は店長の愛聴盤になりつつあります。
まだ他にはショスタコービチ/交響曲第1番くらいしかないようですが、
継続していろいろ聞かせてもらいたいと思います。
久々に追っかけてみたい指揮者の登場です。

2017-05-19 11:28

venias_matacici

ロヴロ・フォン・マタチッチは、
店長のような世代のクラシックファンには、
NHK交響楽団の指揮者としてお馴染みの存在でした。
1965年から1984年にいたるまで頻繁に来日、
その指揮姿はテレビを通してみることができました。

ただ、マタチッチには正規メジャーレーベルへの録音が少なく、
レコードを聴こうと思っても、
なかなか聞けませんでしたし、
お馴染みではあっても華やかさはありませんでしたので、
「テレビで見る指揮者」というイメージが強かったです。

ところが、
NHK交響楽団とのライヴ録音があれこれリリースされたり、
SUPRAPHONやその他の音源が聞けるようになり、
状況が変わってきました。
特に、1984年3月7日の、
NHK交響楽団とのブルックナー/交響曲第8番のライヴ録音は、
「名演!」との誉れ高く、
その前に録音されたものやライヴ録音も再評価され、
数多くのマタチッチの録音が聞けるようになりました。
LP時代よりも、CD時代になってからの方が、
マタチッチを聞けるということでは、
恩恵が大きいかもしれません。

古い録音を廉価盤CDボックスでリリースしているレーベルに、
VENIASがあります。
最初はアンドレ・クリュイタンスのボックスから始まり、
今はかなり増え、
どれだけあるのか店長にはわからなくなってしまっています(^^;。
中にはオリジナルレーベルのものより優れた音のものもあり、
どこから音源を引っ張ってきたのだろう?
と、ファンの間で話題になったりしました。

そして、ごく最近、
9枚組のマタチッチのボックスがリリースされました。
「1954-1962」とありますから、続くのでしょうか。
モノラルとステレオが混在しています。
1枚目にフィルハーモニア管弦楽団との、
チャイコフスキー/「ロメオとジュリエット」幻想序曲
リムスキー=コルサコフ/「シェエラザード」
ステレオ録音が収録されています。
実は、
店長はいままでこの録音を聞いたことがありませんでした。

たまたま、QUADRALのスピーカー、
ASCENT20LEの試聴機が家に来ていますので、
早速試聴してみました。
驚きました。
録音が極めてよく、
マタチッチのスケールの大きな、
それでいて各楽句を大切にしてゆく演奏に、
「へ~、あれあれ」と聞き惚れてしまいました。
「ロメオとジュリエット」は、
今まで聞いてきた同曲の演奏録音の中では、
非常に水準の高い録音ですし、
「シェエラザード」では、
「ここまでやるか!」という金管楽器の咆哮や、
スケール感豊かなメロディの歌わせ方に、
「こりゃ、凄いな」と一気に聞いてしまいました。
多くの指揮者による「シェエラザード」が軟弱に聞こえてしまうほど、
この演奏録音は凄いです。
正規で出たLPやCDを聞いていませんので、
どの程度音が変わっているのか分かりませんが、
VENIASのボックスで今は満足できています。

2017-05-02 16:21

sandpebbles

店長は中学生、高校生の頃は映画少年で、
1週間に1度、お小遣いがないと2週間に1度(^^;、
映画館に足を運んでいました。
どちらかというと、
海外の作品が多く、
大作映画には目がありませんでした。
最近は、目を病んでから映画館にいるのが辛く、
足が遠のいてしましましたが、
たまにDVDやオンデマンドの映画を見ることがあります。

今まで、おびただしく見てきた映画の中で、
最も印象に残っている作品の一つに、
ロバート・ワイズ監督「砲艦サンパブロ」があります。
1926年頃、孫文が死に、
蒋介石が実権を握ったころ、
外国排斥の空気が中国に蔓延し始めた時代の、
揚子江の上流での出来事を舞台にした映画です。
もちろん、映画を見た一番の理由は、
ファンだったスティーブ・マックィーンが主演だったからですが。

映画音楽はジェリー・ゴールドスミスでした。
確か、ジェリー・ゴールドスミスの大作映画の最初の音楽ではなかったかと思います。
テレビドラマ「0011ナポレオン・ソロ」の音楽で、
既に名前を憶えていました。
この後、「トラ!トラ!トラ!」や「パットン大戦車軍団」などが続きます。

映画は中学2年生くらいの頃、
大阪梅田のロードショー(懐かしい言葉ですね)封切館、東映パラスで見ました。
このころの大作映画には、
序曲が幕の開く前に流れることが多かったのですが、
「砲艦サンパブロ」にも、
短いながら序曲がありました。
この序曲がなかなか素晴らしく、
中国の弦楽器や打楽器がリズムを奏でる中、
中華風メロディーが美しく演奏され、
映画の内容を伺わせるように悲劇的に盛り上がります。
スクリーンの幕が開き、
暗い画面の中でメインタイトルで同じく中国の打楽器のリズムに、
重く陰鬱な音楽が暗い画面に流れ、
音楽が悲劇的に盛り上がるのと同時に、
明るさを増す画面に巨大な中国のサンパン、
そのサンパンに抱きかかえらるように砲艦サンパブロが浮かび上がるシーンは、
なかなかに忘れ難いです。

LPでサウンドトラックを購入、
さらに後年にはレーザーディスクやDVDも買ったのですが、
1997年再録音で、
ジェリー・ゴールドスミスが自ら指揮、
サウンドトラックのスコアを演奏したCDがリリースされました。
ところが???、
あれ?、聞き慣れた序曲ではなく
「愛のテーマ」が序曲に組み入れられて流れてくるではありませんか!
元の序曲はどうした!あれが聞きたいのだ!
と怒りに狂った店長は、
さらに4種類のCDを買う羽目に陥ってしまいました。
結果、最近出ている2枚組CDや、
1997年録音でも輸入盤には、
序曲のオリジナルバージョンが(OLTANATE)とカッコつきで収録されていました。

たぶん、あまりに中華風のメロディが、
他の誰かの作品と似ていた...とか、
中国的過ぎてアメリカでは受けが悪かった、
などの理由が考えられますが、
やはり、オリジナルの序曲はとっても素敵です。
画像のCDは、オリジナルLPと同じ曲目曲順ですが、
LPからの復刻であったのか、少し音は悪いです。
でもこの序曲は、
「トラ!トラ!トラ!」のメインタイトルと双璧の、
アジアンテイスト満載のゴールドスミス節を聞くことができます。

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