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そもそも、宝石の価値とは何なのでしょうか。
宝石の持つ価値とは、それを買った人がそれを身に着けることにより、より美しくなり、他人から受けるより高い評価を楽しむことではないでしょうか。
宝石には、他の商品にあるような、即物的な機能はないのです。
つまり、宝石を身に着けたからといって、身体が温かくなるわけでもなく、力が増すわけでもなく、空腹が満たされるわけでもありません。
にもかかわらず、人々は宝石を求め、ジュエリーを着けます。
自分がより美しくなり、より高い社会的な評価を受ける、これ以外に何か特別な理由があるとは思えません。
とすれば、ジュエリーとは、使うものなのです。
逆に言えば、使わないのなら、買うべきではない物とも言えます。
売買の差益を目的に買う、これは明らかに宝石本来の目的とは違うものです。

では逆に、宝石には資産としての価値はないのでしょうか。
そうではありません。むしろ普通に使われる商品のなかで、長いこと使っても、基本的な素材としての価値が減らないという点では、最も優れた商品です。

全ての商品には、使って楽しむという使用価値と、物そのものが持つ素材価値とがあります。
普通の商品、例えば高級自動車とか、着物とかの商品を考えて下さい。
こうした商品は、宝石と同様に、使っている間は他人から誉められ、本人はおおいに気分を良くしているはずです。
しかし、そうした商品の残った価値、つまり古物として売った場合の価格は、使えば使うほど低下するはずです。
この正反対にあるものが素材価値だけで、使用価値の全くない、金の地金のような商品です。
この価値を左右するのは相場だけです。
宝石は、このどちらとも違います。
使用価値を高めても、残る素材価値は減らず、むしろ相場の上昇につれて、若干なりとも素材価値は高まるということを示しています。
ただし、あくまでも原価で考えるということが必要でしょう。
一番最初に述べた、宝石を売買して利益を上げるという考えは、原価がいつ購入価格よりも高くなるか、ということを言っているのであって、これは誰にも分からないことです。
結果として、短期間のうちに素人でも売買差益が出ることもあるでしょうし、逆に素材原価価値が低下して、ほぼ永久に差益が出ないこともあるでしょう。
それは、あくまで結果論であって、宝石を買う目的ではないはずです。

ジュエリーあるいは宝石の価値とは、あくまでそれを使用することによってより高度な生活を楽しむことにあり、素材としての宝石の価値の上がり下がりを目的とすることは、間違いであるのみならず、買う人にとって、宝石を本当に楽しむこともできず、また実際に似合う商品から遠ざかるという、逆の効果をもたらすものです。
もちろん、結果として売買差益が出ることもありますが、それはあくまで結果であって、目的ではありません。

ジュエリーという商品は、即物的な効用を持たないという特徴に加えて、売り手と買い手の間に、商品内容についての大きな知識差があるという特徴を持っています。
このことを考えるならば、ジュエリーという商品についての、正しい情報を提供することは、ほとんどが業者側の責任だと言ってもよいでしょう。

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