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ジュエリーが完成するまでに、どのような工程を経て、どのような素材や技術が必要とされるのでしょうか。
用語の定義のところで書きましたとおり、物としてのジュエリーには土台となる貴金属(つまり金、銀、プラチナ)と、その上にセットするかもしれない宝石からなります。
するかもしれないと言うのは、貴金属だけの製品も多いからです。
使われる技術には、石をカットする研磨技術(ラピダリーと呼びます)と、金属を加工する技術の二つに大別されます。
この外にも、石をセットする技術、金属の表面に線刻を加える彫りの技術、七宝などの技術、といった様々な補助的な技術が加わって、ジュエリーは完成します。

ここまで読まれて、ではデザインあるいはデザイナーの仕事はどこへ行ったと思われる方も多いでしょう。
もちろん、今では製造加工の前に、デザインという仕事が入ります。
しかし、ジュエリーの歴史をひもといてみれば分かりますが、ジュエリーデザインという仕事は、ジュエリー作りの歴史のなかでは、比較的新しいもので、デザインだけが一人歩きするのは、17世紀に入ってのこと、それまでは、職人イコール「デザイナー」というのが普通でした。
しかも、ジュエリーはすべて受注生産で、市場というものがなく、職人が勝手に作るものは皆無でした。
受注主である王侯貴族と職人の親方とが、差し向かいでデザイン、価格、素材などを検討して買い手の指示のままに作っていたのが昔のジュエリーです。

とは言っても、今ではこうした傾向は世界的に見ても薄れ、特に、日本では職人とデザイナーの棲み分けが進み、デザイナーといえば、全く実製作をしないペーパーデザイナーがほとんどです。
むしろデザイナーが逆に過大評価を受け、作る職人が過小評価を受けるほどになっています。
この意味で、現代ではデザイナーがジュエリーを作り上げる技術者の一人になっています。




ジュエリーの素材には、中石と呼ばれる主素材、脇石と呼ばれる副素材、それに貴金属の地金があります。
もちろん、デザインによってこれらの組み合わせは変わります。
小粒のダイヤモンドだけを埋め込んだデザインには、中石はありませんし、地金だけの商品も増えていますし、素材だけを糸で繋いだ真珠の首飾りのような作品もあります。
宝石と呼ばれる素材で、人の手を加えずに美しいものはありません。
最も自然に近い真珠ですら、孔開けが必要ですし、その他のほとんどの宝石類は、研磨あるいはカットと呼ばれる作業が必要です。
ですが、普通はこうした研磨作業がジュエリー業界のおもてに出ることは少なく、人目にさらされることはないのですが、ジュエリー製作のスタートは、やはりこの宝石の採掘、研磨、流通にあると言えるでしょう。

日本の場合、あこや真珠を除いて、ジュエリー産業に使われる素材のほとんどは、輸入に頼っています。
ここで外国で産出しカットされた宝石を、選別し日本に必要とされるものを輸入する輸入業者が必要になります。
地金の場合も、形態こそ若干違うとはいえ、ほぼ同じです。
こうして国内に出揃った素材を見て、さらに市場の動向を考えて、どのようなジュエリーを作るかを考えることになります。
今の日本市場では、この役目を果たすのは主に卸業務に携わる企業が中心のようで、一般には製造卸業と呼ばれます。 
もちろん、製造する人や小売店がみずから企画に当たる場合もありますが、今のところでは例外と言えるでしょう。

ジュエリーを実際に作る企業はメーカーと呼ばれ、主に東京の台東区と山梨県甲府市に集中しています。
ここで始めて、素材を持つ卸業者、メーカー、それに商品企画を担当するデザイナーとが一同に会し、使う素材、販売価格、デザイン、ジュエリーの種類などを検討することとなります。ジュエリー生産の現場とは、この場所を言います。

こうして作られたジュエリーは、この製造卸業者の手元に集まり、ついで商品の流通のみをつかさどる卸業者へと販売されます。
卸業者は自社系列の小売店、あるいは百貨店のなかに売り場を持つ販売業者に、商品を提供し買ってもらうことになり、ここで初めて作られたジュエリーは、末端の顧客と対面することになります。

このように、一つのジュエリーが店先に並ぶまでには、研磨業者、輸入業者、製造卸、メーカー、デザイナー、卸業者、そして小売店や百貨店という販売業者が必要になります。
それぞれが自分の専門性を生かし、得意の仕事をすることによって、初めてジュエリーという複雑な商品が生まれてくるのです。

では、一般にジュエリーと呼ばれて市場で売買されている商品には、どのような種類があるのでしょうか。
歴史的な、あるいは民族学的な研究をすれば、無限に近いほどの作品があるのですが、商品としてのジュエリーと呼ばれるものは、次のとおりでしょう。

(1)ネックレス、あるいは首飾り
(2)ペンダント
(3)イヤリング、あるいは耳飾り
(4)ブローチ、あるいは胸飾り
(5)リング、あるいは指輪
(6)ブレスレット、あるいは腕輪
(7)帯留
(8)男性用装身具:カフリンク、タイピン、タイタック、スタッド

このほかにも、使う場所が限定されたり、服装に限定があるようなジュエリーとして、ティアラ、アームレット、アンクレット、櫛、笄、かんざしなどがあります。
これらの商品は帯留と男性用のもの、それにブローチを除いて、すでにギリシャ・ローマ以前の古代社会から存在しており、多くのものが男性用のものとして発生したことで、これは記憶に価します。

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