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人類が地球上のどこで、いつごろ発生したかについては、様々な議論のあるところですが、現在分かっている人類学の知見では、約60万年前頃、地球上の各地で、人類の祖先らしきものが発生したとされています。
人類誕生以後の長い時代を旧石器時代と呼び、その後の約1万年前頃から、中石器時代が始まります。
今日、文明と呼ばれるものが発生したのは、エジプト、メソポタミア、中国などで、現存する遺品あるいは書かれた歴史が残る時代としては、紀元前2500年前後からとするのが普通です。
文明誕生以後だけでも、人類の歴史は優に5000年近くになるわけです。

考古学上の遺跡から、出土する物は様々です。
遺物のなかで最も多いのは、日常生活に必要な食器、武器、祭祀(さいし)のための祭器、そして装身具です。
驚くことに、装身具の方が武器を上回っています。
人間の生活の中で、装身具が大変重要な役割を果たしていたことがよく分かります。
もちろん、装身具といってもこの時代のものは、現在の装身具のように貴金属を使い精緻な細工をほどこしたものだけではありません。
宝石や金銀もありますが、粘土、石、焼き物、動物の牙、鳥の羽根、植物の実などが、装身具の素材に使われています。
この意味では、現在の装身具あるいはジュエリーという言葉の定義には合いません。
装身具の起源あるいはその歴史については、別の項目で扱うこととして装身具という言葉、あるいはそれに関連した多くの言葉を、まず整理しておく必要があるでしょう。




人類が身を飾る道具である装身具を表現する言葉はたくさんあります。
ざっと挙げただけでも、装身具、装飾品、宝飾品、貴金属、宝石、ジュエル、ジュエリー、アクセサリー、ファインジュエリー、コスチュームジュエリー、ファッションジュエリー、アクセソワール、ビジュー、イミテーションなどと、それぞれの言葉が一人歩きしていると言っても過言ではありません。
こうした言葉は、これから学習を続けてゆく上で混乱のもとともなりかねませんので、ここで一応の整理をしておきたいと思います。

装身具という言葉は、最も広い意味を持つもので、人間が身体を飾るのに用いる全てのものをさします。
素材、デザイン、用途、使う場所、作られた場所や理由などを、一切問いません。
この言葉の語源は、英語のアクセサリー accessory、あるいは仏語のアクセソワール accessoire の訳語です。
英仏語の方は最も意味が広く、靴、バッグ、手袋などの身辺雑貨品も含みます。
日本語の場合には、意味がより狭く、装身具に限定するのが普通です。
この意味で日本では、装身具、アクセサリー、アクセソワールは同義語といえます。
ただ現代の日本語では、アクセサリーという言葉を、この後に述べるコスチュームジュエリーの意味で使う場合もありますので注意が必要です。

宝飾品とは、日本語としては、ややこなれない言葉ですが、英語の
ジュエリー jewellery(米語では jewelry)の訳語です。
これは装身具のうち、使用する素材に制限のあるもの、つまり地金には金、銀、プラチナ類を使用し、天然あるいは人工の宝石素材のみを使用したものと定義します。
この意味で宝飾品とジュエリーとは同義語です。

ファインジュエリーとは、コスチュームジュエリーと対比をなす言葉で、原則として、ファインジュエリー fine jewellery とは、使用素材に限定のあるものを言い、コスチュームジュエリー costume jewellery とは、使用素材を限定しないものを言います。金銭的な高低は問いません。
ファッションジュエリーとは、このコスチュームジュエリーと同義に使われる場合が普通です。

装飾品という言葉もこなれない日本語ですが、これは英語のオーナメント ornament の訳語で、人間が日常生活で使う品物全般のなかで、機能とは別の装飾性をそなえたもの全体をさす言葉とします。
装身具も含まれますが、それ以外にも、家具、日用雑器、インテリア、衣服とその附属品なども広く含まれます。

ジュエル jewel(仏語ではビジュー bijou)とは意味の広い言葉で、宝石そのもの、あるいは宝石を使った装身具全体を意味しますが、日本ではあまり普通には使われません。
貴金属、宝石という言葉は、ジュエリー全般を意味するものとして誤用されることがあります。
貴金属とは、金、銀、それにプラチナ類のことで、宝石とは天然に産出する物質のなかで、人間が美しさを認める物質を言いますので、これを装身具あるいはジュエリーの意味に用いることは完全に間違いでしょう。

イミテーションという言葉は、今ではあまり使われませんが、かつては安価な模造素材を使った装身具を意味するものとして使われました。
この意味では、現在のコスチュームジュエリーにあたると言えないこともありませんが、内容的にはかなりの隔たりがあると思います。
とにかく、日本語には、宝石ではない素材を使って、いかにも高そうに見せ掛けた偽者という悪いイメージを持つものとして、このイミテーションを始めに、模造品、アクセサリー、コスチュームジュエリーといった言葉がありますので注意が必要です。


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