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2018/08/16 15:16

8/11付。今週のビルボード・シングル・チャートから。






今週の第1位は4週連続でドレイクの「In My Feelings」です。9540万ストリームスでストリーミング・チャート4週連続第1位。9540万は週間ストリームスランキングでは歴代6位です。この曲を使って自作のダンスをアップしている『#InMyFeelingsChallenge』が大流行。みんなどんなダンスをしているのか、視聴するたびにオリジナルが使われているためストリーミング・チャートの集計対象になります。そして8/2にオリジナルのビデオがリリースされました。これは来週8/18付でフルに1週間分がカウントされますのでまたストリーミングがアップするかも?デジタル・セールスも4週連続第1位。ラジオ・ソングスは5位から3位にあっという間に上がってきましたね。HOT100での1位週数もまだまだ伸びそうです。ラップのHOT100連続1位週数も今週で29になりました。




第3位には先週の4位からシックスナイン・フィーチャリング・ニッキー・ミナージュ&マーダ・ビーツの「FEFE」がアップしました。7/22にリリースされたので先週は5日間でのセールス集計でした。今週は1週間フルにカウントされて先週より44%もアップ、6580万ストリームスを記録してこれはHOT100上昇の支えになっています。ストリーミング・チャートでは1位が強すぎるので堂々の2位変わらずです。




第5位にはDJキャレド・フィーチャリング・ジャスティン・ビーバー、チャンス・ザ・ラッパー&クエヴォの「No Brainer」がHOT100にいきなり初登場しました。これにリル・ウェインがいたら昨年1位になった「I'm The One」のメンバーですね。7/27リリースでストリーミング5位、デジタル・セールス2位、ラジオ・ソングス28位にそれぞれ初登場しています。DJキャレドが4曲目、ジャスティンが14曲目、チャンス・ザ・ラッパーが2曲目、クエヴォがソロで5曲目のTOP10入りです。ジャスティン・ビーバーは70曲目のHOT100ヒットとなりました。




今週は10位から9位にアップしたのがタイガ・フィーチャリング・オフセットの「Taste」で、ミーゴスのメンバー、クエヴォとオフセットがTOP10に同時に違う曲でエントリーしました。グループのメンバーがソロで違う曲で同時にTOP10に入ったのはビートルズ、イーグルス、そしてミーゴス。ビートルズは解散後、イーグルスは活動停止中でした。他にもあるかもしれません。


3週続いた第3位から4位へダウンしたのがマルーン5・フィーチャリング・カーディBの「Girls Like You」です。今週アダルト・ポップ・ソングス・チャートで1位になりました。マルーン5はポップ・チャートのエアプレイでは強いです。これで13曲目の第1位。歴代1位です。2位がピンクの9曲。ケイティ・ペリーが8曲で3位となっています。また1位週数でもダントツで今週で73週目。歴代2位がマッチボックス・トゥエンティの54週。以下サンタナ47週、ロブ・トーマス40週、ピンク37週と続いています。


15位から17位にダウンしたのがゼッド、マレン・モリス&グレイの「The Middle」です。今週もダンス/エレクトロニック・ソングス・チャートで第1位。通算27週目となってこのチャートの歴代1位タイの1位週数となりました。2016-17年にチェインスモーカーズ・フィーチャリング・ホールジーが「Closer」で27週間の1位を記録しています。チャートは2013年1月にスタート。まだまだ歴史は浅いです。この週からストリーミングが集計に加わってチャートの歴史が大きく変わりました。チェインスモーカーズはエミリー・ウォーレンをフィーチャリングした「Side Effects」が先週の45位から今週7位にアップしていますので、これが次の1位になるかもしれません。






HOT100では33位から今週最高位の32位にアップしているのがブレット・ヤングの「Mercy」です。今週カントリー・エアプレイ・チャートで1位になりました。この曲はデビュー・アルバム『Brett Young』からの4曲目のヒットでそのうち3曲が連続でカントリー・エアプレイ・チャートで1位になっています。アルバムは2017年3/4付でカントリー・アルバム・チャート第2位に初登場してこれが最高位でした。ファースト・シングル「Sleep Without You」はアルバムに先駆けてリリースされて2016年12月に最高位2位を記録。セカンド・シングル「Like I Loved You」が今年の1/3に1位。続いて「In Case You Didn't Know」が6/10から2週間第1位。そしてこの曲です。1枚のアルバムから時間をかけてヒット曲をだしていくのがカントリーのやり方。決して同時に何曲もチャートインということはありません。でもまれにガース・ブルックスとか久しぶりに大物が出すとエアプレイ・チャートに同時に何曲も初登場ということはありましたが例外中の例外です。ヒップホップではそれが当然になっていますが。ストリーミングがチャートへのエントリーや順位に大きく影響を与えているため、今の集計方法では仕方がないことです。





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8/11付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。






今週も第1位は初登場から5週連続第1位のドレイク『Scorpion』です。145,000EAU、実売は12,000枚。週間ストリーミング数は1億6960万で歴代20位です。週間ストリーミング数ランキングのTOP20に『Scorpion』が5ポジションを占めました。初登場以来5週連続第1位というのは2016年5/21に初登場して7/16まで9週連続第1位になったドレイクの『Views』以来です。初登場からの連続1位記録は、13週。スティーヴィー・ワンダーの『Songs In The Key Of Life』(1976/10/16-1977/1/8)です。『Whitney II』も初登場以来11週連続第1位(1987/6/7-9/5)でした。




アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。


今週のTOP10内初登場は3枚です。





第2位に初登場したのが、ケニー・チェズニーのカントリー・アルバム・チャート16枚目のNo.1アルバム『Songs For The Saints』です。77,000EAU、実売は65,000枚のセールスでした。ワーナー・ナッシュビル移籍第1弾。ビルボード200では15枚目のTOP10入り(うち8枚がNo.1)となりました。実売セールスでは今週第1位です。カントリーでの16枚の1位はマール・ハガード、ティム・マックグロウと並んで歴代4位タイ。1位がジョージ・ストレイトの26枚、2位がガース・ブルックスとウィリー・ネルソンで17枚となっております。このアルバムにはジミー・バフェットやジギー・マーリー、ミンディ・スミスなどが参加しています。

昨年アメリカを襲い、多大な被害を出したハリケーン『イルマ』ですが、ケニー・チェズニーが住んでいるカリブ海に面し、プエルト・リコの東側に位置するイギリス領バージン諸島のセント・ジョン島も大きな被害を受けました。彼の家も被災したそうです。ケニー・チェズニーはハリケーン『イルマ』の被災者支援のための基金、『Love For Love City Fund』を設立しています。今回のこのアルバム『Sond For The Saints』は収益の100%をその基金に寄付するとのことです。





第8位にはヘイルストームの『Vicious』が初登場。29,000EAU、実売は27,000枚のセールスでした。2015年の前作『Into The Wild Life』(最高位5位)に続く2枚目のTOP10入りとなりました。





第10位は『Baptized』(最高位6位)以来5年ぶりのスタジオ・アルバムのリリースとなったドートリーの『Cage To Rattle』が初登場です。5枚目のTOP10入りです。





ところでビルボード200で今週3位にランクされているのがポスト・マローンの『beerbongs & bentleys』ですが、デビュー・アルバム『Stoney』も18位と登場86週目になりますがまだTOP20に入っています。このアルバムはR&Bヒップホップ・アルバム・チャートでは第9位でTOP10に入っているのですが、今週そのTOP10週数が77週となり、マイケル・ジャクソンの『Thriller』を抜いてR&Bヒップホップ・アルバム・チャートでは最多TOP10週数となりました。チャートは1965年にスタートしています。『Stoney』はR&Bでは2017年12/16に初めて1位になり、その後今年の1/27と2/3の合計3週間1位になっています。ビルボード200の方では最高位は第4位でした。R&Bでは実に登場から51週目でようやく第1位になり、初登場から1位までのスロー記録第1位となっています。このアルバムの前は40週目で1位になったガイの『Guy』でした。

R&Bヒップホップ・アルバム・チャートTOP10週数ランキング

 1位 77週 Stoney / Post Malone (2016-18)
 2位 76週 Thriller / Michael Jackson (1983-84)
 3位 64週 Whitney Houston / Whitney Houston (1985-86)
 4位 63週 The E.N.D. / Black Eyed Peas (2009-10)
 5位 59週 The Heist / Macklemore & Ryan Lewis (2012-14)
 6位 58週 Recovery / Eminem (2010-11)
 7位 58週 Can't Slow Down / Lionel Richie (1983-84)
 8位 56週 Control / Janet Jackson (1986-87)
 9位 55週 Rapture / Anita Baker (1986-87)
10位 54週 24K Magic / Bruno Mars (2016-18)




第9位にはサウンドトラック『The Greatest Showman』が入っています。このアルバムは昨年12/30付で71位に初登場、翌週63位、そして3週目に第5位とTOP10に入りました。その後1週間だけTOP10を外れますが、今週TOP10週数が30週目となりました。過去50年ではTOP10に30週以上チャートインしたサウンドトラックはたった7枚しかありません。すべてご紹介します。1968年以前はたくさんあると思います。

1位 48週 The Dirty Dancing (1987-88)
2位 42週 The Bodyguard (1992,93,94)
3位 41週 Frozen (2014)
4位 37週 Purple Rain (1984-1985)
5位 35週 Saturday Night Fever (1978)
6位 31週 The Lion King (1994-1995).
7位 30週 The Greatest Showman (2018)




82位に初登場したのがボズ・スキャッグスの『Out Of The Blues』です。ブルース・アルバム・チャートでは3枚目の第1位となりました。9,000枚のセールスです。9,000EAUなんですがほとんど実売とのことでした。ボズ・スキャッグスはビルボード200ではNo.1がないんですね。1971年『Moments』で初めてチャートインしました。1976年年間17位、77年第8位の大ヒットアルバム『Silk Degrees』の最高位2位が最高順位です。この2位が5週連続だったのですが最初の4週間がピーター・フランプトンの『Frampton Comes Alive』の下で、そしてこのアルバムが1位から落ちてボズが1位になるかと思いきや、スティーヴィー・ワンダーの『Songs In The Key Of Life』が当時としては驚異の初登場1位で『Silk Degrees』は1位になれませんでした。HOT100で最高位2位10週間だったフォリナーの「Waiting For A Girl Like You」に似ています。91年6/29のスキッド・ロウ『Slave To The Grind』から集計方法が変わって初登場1位が大半になるのですが、それまではビルボード・アルバム・チャート(現ビルボード200)での初登場1位は75年に2枚、76年1枚、86年1枚、87年に2枚とこれしかありませんでした。

最終更新:2018/08/16 17:22

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2018/08/16 15:11

8/4付。今週のビルボード・シングル・チャートから。




今週も第1位は3週連続でドレイクの「In My Feelings」です。前週比8%マイナスとはいえ、1億620万ストリームス!週間ストリーミング数ランキングでバウアー「Harlem Shake」を抜いて歴代2位に入りました。恐ろしや『#InMyFeelingsChallenge』!ストリーミング、デジタル・セールスともに3週連続第1位。ラジオ・ソングスでは14位から第5位に急上昇しました。ラジオ・ソングス・チャートで登場3週目でのTOP5入りは2016年6/4のジャスティン・ティンバーレイク「Can't Stop The Feeling!」以来です。21曲目のラジオ・ソングスTOP10ヒットとなりました。リル・ウェインを抜いて男性ソロでは歴代単独1位の曲数です。オール・アーティストではリアーナ(29曲)、マライア・キャリー(23曲)に次いで歴代3位です。

今週もラップ・ソングが1位なのでラップ・ソングのNo.1独占は2/3付のドレイク「God' Plan」から始まって27週連続と記録を更新中です。




第3位は先週と変わらずでこれで3週連続第3位のマルーン5・フィーチャリング・カーディBの「Girls Like You」です。今週ラジオ・ソングス・チャートで6曲目の1位になりました。マルーン5はボーイズ・トゥー・メンを抜いてグループでは単独1位のNo.1曲数となりました。ちなみにグループ3位は4曲でデスティニーズ・チャイルドです。カーディBは3曲目の第1位です。ポップ・ソングス・チャートでも今週第1位となり、通算10曲目の第1位となりました。こちらではリアーナとケイティ・ペリーの11曲に次いで歴代3位。






第4位にはシックスナイン・フィーチャリング・ニッキー・ミナージュ&マーダ・ビーツの「FeFe」がHOT100初登場です。4570万ストリームスでストリーミング・チャート第2位、デジタル・セールスでは第6位にそれぞれ初登場しました。シックスナインのデビュー・シングル「Gummo」は昨年12月に最高位12位でしたので初のTOP10ヒットです。ニッキー・ミナージュは17曲目のTOP10ヒット。女性ラップ・アーティストでは9曲のミッシー・エリオットを大きく引き離して1位独走中。HOT100でも93曲目のエントリーとなり、カニエ・ウエストを抜いて歴代単独6位となりました。5位は98曲でジェイZです。マーダ・ビーツはカナダのソングライター、プロデューサーで初のHOT100入りとなりましたが、ソングライター、プロデューサーとしては18曲目のエントリーです。ドレイクの3回1位に返り咲いた「Nice For What」もプロデューサーで参加しています。

R&Bヒップホップ・ソングス・チャートではこの曲は3位に初登場しました。ニッキー・ミナージュは28曲目のTOP10ヒット。ビヨンセ、マライア・キャリーと27曲で並んでいましたが彼女たちを抜いて女性アーティストでは歴代単独3位となりました。上の2人は31曲のジャネット・ジャクソン、そして52曲の女王アレサ・フランクリンです。


14位から15位に下がったのがゼッド、マレン・モリス&グレイの「The Middle」です。ダンス/エレクトロニック・ソングス・チャートで26週目の第1位となり、このチャートでの最多1位週数記録歴代2位のアヴィーチー「Wake Me Up!」(2013)に並びました。歴代1位は27週のチェインスモーカー・フィーチャリング・ホールジーの「Closer」。あと1週です。このほどフォーブス誌が発表したDJ年収ランキング!すごいです。ゼッドは昨年何位でしょう。1ドル=112円で4800万ドルは53億7600万円。凄すぎて...カルヴィン・ハリスは6年連続第1位。いったい6年間だけでいくら?


 1位 4800万ドル カルヴィン・ハリス
 2位 4550万ドル チェインスモーカーズ
 3位 3300万ドル ティエスト
 4位 2800万ドル スティーヴ・アオキ
 5位 2300万ドル マシュメロ
 6位 2200万ドル ゼッド
 7位 2000万ドル ディプロ
 8位 1500万ドル デヴィッド・ゲッタ
 9位 1350万ドル カスケイド
10位 1300万ドル マーティン・ギャリックス





17位から20位にダウンしたのがビービー・レクサ&フロリダ・ジョージア・ラインの「Meant To Be」です。最高位は第2位。今週HOT100登場40週目となりました。カントリー・ソングス・チャートではHOT100に遅れて登場。昨年12/16に第1位に初登場してから今週まで実に35週間連続第1位です。ついに昨年サム・ハントが「Body Like A Back Road」で記録した34週1位を抜いてしまいました。カントリー・ソングス・チャートの1位週数記録では3位がフロリダ・ジョージア・ラインの「Cruise」(24週、2012-13)、4位がリロイ・ヴァン・ダイク「Walk On By」(19週、61-62)、5位がフロリダ・ジョージア・ラインの「H.O.L.Y.」(18週、2016)なんです。TOP3にフロリダ・ジョージア・ラインが3曲。日本ではどのくらいの知名度なんだろう。ラジオでかかってますか?「Meant To Be」のソング・ライターはビービ・レクサ、タイラー・ハバード(フロリダ・ジョージア・ライン)、ジョシュ・ミラー、デヴィッド・ガルシアとなっています。ビービー・レクサもこの新記録に自分に影響を与えてくれたカントリー・アーティストの名前をあげて感謝のコメントをしていました。



最高位11位で今週まで3週連続23位にとどまっているのがショーン・メンデンスの「In My Blood」です。8/8に20歳になります。まだ10代。アダルト・ポップ・ソングス・チャートは96年にスタートしたのですが、このチャートで4曲目の第1位になりました。このチャートで10代で4曲のNo.1は彼だけです。「Stitches」(1週、2016/2/6)、「Treat You Better」(6週、2016/10/22-11/26)、「There's Nothing Holdin' Me Back」(5週、2017/9/9-9/30, 10/14)と1位を記録しました。10代でのNo.1曲数歴代2位は2曲でアヴリル・ラヴィーン(「Complicated」(2002)、「I'm With You」(2003))、ロード(「Royals」(2013)、「Team」(2014))が記録していました。




37位に初登場したのがイマジン・ドラゴンズの「Natural」です。ESPNの2018-2019の大学サッカーのテーマソングとしてリリースされました。この曲がロック・ソングス・チャートで今週13位から4位にアップ。その上3位が「Believe」(29週間第1位)、2位が「Whatever It Takes」(17週間第1位)、そして第1位が「Thunder」(22週間第1位)。そうなんです。ロック・ソングス・チャートでは上位4曲をイマジン・ドラゴンズが独占しました。このチャートでは初めての出来事です。先週までイマジン・ドラゴンズはTOP3を15週間独占してきました。




45位からアップ、今週最高位の43位にいるのがジェイク・オーウェンの「I Was Jack (You Were Diane)」です。このタイトルだけでもう「Jack & Diane」に関係している歌?と思いますね。そしてソングライターを見るとジョン・メレンキャンプの名前があります。この曲は82年第1位になったジョン・メレンキャンプ(当時はジョン・クーガー)の「Jack & Diane」にヒントを得て作られました。この曲を聴いていたころ、僕がジャックで君がダイアンだった。あの頃を思い出す...という感じです。さらに途中のギターのフレーズがジョン・メレンキャンプ。ジェイク・オーウェンはこの曲でカントリー・エアプレイ・チャートで9曲目のTOP10ヒットを記録し、今週通算7曲目の第1位に輝きました。




さて今週はHOT100がスタートした1958年8/4から60周年ということでビルボードがいろいろなデータを発表していました。HOT100ができる前までは4種類のチャートがメイン・チャートとして存在していました。なかでも55年11/12にスタートしたTOP100は全米のレコード・ディーラー、ディスク・ジョッキー、ジュークボックス・オペレーターからデータを集めて作成されていました。これが57年7/1から名前も「TOP100 Sides」に変更になり、レコード・ディーラーだけのデータを載せるようになりました。ただ1940年7/20からビルボードはベスト・セラーズ・チャートを発表しています。こちらは小売店でのデータを集計してランキングしてきました。TOP100では小売店ではなくレコード・ディーラー、つまり出荷枚数のデータをランキングしています。断り書きにもこのチャートは「サイド」「ソング」のチャートであってレコード・セールスのチャートではないとありました。そんなTOP100の58年7/28付で第2位だったリッキー・ネルソンの「Poor Little Fool」がHOT100第1週目のNo.1ソングです。TOP100から見るとHOT100へに移行で31曲が入れ替わりました。ちなみにエアプレイだけでもHOT100入りできるようになった98年12/5付では前週から60曲が入れ替わっています。ではHOT100の60年間集計での各ジャンルのトップをご紹介します。

TOP100ソングスに入った曲数でのソングライターでは、バリー・ギブ、ポール・マッカートニーが5曲でトップ。プロデューサーではビー・ジーズ、アンディ・ギブのプロデューサーのアルビー・ガルテン&バリー・ギブ&カール・リチャードソンと、ビートルズ、ポール・マッカートニー、エルトン・ジョンのプロデュースでジョージ・マーティンがそれぞれ5曲でトップでした。

58年8/4から18年7/21までの毎週の全曲のデータを集計して発表されたものからは、

男性アーティスト:
1位エルトン・ジョン 2位エルヴィス・プレスリー 3位スティーヴィー・ワンダー

女性アーティスト:
1位マドンナ 2位マライア・キャリー 3位ジャネット・ジャクソン

デュオ&グループ:
1位ビートルズ 2位ローリング・ストーンズ 3位ビー・ジーズ

これを総合したトップ・アーティストでは
1位ビートルズ 2位マドンナ 3位エルトン・ジョン となっていました。

オールタイムTOP600ソングスの上位10曲は以下のとおりです。

 1位 The Twist / Chubby Checker
 2位 Smooth / Santana Feat. Rob Thomas
 3位 Mack the Knife / Bobby Darin
 4位 Uptown Funk! / Mark Ronson Feat. Bruno Mars
 5位 How Do I Live / LeAnn Rimes
 6位 Party Rock Anthem / LMFAO Feat. Lauren Bennett & GoonRock
 7位 I Gotta Feeling / Black Eyed Peas
 8位 Macarena (Bayside Boys Mix) / Los Del Rio
 9位 Shape of You / Ed Sheeran
10位 Physical / Olivia Newton-John


ビルボードでは入れ替わりが激しい時に生き残った曲に価値を与える方式での計算ですのでたとえば1位=100点、2位=99点などのような1位から100位までの決まったポイントで60年間計算されているわけではありません。あめりかん☆ぱいでも70年代、80年代TOP1000を発表していますが、基本的にこの方式に基づいて計算しています。もちろん、ビルボードのベースになるポイントは知りませんし、そのベースになるポイントに掛ける係数の算出もあめりかん☆ぱい独自の計算方式です。でも入れ替わりが激しい時代に生き残った曲に価値を付けました。HOT100ではチャートのエントリー・ルールが途中で何度か変わっていることもあって、HOT100の週数や1位週数が短くても、それより長い曲よりオールタイム・ランキングが上になるパターンが数多く見受けられます。あめりかん☆ぱいでは何年先になるかわかりませんが、エアプレイのヒットも含め、初めてビルボードのチャートにアーティストと曲の両方が掲載された1938年10月からの全曲を集計してオールタイムTOP1000を出したいと思っています。いつになるかわかりませんが。



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8/4付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。






今週の第1位は初登場から4週連続でドレイクの『Scorpion』です。184,000EAU、実売は15,000枚。ドレイクのCD買う人、いない!週間ストリーミング数は2億1150万で歴代11位です。ビルボード200では8枚目の第1位ですが、今週で通算1位獲得週数が25週となり、ジェイZとタイになりました。ヒップホップ・アーティストでは歴代2位タイです。1位はエミネムで32週。



アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。


今週のTOP10内初登場はありませんでした。





先週の20位から3位にジャンプアップしたのがサウンドトラック『Mamma Mia!: Here We Go Again』。7/20に映画が全米一般公開になりサウンドトラックも売れました。48,000EAU、実売は32,000枚です。合わせて、前作の『Mamma Mia!』が89位から21位、アバのベスト盤『Gold: Greatest Hits』が86位から25位へアップしています。今年のサウンドトラックのTOP10は、『Fifty Shades Freed』(最高位5位)、『Black Panther: The Album』(最高位1位、3週間)、『The Greatest Showman』(最高位1位、2週間)とこのアルバムで4枚目となりました。





116位にケンドリック・ラマーの『good kid, m.A.A.d city』(最高位2位)が入っています。このアルバム、今週でビルボード200登場300週目になりました。惜しかったのは2014年12/6付。この週だけこのアルバム、圏外だったのです。この週チャートインしていれば初登場から先週で連続300週間チャートインという大記録でしたが。ビルボード200で300週以上チャートインしたアルバムはこれで22枚目になりました。登場週数第1位はピンク・フロイド『Dark Side Of The Moon』の937週。第2位がボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズの『Legend: The Best Of』の532週です。こちらは今週も60位に入っていました。今週のビルボード200では300週以上登場しているアルバムが12枚もあります。次に達成しそうなのが先週の45位から今週38位にアップしているクイーンの『Greatest Hits』。今週で298週目のチャートインです。





ところでUKのアルバム・チャートにはコンピレーション・アルバムのランキングを別に発表しているのですが、『Now 100』が今週第1位になっております。これに合わせてリリースされた83年の『Now 1』が第2位。この『Now』シリーズは通算655週目の第1位でこの35年間で1億2000万枚を売り上げました。

最終更新:2018/08/16 15:12

2018/08/16 15:07

7/28付。今週のビルボード・シングル・チャートから。





今週も第1位はドレイク「In My Feelings」。2週連続第1位です。UKでも今週第1位になりました。この曲を使って自分でビデオを作ってアップする。これが今流行っています。このビデオを視聴すると、オリジナルの「In My Feeling」が使われているため「In My Feeling」のストリーミング数にカウントされるというシステムでストリーミング数を稼いでいます。まさにあのバウアーの「Harlem Shake」(2013年3/2-3/30,5週連続第1位、2013年年間第4位)状態なんです。7/10にインスタグラム・コメディアンのシギーがこれを始めてからこの『#InMyFeelingChallange』が大流行。『Harlem Shake』が2013年3/2の週に記録した1億310万ストリームスを抜いてしまいました。今週前週比なんとプラス62%の1億1620万ストリームスでストリーミング・チャート2週連続第1位です。オフィシャル・ビデオがリリースされていない状態でこの数字です。おかげでデジタル・セールスも好調。115,000ダウンロードでこちらも2週連続第1位。このチャートで10万ダウンロードを超えたのは5/5付でアリアナ・グランデの「No Tears Left To Cry」(100,000DL)以来。ラジオ・ソングスでは29位から14位へ急上昇しています。これでHOT100では26週連続ラップ・ソングが1位を独占。

週間ストリーミング数ランキング

1位 1億1620万 In My Feelings / Drake (2018/7/28)
2位 1億 310万 Harlem Shake / Baauer (2013/3/2)
3位 1億 170万 God's Plan / Drake (2018/3/3)
4位   9760万 Harlem Shake / Baauer (2013/3/9)
5位   9280万 God's Plan / Drake (2018/3/10)
6位   8450万 Look What You Made Me Do / Taylor Swift (2017/9/16)
7位   8330万 God's Plan / Drake (2018/2/10)
8位   8240万 God's Plan / Drake (2018/2/3)
9位   8180万 God's Plan / Drake (2018/3/17)
10位  7960万 God's Plan / Drake (2018/2/17)
11位  7550万 God's Plan / Drake (2018/2/24)
12位  7290万 God's Plan / Drake (2018/3/24)
13位  7170万 In My Feelings / Drake (2018/7/21)


上位13曲中ドレイクが10曲!2013年1/26にストリーミング・ソングス・チャートはスタートしていますがドレイクのためのチャート!になっています。ちなみにこのランキングで8つのポジションを占めているドレイクの「God's Plan」ですが、今週は6位から10位へダウンしています。HOT100=26週目。この曲は初登場が1位でしたので今週まで初登場以来26週連続でTOP10をキープしているんです。初登場以来26週連続TOP10は歴代3位の週数です。TOP10=26週以上はこの曲が11曲目となりました。

初登場以来連続TOP10週数ランキング
1位 33週 Ed Sheeran / Shape of You (2017)
2位 32週 The Chainsmokers Featuring Halsey / Closer (2016-17).
3位 26週 Drake / God' Plan (2018)






11位にはアリアナ・グランデの「God Is A Woman」が初登場。28曲目のHOT100ヒット、13曲目のTOP40ヒットとなりました。7/13にオフィシャル・ビデオがリリースされました。デジタル・セールス4位、ストリーミングは8位にそれぞれ初登場しました。8/17にリリースされるアルバム『Sweetener』から「No Tears Left To Cry」(最高位3位)に続いてのTOP10入りが期待されます。




15位から12位へアップしたのがテイラー・スウィフトの「Delicate」。ポップ・ソングス・チャートでは通算9曲目の第1位となりました。9曲の1位はマルーン5、ブルーノ・マーズ、ピンクと並んで歴代3位タイです。アルバム『Reputation』は今週登場36週目で14位。36週間すべてTOP40内に入っています。昨年12/2に初登場第1位で合計4週間1位になりました。アルバム初登場週に121万枚ものセールスを記録したので2018年年間1位かと思いましたが、どうでしょう。


13位から14位へダウンしているのがゼッド、マレン・モリス&グレイの「The Middle」です。登場25週目で最高位は第5位。今週アダルト・コンテンポラリー・チャートで第1位になりました。先週まで22週連続で1位を続けていたエド・シーラン「Perfect」の1位をストップさせました。この曲はクロスオーバー・ヒットでアダルト・コンテンポラリーだけでなく、ダンス/エレクトロニック・ソングス・チャートでは今週25週目の第1位なんです。ダンス・エアプレイでは11週間の第1位、ポップソングスでは7週間、アダルト・ポップ・ソングスでも7週間第1位を記録しています。





14位から17位にダウンしたのがビービー・レクサ&フロリダ・ジョージア・ラインの「Meant To Be」(最高位2位)です。登場39週目。年間チャートでも上位にいきそうです。カントリー・ソングス・チャートではかなり前に年間1位を決めている!昨年の12/16の初登場以来34週連続第1位。ということでこのチャートの1位週数記録、サム・ハントが昨年「Body Like A Back Road」で記録した34週にとうとう並んでしまいました。この2曲のおかげで何曲が最高位2位で沈んでいったのでしょうか。カントリー・ストリーミングで30週目の第1位。カントリー・デジタル・ソングスでは22週間第1位を記録して今週は第6位。カントリー・エアプレイチャートでは4/28に第1位を記録。さらにカントリー以外でもアダルト・ポップ・ソングス・チャートで2週間第1位。ラジオ・ソングス・チャートでも5週間第1位を記録しています。カントリー・ソングス・チャートではフロリダ・ジョージア・ラインは今週で90週目の第1位となりました。歴代1位独走中です。しかもたった6曲で。歴代2位はジョージ・ストレイトの84週です。




カントリー・ソングの他の曲もご紹介しましょう。HOT100では35位から31位に上がったのが7/27にアルバム『Songs For The Saints』がリリースされるケニー・チェズニーの「Get Along」です。今週カントリー・エアプレイ・チャートで2週目の第1位になりました。通算30曲目の第1位です。


オルタナティヴ・ソングス・チャートで先週8位初登場からいきなり登場2週目で第1位になったのがトゥエンティ・ワン・パイロッツの「Jumpsuit」です。5枚目のアルバム『Trench』(発売日未定)からのファースト・シングルです。このチャートで登場2週目で第1位になったのは2009年5月のグリーン・デイ「Know Your Enemy」以来です。トゥエンティ・ワン・パイロッツはREMと並んで歴代9位となる通算31週目の第1位。歴代1位は86週でレッド・ホット・チリ・ペッパーズです。


今週56位に初登場したのがベニー・ブランコ、ホールジー&キャリドの「Eastside」です。ホールジーは今年だけで4曲のHOT100入りで通算では10曲目のHOT100入り。キャレドは今年だけで何と8曲目のHOT100入り。それもすべてコラボでの登場です。通算では14曲目のHOT100ヒット。今年大ブレイクですね。そしてベニー・ブランコは初のHOT100入り、アーティストとしては。そうなんです。この人若干30歳にしてすでにHOT100ヒットには欠かせない人になっているんです。ソングライター、プロデューサーとして数多くの大ヒット曲に携わってきました。というより彼が手掛けた曲が数多く大ヒットしているといった方がいいかもしれません。ソングライター、プロデューサーとして参加したNo.1ヒットだけでもケシャ「Tik Tok」、「We R Who We R」、ケイティ・ペリー・フィーチャリング・スヌープ・ドッグ「California Gurls」、マルーン5・フィーチャリング・クリスティーナ・アギレラ「Moves Like Jagger」、リアーナ「Diamonds」、ジャスティン・ビーバー「Love Yourself」など。最近ではリル・ディッキー・フィーチャリング・クリス・ブラウンの「Freaky Friday」にもソングライター、プロデューサーで参加していました。




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7/28付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。






今週も第1位はドレイクの『Scorpion』です。3週連続第1位。260,00EAU、実売は今週も29,000枚でした。発表された数字の29,000枚は実際には先週記録した実売セールスでのNo.1アルバムの週間ワースト記録(29,000枚)より、1%未満ですがアップしているとのことです。一方今週は2億9040万ストリームス。ストリーミングが82%を占めていて、213,000枚のセールスに換算されました。週間ストリーミング・セールス記録では歴代7位。『Scorpion』はこの記録で初登場週に歴代1位の7億4590万ストリームス、先週が歴代3位の3億9100万ストリームス。ちなみに4位が『More Life』(17年)初登場週の3億8480万、8位に『More Life』2週目の2億5350万が入っています。そして9位には16年の『Views』初登場週の2億4510万が入っているのですが、わずか2年でストリーミングはこんなにも広がっている。すごいスピードで拡大していてまだまだ拡大の一途です。TOP10中6ポジションがドレイクなんです。

驚きなのが今週の実売29,000枚です。そのうちデジタルが16,000枚。CDが13,000枚のセールスなんです。今週は7/19までの1週間のセールスが集計対象になっています。『Scorpion』の2枚組CDは7/13にリリースされました。それがたったの13,000枚しか売れなかったのです。ドレイクなのに。これが今のアメリカのマーケットの現実です。


アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。


今週のTOP10内初登場は1枚です。





第2位に初登場したのが、ウィズ・カリファの9枚目のチャート・エントリーとなった『Rolling Papers 2』です。80,000EAU。TOP10は5枚目です。2010年代チャートの常連ですね。





マルーン5の『Red Pill Blues』が12位から9位にアップしました。このアルバムは昨年11/25に第2位に初登場しました。これが最高位で12/9(7位)まで3週連続でTOP10にありました。今週は実はそれ以来のTOP10返り咲きなんです。HOT100で最高位3位を2週連続で記録している「Girls Like You」のオリジナル・バージョンが収録されています。HOT100ではカーディBがフィーチャリングされているバージョンがヒットしています。






第20位にはサウンドトラック『Mamma Mia!: Here We Go Again』が初登場。19,000EAU、実売は17,000枚でした。映画は7/20全米一般公開。日本公開は8/24。今週は7/19までの集計ですので来週映画の影響がチャートに現れそうです。これに伴って2008年8/23にビルボード200で第1位になった『Mamma Mia!』が89位に再登場しました。これまでに210万枚のセールスを記録しています。またアバの『Gold: Greatest Hits』が141位から86位とアップしています。アバのアルバムは前週比でプラス37%の12,000EAUのセールスと影響が広がっています。来週はもっと?



2018年1-6月のセールスに関するいろいろな数字が発表されていました。とにかくストリーミングがものすごい勢いです。これは2019年もさらに拡大しそうです。オンデマンド・ストリーミング全体では昨年上半期が対2016年上半期比でプラス36.3%だったの対し、今年はさらにアップ幅が拡大して17年同期比プラス41.7%の4035億ストリームスとなりました。2016年上半期が2089億ストリームス、昨年上半期が2847億、そして今年が4035億!

アルバムのユニット数(ストリーミング、トラック・セールス、アルバム・フィジカル・セールスの合計)は今年上半期はプラス18.4%の3億6020万EAUなんです。昨年上半期は対16年上半期比でプラス7.8%でした。これもストリーミングの急成長の恩恵です。これがストリーミング、トラック・セールスを除いた実売になると昨年上半期の8350万枚から今年は6880万枚とマイナス17.6%。これはマイナスが止まりません。まだ2桁マイナスです。CDがマイナス19.9%の3360万枚(17年同時期は4190万枚)、デジタルが3510万から今年は2750万枚。LPがプラス9.2%でした。デジタル・セールスはダウンロード数でみると昨年上半期が3億720万に対し今年はマイナス27.3%の2億2310万ダウンロードでした。


1-6月の記録では最多ストリーミング数はドレイクの「God's Plan」で11億2000万ストリームス。昨年の1-6月はエド・シーランの「Shape Of You」の6億8980万でした。一方5億ストリームスを超えている曲は昨年の6曲に比べ今年は4曲なんです。アルバムでユニット・セールス1位がポスト・マローンの『beerbongs & bentleys』の179万EAU。実売ではサウンドトラック『The Greatest Showman』で106万枚。デジタル・セールスではエド・シーランの「Perfect」が101万ダウンロード。LPはジャック・ホワイトの『Boarding House Reach』の37,000枚が上半期最多セールスでした。

最終更新:2018/08/16 15:07

2018/08/16 15:03

7/21付。今週のビルボード・シングル・チャートから。






今週の第1位は先週アルバム収録曲全曲がHOT100に初登場したドレイク。そのうちの1曲、6位に初登場した「In My Feelings」が1位になりました。6曲目の1位はラッパーではディディ、エミネム、リュダクリスを抜いて歴代単独1位の曲数となりました。今年だけで3曲!すべて『Scorpion』から。1枚のアルバムから3曲の第1位は2015-2016年のジャスティン・ビーバー『Purpose』(「What Do You Mean?」、「Sorry」、「Love Yourself」)以来です。1年に3曲の1位は2010年ケイティ・ペリーがアルバム『Teenage Dream』から「California Gurls (Feat. Snoop Dogg)」、「Teenage Dream」、「Firework」以来。最多は男性ソロではアッシャーが2004年に4曲。オール・アーティストではビートルズが1964年に6曲のNo.1を記録しています。


7170万ストリームスでストリーミング・チャートで2位から今週第1位。7曲目の第1位です。歴代2位はジャスティン・ビーバーの4曲。デジタル・セールスは89,000ダウンロードで9位から1位。10曲目の第1位はエミネムの9曲を抜いて男性ソロでは単独第1位。オール・アーティストではテイラー・スウィフト15曲、リアーナ14曲、ケイティ・ペリー11曲に次いで第4位。ラジオ・ソングスは29位に初登場しました。R&Bヒップホップ・ソングス・チャートでも1位になり、こちらではアレサ・フランクリン、スティーヴィー・ワンダーの20曲に次ぐ歴代3位となる19曲目の第1位となりました。


この曲でドレイクの歌に合わせて踊るのが流行っているそうで、コメディアンのシギーが『#InMyFeelingsChallenge』とインスタグラムに載せて広まったとのことです。多くの人が自分が踊っている動画をアップ。シアラは夫のラッセル・ウィルソンとハネムーン先の南アフリカで撮影。スティーブ・アオキはサーフィンをしながら。TOP40のMCで有名なライアン・シークレストも。これをまた多くの人が視聴してストリーミング数を稼いでいるようです。

先週の1位はドレイクの「Nice For What」(今週は4位)でした。HOT100の1位が2週連続で同一アーティストの違う曲が1位になったケースは13組目とのことです。ドレイクは「God's Plan」から「Nice For What」でも記録しているので2回目の記録になります。このように2回記録したのは他にジャスティン・ビーバー、アッシャーとビートルズが記録しています。

これでHOT100ではラップ・ソングの1位が25週連続となりました。さらに6/9から今週まで7週連続で違う曲が1位になっています。これは2010年11/6から12/18まで7週連続で違う曲が1位になって以来の記録。ただ2010年は7曲すべて違う曲でしたが、今年はこの7週間のうち「Nice For What」が3回入っています。


ドレイクは先週HOT100に27曲同時エントリーを果たしましたが、今週もまだ24曲も入っています。HOT100に20曲以上同時にランクインしたアーティストはドレイクだけ。今週は5回目の記録となりました。(2016/5/21:20曲、2017/4/8:24曲、4/15:21曲、2018/7/14:27曲)


もうひとつ。今週の第1位はドレイクの「In My Feelings」ですが100位もドレイクの「Is There More」(先週36位)でした。このように1位と100位が同一アーティストというケース、ビルボードではリアーナ(2012/1/28:1位「We Found Love (Feat. Calvin Harris)、100位:「Talk That Talk (Feat. Jay-Z)」以来とのこと。その前が2008年のフロー・ライダーで1位「Low (Feat. T-Pain)」、100位「Elevator」だそうです。詳しく調べていませんがカニエ・ウエストも記録しています。2005/10/29で、1位が「Gold Digger (Feat. Jamie Foxx)」、100位が「Hear 'Em Say (Feat. Adam Levine)」でした。他にもありそうです。





今週53位から35位に上がって最高位を更新したのがケニー・チェズニーの「Get Along」です。カントリー・エアプレイ・チャートでは通算30曲目の第1位になりました。チャートは1990年1/20にスタートしていますが、No.1曲数ではティム・マックグロウを抜いて歴代単独1位になりました。ちなみに第3位は26曲でアラン・ジャクソンとジョージ・ストレイトが並んでいます。ケニー・チェズニーのニュー・アルバム『Songs For The Saints』は7/27リリースです。





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7/21付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。







今週の第1位はドレイクの『Scorpion』です。335,00EAU、実売は29,000枚でした。今週もストリーミングがすごくて3億9098万ストリームスという、リリース2週目なのにこんなにまだ高い水準です。2010年代を代表するアーティストは間違いなくドレイクでしょう。50年代エルヴィス・プレスリー、60年代ビートルズに匹敵する大活躍です。3億9098万は先週のドレイク、ポスト・マローン『beerbongs & bentleys』の1週目に次いで週間ストリームス・ランキングで歴代3位です。またこれでドレイクはビルボード200で通算23週目の第1位となりました。ヒップホップ・アーティストでは1位32週エミネム、2位25週ジェイZに次いで第3位の週数です。


ところでドレイクは最低記録も更新してしまいました。1991年以降集計記録をとっているニールセンの実売セールス記録。今週はまだCDが発売されてないとはいえ29,000枚。すべてダウンロードでの記録です。CDは7/13リリースですので来週のチャートに影響してきます。これまでの最低記録は30,000枚で、2015年8/22付1位のサウンドトラック『Descendants』と2017年1/28付第1位のサウンドトラック『La La Land』でした。



アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。


今週のTOP10内初登場は2枚あります。





第3位に初登場したのが、ストリーミングだけでリリースされたフューチャーの『BEASTMODE 2』です。7350万ストリームスを記録しました。9枚目のTOP10入りです。ストリーミングだけのリリースの最高順位はこれまでは5730万ストリームスで2016年6/4付第8位のチャンス・ザ・ラッパー『Coloring Book』でした。



第9位はミーク・ミルの『Legends Of The Summer (EP)』です。4月に刑期を終えて出所して制作、リリースしました。4曲入りのEPなんです。ビルボード200、R&Bヒップホップ・アルバム・チャートともに5枚目のTOP10入りです。2015年の『Dreams Worth More Than Money』は両方のチャートで第1位を記録しました。この年から毎年アルバム・チャートにアルバムを送り込んでいてすべてTOP3位内にランクされる人気アーティストとなっています。今回はEPなので9位(R&Bヒップホップでは8位)でしたが次のフル・アルバムではまたTOP3入りを期待しましょう。


今週は1位から6位がすべてラップ・アルバム。TOP10では9枚がラップ・アルバムでこれは史上初めてです。唯一7位に入ったラップ以外のアルバムはサウンドトラック『The Greatest Showman』です。ビルボード200では今年の1/13、1/20に第1位。UKでは1/20から3/31、4/14、4/28、5/5、5/19、6/2から7/7と今年の年間1位を決めた?合計21週間1位になっています。


テイラー・スウィフトの『Reputation』が30位から15位へアップしました。UK、アイルランドでのツアーを終えて6/30から再びアメリカへ戻ってスタジアム・ツアーを再開しています。これまで297万EAU、実売で209万枚のセールスを記録しています。中にこのアルバムが入っている、70ページ以上のA4サイズの写真集もリリースされました。2種類販売されています。写真集といいましたが、アルバム収録曲の歌詞も載っています。




オーストラリアでは驚異的な大記録が達成されました。スリム・ダスティ。アメリカではなかなか馴染みのないアーティストですが、オーストラリアのカントリー・シンガーなんです。2003年9月19日に2年間の闘病生活の後に癌で76歳で亡くなっているのですが、98年にリリースされた『The Very Best Of Slim Dusty』がオーストラリアのアルバム・チャートで今週通算1000週目のエントリーとなりました。オーストラリアでは『キング・オブ・カントリー』と呼ばれています。週数記録の第2位はジョニー・キャッシュの『The Essential』の808週だそうです。1988年にオーストラリアのARIAホール・オブ・フェイムが設立されたのですが、スリム・ダスティは最初に認定されたアーティストでした。

最終更新:2018/08/16 15:03

2018/08/16 15:00

7/14付。今週のビルボード・シングル・チャートから。





今週の第1位は先々週3位、先週6位に下がっていたドレイクの「Nice For What」がビルボード史上初となる3度目の1位返り咲きを果たしました。通算で8週目の第1位です。今週はアルバム『Scorpion』がビルボード200に初登場。収録曲25曲がすべてHOT100に登場するなど数々の記録が生まれました。


アーティスト・ランキングであるアーティスト100では3/3「God's Plan」がHOT100で5週目の第1位の週以来通算27週目の第1位となりました。27週の1位はテイラー・スウィフトの36週に次いで歴代第2位。3位は15週でザ・ウィークエンドです。

今週アルバム『Scorpion』から7曲がTOP10に入っています。7曲同時TOP10入りはこれまで5曲同時TOP10入りの1964年4/4(TOP5独占)、4/11のビートルズの記録を塗り替え史上初です。また1枚のアルバムからTOP10ヒットが7曲誕生したのは4枚目です。以下のとおりです。ジャネットのみすべてTOP5ヒットでした。順位は最高位です。

* Scorpion / Drake (2018)
No. 1 God's Plan(11週)
No. 1 Nice for What(8週)
No. 2 Nonstop
No. 6 In My Feelings
No. 7 I'm Upset
No. 8 Emotionless
No. 9 Don't Matter to Me (Feat. Michael Jackson)

* Rhythm Nation 1814 / Janet Jackson (1989-1991)
No. 1 Miss You Much(4週)
No. 2 Rhythm Nation
No. 1 Escapade(3週)
No. 4 Alright
No. 2 Come Back to Me
No. 1 Black Cat(1週)
No. 1 Love Will Never Do (Without You)(1週)
ジャネットは8枚目のラジオ・シングル「State Of The World」をリリースしてエアプレイ・チャートで最高位5位を記録しましたが、CDシングルなどフィジカル・リリースがなかったため当時のルールではHOT100入りできませんでした。

* Born in the U.S.A. / Bruce Springsteen (1984-86)
No. 2 Dancing in the Dark
No. 7 Cover Me
No. 9 Born in the U.S.A.
No. 6 I'm on Fire
No. 5 Glory Days
No. 9 I'm Goin' Down
No. 6 My Hometown

* Thriller / Michael Jackson (1983-84)
No. 2 The Girl Is Mine (with Paul McCartney)
No. 1 Billie Jean(7週)
No. 1 Beat It(3週)
No. 5 Wanna Be Startin' Somethin'
No. 7 Human Nature
No. 10 P.Y.T. (Pretty Young Thing)
No. 4 Thriller

2枚組アルバム『Scorpion』収録の25曲すべてとあと2曲HOT100に同時に入りHOT100同時エントリー曲数も27曲でドレイクが新記録を更新しました。これまでは24曲で2017年4/8のドレイク。

今週はTOP10内にドレイクが4曲同時にHOT100チャートで初登場しました。TOP10内4曲当時HOT100チャート初登場は新記録。これまではアルバム『KOD』リリース時の3曲で今年5/5のJ.コール。ドレイクはこれでTOP10内初登場曲数は16曲となりテイラー・スウィフトの14曲を一瞬で抜いてしまいました。

TOP10ヒット曲数でみると今週5曲が新たにTOP10に入り合計31曲となりました。こちらではマイケル・ジャクソンの30曲を抜いて歴代3位タイ。1位はマドンナ38曲、2位ビートルズ34曲、もう一人の3位がリアーナです。今後リアーナとドレイクが歴代1位を争いそうです。

TOP20には9曲が初登場してこれで合計55曲となりました。こちらもエルヴィス・プレスリーの48曲を一瞬で抜いて歴代1位になりました。初登場以外にも3曲TOP20に入っていて、TOP20同時エントリー曲数もポスト・マローンが今年5/12に作った9曲を上回る12曲で歴代1位となりました。

次はTOP40ヒット。今週17曲がTOP40に同時初登場で合計91曲となりこれも一瞬でエルヴィスの80曲を抜いて歴代1位となりました。初登場17曲にさらに4曲エントリーしていますので合計21曲は、TOP40同時エントリー曲数としては5/12のポスト・マローンの14曲を大きく上回って歴代1位です。

週間ストリーミング数でも歴代1位です。今週はドレイクのストリーミング数が7億4592万で5/12『beerbongs & bentleys』リリース時のポスト・マローンの4億3130万を大きく塗り替えました。この記録の週間TOP10ではドレイクはアルバム『More Life』リリース時の3億8484万が歴代3位。『More Life』2週目の2億5349万が歴代6位。2016年『Views』リリース時の2億4509万が歴代7位とTOP10に4回名を残しています。2016年『Views』リリースの2億4509万もすごい数字でしたがわずか2年で3倍になるとは。ストリーミングはまだまだ伸びます。HOT100で大ヒットするにはいかにストリーミングがヒットするかが大きな決め手です。ロックやカントリーはやはり不利なんでしょうか。


HOT100では今週ドレイクだけで22曲が初登場。ドレイクのHOT100登場曲数は一気に186曲となりました。グリー・キャストがあのブームの中、わずか4年4ヶ月で作った207曲に次いで歴代2位ですが、これも歴代1位も見えてきました。次のアルバムで一気に塗り替えそうです。それまでに「フィーチャリング・ドレイク」もたくさん初登場しそうです。3位はリル・ウェインの138曲です。


ストリーミング・チャートでは収録されている25曲すべてとあと3曲の合計28曲がエントリーしました。もちろん28曲同時エントリーは歴代1位。これまでは21曲同時エントリーで2017年4/8の『More Life』リリース時のドレイクでした。実は3位もドレイクでこれは2016年5/21『Views』リリース時で20曲が同時にエントリーしました。このチャートで20曲以上同時にエントリーしたのはドレイクだけということです。この28曲のうちTOP10内に9曲エントリーしました。1位から8位と10位です。TOP10内9曲同時ももちろん新記録。これまではポスト・マローンが今年5/12に記録した8曲同時でした。


今週は「Nice For What」がストリーミング4190万で10位、ラジオ・ソングス5位にもかかわらず1位に返り咲きました。HOT100でのラップ・ソングス1位はこれで24週連続と記録更新中です。


2位に初登場したのはドレイクの「Nonstop」です。こちらは5860万ストリームスでストリーミング・チャート初登場第1位。このうち5720万ストリームスがポイント比率の高いオンデマンド・ストリーミングで、オンデマンド・チャートでは1位の「Nonstop」から19位までがドレイクでした。ちなみに20位はジュース・ワールドの「Lucid Dreams」(HOT100では先週の3位から今週逆ドレイク効果で16位へダウン)です。こちらのチャートでは6曲目の第1位でこれもジャスティン・ビーバーの4曲をすでに抜いていて自らの歴代1位の曲数を更新しました。


第8位に初登場した「Emotionless」はマライア・キャリーの「Emotions」(91年1位)をサンプリングしていますので、ソング・ライターにマライア・キャリーの名前がありました。マライアはソングライターとして25曲目のTOP10入りです。


第9位に初登場した「Don't Matter To Me」は「フィーチャリング・マイケル・ジャクソン」とクレジットされています。マイケル・ジャクソンにとって30曲目のTOP10ヒットとなりました。83年にレコーディングされていたマイケルのヴォーカルを使っています。マイケルは51曲目のHOT100入りですが、「フィーチャリング」で入ったのは初めて。2009年に亡くなってからは4曲目のHOT100入りとなりました。


HOT100チャートTOP10曲数ランキング

1位 38曲 Madonna
2位 34曲 Beatles
3位 31曲 Drake, Rihanna
5位 30曲 Michael Jackson
6位 28曲 Mariah Carey, Stevie Wonder
8位 27曲 Janet Jackson, Elton John






87位にはキャリー・アンダーウッドの「Cry Pretty」が再登場しました。最高位は48位です。今週カントリー・エアプレイチャートで11位から10位にアップ。プロモ・シングルとかシーズンものを除いてデビューから27曲連続TOP10入りというすごい記録を更新中です。デビューからの記録でない連続TOP10入り記録はキース・アーバンの38曲です。「Cry Pretty」はキャリー・アンダーウッドのキャピトル・レコード移籍第1弾アルバム『Cry Pretty』からのファースト・シングルです。アルバムは9/14にリリースされます。2005年の『アメリカン・アイドル シーズン4』で優勝して「Jesus, The The Wheel」が2006年1/21からカントリー・エアプレイ・チャートで6週間第1位を記録。その曲からこの曲「Cry Pretty」まで27曲連続でTOP10入りを果たしました。そのうち15曲が1位になっています。この曲は4/15のACMアワードでパフォーマンスしてエアプレイにデジタル・セールス、ストリーミングのポイントも加えたカントリー・ソングス・チャートでは4/28付で20位から一気に5位(最高位)まで上がりました。今週は17位です。キャリーに次ぐデビューからの連続TOP10入り記録は92年から97年に記録されたトレイシー・ローレンスの19曲です。デビューからという条件を除いてもカントリー・エアプレイ・チャート連続TOP10入りで現在継続している最多曲数はキャリー・アンダーウッドの27曲ですが2位は25曲でルーク・ブライアンです。このうち19曲が1位になっています。TOP10曲数でみると女性アーティストでは1位がリーバ・マッキンタイアの36曲が1位。キャリー・アンダーウッドは2位の曲数。オール・アーティストではジョージ・ストレイトが61曲のTOP10ヒットを記録しています。このチャートは1990年からですが、カントリー・シングル・チャートでジョージ・ストレイトは1989年までに18曲のNo.1を含む25曲がTOP10入りを果たしています。





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7/14付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。






今週の第1位はHOT100チャートで数々の記録を作ったドレイクの『Scorpion』です。732,000EAU、実売は160,000枚でした。7億4592万ストリームスを記録しましたので、これが55万枚のセールスに換算されました。ドレイクはデビューEP『So Far Gone』が2009年最高位6位でしたが、その後のデビュー・アルバムからのフル・アルバムでは8枚連続で第1位を継続中です。1位枚数ではヒップホップ・アーティストでジェイZの14枚に次いでカニエ・ウエスト、エミネムと並んで歴代第2位タイとなりました。8枚連続第1位はカニエ・ウエスト、エミネム(ともに継続中)とビートルズと並んで歴代1位タイとのことです。

2016年5/21付で初登場1位だった『Views』と比較するとたった2年で時代が大きく変わったことがわかります。換算のセールス枚数は『Scorpion』が732,000EAU、『Views』は104万EAUでした。問題なのはその内訳で、『Scorpion』はストリーミングが7億4590万、実売(すべてデジタル・セールス、CDは7/13リリース)が160,000枚に対して『Views』はストリーミングが2億4590万、デジタル・セールスが851,000枚もありました。CDは翌週発売になっています。このデジタルの凋落ぶりに比べてストリーミングが完全に主役になっています。



アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。


今週のTOP10内初登場はあと2枚あります。





第2位に初登場したのが、フローレンス&ザ・マシンの『High As Hope』です。84,000EAU、実売は74,000枚でした。2015年『How Big How Blue Beautiful』(第1位)以来のリリースです。1986年8月28日ロンドン生まれのフローレンス・ウェルチ。2009年のデビュー・アルバム『Lungs』(2010年最高位14位)はUKのブリット・アワードで最優秀アルバムを受賞。アメリカでは4枚目のスタジオ・アルバムで3枚連続TOP10入りとなりました。アメリカでも人気を不動のものとしています。





第4位にはゴリラズの『The Now Now』が初登場。63,000EAU、実売は52,000枚のセールスでした。オリジナル・メンバーのマードック・ニカルスが服役中のため代わりにカートゥン・アニメ『パワーパフガールズ』に登場する緑色の不良集団「ギャングリーン・ギャング」のリーダー、エースがベースを務めるとのことです。2017年最高位2位の『Humanz』以来5枚目のTOP10入りです。このアルバムを引っ提げての来日公演が6月にありました。


今週は1位ドレイク、2位フローレンス&ザ・マシン、3位が先週と変わらずポスト・マローンの『beerbongs & bentleys』とリパブリック・レコードが初めてTOP3を独占しました。一つのレーベルでのビルボード200のTOP3独占は15年ぶりです。2003年5/31以来で1位マリリン・マンソン『The Golden Age Of Grotesque』、2位50セント『Get Rich Or Die Tryin'』、3位コールドの『Year Of The Spider』。レーベルはインタースコープでした。





ガンズ・アンド・ローゼズの『Appetite For Destruction』が29年ぶりにTOP10に入り、今週10位に再登場しました。1987年8/29に182位に初登場。88年8/6と9/24から10/8、89年2/11の合計5週間第1位に輝きました。88年年間第6位、89年年間第5位の大ヒットです。今週はデラックス・エディションのリリースで89年4/15以来のTOP10返り咲きとなりました。デラックス・エディションにはオリジナル12曲に加えて18曲のボーナス・トラックスが収録されています。スーパー・デラックス・エディションは4CD+1ブルーレイ+7LP+77”で合計73曲が収録されています。





第21位にはなんとジャズ・ジャイアンツ、ジョン・コルトレーンの『Both Directions At Once: The Lost Album』が初登場。22,000EAU、実売は21,000枚です。ビルボード200には6枚目の登場で初のTOP40入りとなりました。ジャズ・アルバム・チャート初登場第1位。4枚目の第1位です。ジョン・コルトレーンは67年7/17に亡くなっているのですが、このアルバムはマッコイ・タイナー、ジミー・ギャリソン、エルヴィン・ジョーンズとの『黄金のカルテット』でのセッションで、1963年3月6日にニュー・ジャージー州ヴァン・ゲルダー・スタジオで行なわれました。『John Coltrane and Johnny Hartman』の収録前日に行われたセッションとのことです。2曲が未発表のオリジナル曲です。これまでセッションの記録はありましたが音源が見つかっていませんでした。当時の妻ナイーマに渡していたモノラル録音のリファレンステープが彼女の遺族によって発見されリリースとなりました。

最終更新:2018/08/16 15:00

2018/08/16 14:57

7/7付。今週のビルボード・シングル・チャートから。







今週の第1位は登場12週目で順調に上がって第1位を獲得したカーディB、バッド・バニー&Jバルヴィンの「I Like It」です。デジタル・セールスで2位変わらず、ストリーミングが3位変わらず、ラジオ・ソングスでは11位から7位にアップしました。この曲の中に「ビルボード誌」が出てくるのですが、No.1ソングで「Billboard」が出てきたのは初めてとのことでした。これまで女性ラッパーで複数の1位を記録したアーティストはいませんでしたが、カーディBは昨年10/7から3週連続で「Bodak Yellow (Money Moves)」が第1位を記録していて、女性ラッパーとして初の2曲目の第1位となりました。HOT100で第1位を記録した女性ラッパーは他に、ローリン・ヒル、リル・キム、ショーナとイギー・アゼリアです。

ラテン・アーティストのバッド・バニーとJバルヴィンは初の第1位。バッド・バニーはこの曲の前のヒットといえば、キャスパー・マジーコ、ニーノ・ガルシア、ダレル、ニッキー・ジャム、オズナとコラボした「Te Bote」が最高位36位を記録。Jバルヴィンはウィリー・ウィリアムとのオリジナル・ソングにビヨンセがフィーチャリングされた「Mi Gente」で第3位を記録しています。ラテン・ソングス・チャートではバッド・バニーは7曲のTOP10ヒットがあり、「Te Bote」は今週まで7週間第1位を記録しています。JバルヴィンはTOP10=14曲、No.1=5曲を記録していて、特に「Ginza」は2015年から16年に合計22週間第1位を記録しました。


気がつけばドレイクの「God's Plan」が初登場1位を記録した2/3から今週までHOT100の第1位6曲はすべてラップ・ソングです。これで23週連続でラップ・ソングが1位を独占しました。最長記録更新中です。


「I Like It」はカバー・ソングです。オリジナルはニュー・ヨーク・ブロンクス生まれのプエルト・リコ人、ニューヨリカンのバンド・リーダー、ピート・ロドリゲスです。1967年にリリースされました。1958年8月4日にHOT100がスタートして、これまで4799曲のTOP10ヒットが誕生しました。そのうち英語以外の言語がメインとして歌われている曲が17曲。スペイン語は6曲でそのうち3曲が1位になっています。「Macarena」、「La Bamba」と「Despacito」です。「I Like It」は英語の方が多いためこの17曲には含まれていません。このところのYouTubeでのラテン・ミュージックの再生回数は桁外れですが、HOT100でも2015年が3曲、16年3曲、17年17曲、今年はこれまですでに13曲がチャートインとようやくチャートでも陽の目を見るようになりました。昨年の「Despacito」の大ヒットで一気にブームになっているようです。

ところでカーディBのデビュー・アルバム『Invasion Of Privacy』は4/21付で第1位になりましたが、デビュー・アルバムから2曲のNo.1は2013年のマックルモア&ライアン・ルイスのアルバム『The Heist』以来で、ソロ・アーティストになると2010年のブルーノ・マーズ『Doo-Wops & Hooligans』以来となります。他に21組いました。すべてご紹介します。

デビュー・アルバムから2曲以上のHOT100=No.1を記録

The Fleetwoods / Mr. Blue (1959)
 「Come Softly to Me」、「Mr. Blue」

The 4 Seasons / Sherry & 11 Others (1962)
 「Sherry」、「Big Girls Don't Cry」

Andy Gibb / Flowing Rivers (1977-78)
 「I Just Want to Be Your Everything」、「(Love Is) Thicker Than Water」

Men at Work / Business as Usual (1982-83)
 「Who Can It Be Now?」、「Down Under」

Whitney Houston / Whitney Houston (1985-86)
 「Saving All My Love for You」、「How Will I Know」、「Greatest Love of All」

Starship / Knee Deep in the Hoopla (1985-86)
 「We Built This City」、「Sara」

Tiffany / Tiffany (1987-88)
 「I Think We're Alone Now」、「Could've Been」

George Michael / Faith (1988)
 「Faith」、「Father Figure」、「One More Try」、「Monkey」

Rick Astley / Whenever You Need Somebody (1988)
 「Never Gonna Give You Up」、「Together Forever」

Paula Abdul / Forever Your Girl (1989-90)
 「Straight Up」、「Forever Your Girl」、「Cold Hearted」、「Opposites Attract (duet with the Wild Pair)」

Milli Vanilli / Girl You Know It's True (1989)
 「Baby Don't Forget My Number」、「Girl I'm Gonna Miss You」、「Blame It on the Rain」

Wilson Phillips / Wilson Phillips (1990-91)
 「Hold On」、「Release Me」、「You're In Love」

Mariah Carey / Mariah Carey (1990-91)
 「Vision of Love」、「Love Takes Time」、「Someday」、「I Don't Wanna Cry」

Color Me Badd / C.M.B. (1991-92)
 「I Adore Mi Amor」、「All 4 Love」

Puff Daddy / No Way Out (1997)
 「Can't Nobody Hold Me Down (Feat. Mase)」、「I'll Be Missing You (Puff Daddy & Faith Evans Feat. 112)」

Christina Aguilera / Christina Aguilera (1999-2000)
 「Genie in a Bottle」、「What a Girl Wants」、「Come On Over Baby (All I Want Is You)」

50 Cent / Get Rich or Die Tryin' (2003)
 「In Da Club」、「21 Questions (Feat. Nate Dogg)」

Beyonce / Dangerously in Love (2003)
 「Crazy in Love (Feat. JAY-Z)」、「Baby Boy (Feat. Sean Paul)」

Fergie / The Dutchess (2006-07)
 「London Bridge」、「Glamorous (Feat. Ludacris)」、「Big Girls Don't Cry」

Lady Gaga / The Fame (2009)
 「Just Dance (Feat. Colby O'Donis)」、「Poker Face」

Bruno Mars / Doo-Wops & Hooligans (2010-11)
 「Just the Way You Are」、「Grenade」

Macklemore & Ryan Lewis / The Heist (2013)
 「Thrift Shop (Feat. Wanz)」、「Can't Holds Us (Feat. Ray Dalton)」

Cardi B / Invasion of Privacy (2017-18)
 「Bodak Yellow (Money Moves)」、「I Like It (with J Balvin & Bad Bunny)」


デビュー・アルバムからの最多No.1曲数は4曲で、ジョージ・マイケル、ポーラ・アブドゥル、マライア・キャリーが記録しています。




今週登場44週目で21位から17位へアップしたのがエド・シーランの「Perfect」。12/23から1/20まで6週間HOT100で第1位でした。そのうち12/23から1/13まではビヨンセがフィーチャリングされての第1位です。この度アダルト・コンテンポラリー・チャートで20週目の第1位となり、アルバム『÷』から「Shape Of You」(24週)に続いて2曲目の20週以上第1位となりました。1枚のアルバムからこのチャートで20週間以上のNo.1を2曲記録したのは史上初です。チャートは1961年7/17にスタートしています。

アダルト・コンテンポラリー・チャート1位週数記録

1位 28週 Drift Away / Uncle Kracker feat. Dobie Gray (2003)
2位 24週 Shape of You / Ed Sheeran (2017)
3位 22週 Hey, Soul Sister / Train (2010)
4位 21週 Hello / Adele (2015)
4位 21週 Breakaway / Kelly Clarkson (2005)
4位 21週 A New Day Has Come / Celine Dion (2002)
7位 20週 Perfect / Ed Sheeran (2018) 継続中
7位 20週 Just the Way You Are / Bruno Mars (2011)

ちなみにエド・シーランの2015年「Thinking Out Loud」は19週間の第1位を記録しています。




こちらは登場16週目で先週の27位から今週は20位にアップ、テイラー・スウィフトの「Delicate」です。アルバム『Reputation』から5曲目のTOP20入りとなりました。これでTOP20ヒットは通算41曲目です。またアダルト・ポップ・ソングス・チャートで1位になりました。通算7曲目の第1位でこれはマルーン5(12曲)、ピンク(9曲)、ケイティ・ペリー(8曲)に次いで歴代4位の1位曲数です。

HOT100チャートTOP20ヒット曲数

1位 48曲 Elvis Presley
2位 46曲 Drake
3位 44曲 Lil Wayne
3位 44曲 Madonna
5位 42曲 Beatles
5位 42曲 Rihanna
7位 41曲 Taylor Swift
8位 40曲 Elton John





95位に初登場したのがアリアナ・グランデ・フィーチャリング・ニッキー・ミナージュの「The Light Is Coming」です。この組み合わせでの5曲目のHOT100ヒットとなりました。そのうち「Bang Bang」(ジェシーJ、アリアナ・グランデ&ニッキー・ミナージュ)は2014年最高位第3位、「Side To Side」(アリアナ・グランデ・フィーチャリング・ニッキー・ミナージュ)は2016年最高位第4位と2曲TOP10入りを果たしています。これでニッキー・ミナージュは92曲目のHOT100エントリーとなり、カニエ・ウエストと並んで歴代6位タイとなりました。またニッキー・ミナージュ自身の過去最高順位は2014年「Anaconda」の第2位。No.1がまだないんです。No.1なしでのHOT100ヒット曲数ではジェームス・ブラウンの91曲を抜いて単独1位になりました。1位がないのは意外ですが、No.1ヒットが誕生して再びジェームス・ブラウンが1位になるのは時間の問題かも。




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7/7付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。






今週の第1位はロス・アンゼルス出身の人気パンク・ロック・バンド、パニック!アット・ザ・ディスコの『Pray For The Wicked』です。初めてNo.1になった2016年前作『Death of a Bachelor』に続いて2枚目の第1位です。180,000EAU,151,000枚のセールスでした。ロック・アルバムにしてはよく売れました。今回はオフィシャル・サイトで予約するとツアー・チケットの予約を優先的にできるというパターンでした。


アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。


今週のTOP10内初登場はあと1枚あります。





第6位に初登場したのが、カントリー・デュオのダン&シェイの3枚目のスタジオ・アルバム『Dan + Shay』です。44,000EAU、実売は24,000枚のセールスでした。カントリー・アルバム・チャートでは2枚目の第1位となりました。デビュー・アルバム『Where It All Began』(2014年カントリー=1位、ビルボード200=6位)、セカンド・アルバム『Obsesse』(2016年カントリー=2位、200=8位)とポップでもデビューから3枚連続TOP10入りとすでに人気が確立されています。ファースト・シングルの「Tequila」はカントリー・ソングス・チャートでは最高位2位を記録。こちらのチャートではなんといっても「Meant To Be」がずっと1位なのでこれを抜くことができませんでした。カントリー・エアプレイ・チャートでは今週1位になりました。アルバムとエアプレイ・チャートでの同時1位は2016年6/11のブレイク・シェルトン、アルバム『I'm Honest』、シングル「Come Here To Forget」以来です。





注目アルバムとしては12位にナイン・インチ・ネイルズの『Bad Witch』が初登場。99年『Pretty Hate Machine』(最高位75位)から数えて17枚目のエントリーです
99年『The Fragile』、05年『With Teeth』を2枚のNo.1があります。2009年にサマーソニックで来日、豪雨の中のライブはファンの間では伝説になっているそうです。2013年にはフジロック・フェスティバルにヘッドライナーとして出演しました。この時も豪雨。そして今年8月サマーソニック前夜に開催されるオールナイト・フェストのソニックマニアにヘッドライナーとして出演が決まっています。天候は?





第13位にはカントリー・ソングス・チャートで今週31週連続第1位でHOT100では今週11位から10位になった「Meant To Be」(最高位2位)が収録されているビービー・レクサのフル・スタジオ・アルバム『Expectations』が初登場です。このアルバムの前にEPを3枚リリースしていますが、ようやくデビュー・アルバムのリリースとなりました。アルバムには「Meant To Be」のフロリダ・ジョージア・ラインの他にクエヴォ、トリー・レインズが加わっています。ビービー・レクサ、1989年8月30日ニューヨーク・ブルックリン生まれの28歳です。バンド活動のあと2012年にソロとしてワーナー・ミュージックと契約。シングルやEPをリリースする傍ら、ソングライターとしても活躍し、エミネム・フィーチャリング・リアーナの「The Monster」(2013年HOT100最高位1位)、デヴィッド・ゲッタ・フィーチャリング・ニッキー・ミナージュ、ビービー・レクサ&アフロジャック「Hey Mama」(15年8位)、Gイージー&ビービー・レクサ「Me, Myself & I」(16年7位)など多くの曲にソングライターとして参加しています。





先週の82位と変わらず今週も82位にとどまったのがイマジン・ドラゴンズの『Night Visions』(最高位第2位)です。今週ビルボード200チャートイン週数が300週になりました。2012年9/22に初チャートイン。これまで580万EAU、実売で285万枚のセールスの大ヒット・アルバムです。初チャートインから今週までチャートインされなかった週はたった4週間だとか。アルバムからは「It's Time」(最高位15位)、「Radioactive」(3位)、「Demons」(6位)、「On Top of the World」(79位)の4曲がヒットしました。年間チャートでは、12年133位、13年6位、14年12位、15年47位、16年109位、17年113位と毎年ランクインしています。




ドレイクのアルバム『Scorpion』がとてつもない記録を作っています。6/29にデジタル、ストリーミングで先行リリースされましたがリリース後1週間のグローバル・ストリームスが10億ストリームスを超えたそうです。これまでの記録はポスト・マローンの『beerbongs & bentleys』の7億だったそうです。アメリカ国内でみると、ポスト・マローンが4億3100万でしたが、これを大きく上回る7億5000万ストリームスを記録しました。ビルボードは7/14付のチャートからストリーミングについては有料、無料でのポイント・ウェイトをさらに格差をつけると発表していますが、ここまでくると1位は確実。アルバム、シングルの年間1位も見えてきます。

最終更新:2018/08/16 14:57

2018/08/16 14:53

6/30付。今週のビルボード・シングル・チャートから。





今週の第1位は6/18に強盗に遭い銃撃されて20歳の若さでこの世を去ったエックスエックスエックステンタシオンの「Sad!」です。最高位7位を記録したあと60位まで下がり、その後27位まで回復、そして先週は52位まで下がっていました。そして一気に第1位!今週は一旦チャートから消えていた7曲が再登場、さらに「Hope」が80位に初登場して、エックスエックスエックステンタシオンが合計9曲同時にエントリーしています。HOT100に9曲以上同時にエントリーしたのはソロ・ラップ・アーティストで12人目とのことです。

52位から1位に上がった原動力はもちろんストリーミング。前週比約6倍の4890万ストリームスを記録。デジタル・セールスは7.5倍で26,000ダウンロード。エアプレイは圏外です。リード・アクトとして、HOT100で亡くなった後1位になったのは97年8/30、9/6に1位になったノトーリアスB.I.G.の「Mo Money Mo Problems』以来です。ノトーリアスB.I.G.は97年3/9に銃撃されて24歳で亡くなりました。

エックスエックスエックステンタシオンはアーティスト・ランキングであるアーティスト100でも1位になっています。3/31にアルバム『?』がビルボード200で1位に初登場して以来の第1位です。このチャートは2014年にスタートしていますが、亡くなってから1位になったのは4組目。2016年1月にデヴィッド・ボウイ、5月にプリンス、2017年8月にリンキン・パーク(チェスター・ベニントン)、10月にトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ(トム・ペティ)が1位になりました。

没後HOT100で1位になったアーティスト

* Otis Redding / Sittin' on the Dock of the Bay (1968)
* Janis Joplin / Me and Bobby McGee (1971)
* Jim Croce / Time in a Bottle (1973)
* John Lennon / (Just Like) Starting Over (1980)
* Notorious B.I.G. / Hypnotize (1997) / Mo Money Mo Problems (Featuring Puff Daddy & Mase, 1997)
* Soulja Slim / Slow Motion (Juvenile Feat. Soulja Slim) (2004)
* Static Major / Lollipop (Lil Wayne Feat. Static Major) (2008)
* XXXTentacion / Sad! (2018)






6位から4位に上がったのがジュース・ワールドの「Lucid Dreams」です。4320万ストリームスを稼ぎ、ストリーミング・チャートで7位から2位、デジタル・セールスが26位から21位となっています。スティングの93年にリリースされたアルバム『Ten Summoner's Tales』に収録されている「Shape Of My Heart」をサンプリングしているのでソングライターにスティングとドミニク・ミラーの名前があります。スティングはソングライターとして6曲目のTOP5入りとなりました。以下のとおりです。

* Every Little Thing She Does Is Magic / Police (81年最高位3位)
* Every Breath You Take / Police (83/1)
* King of Pain / Police (83/3)
* Money for Nothing / Dire Straits (85/1)
* I'll Be Missing You / Puff Daddy & Faith Evans Feat. 112 (97/1)
* Lucid Dreams / Juice WRLD (18/4)




フロリダ・ジョージア・ラインがカントリーでまたまた快挙です。ビービー・レクサとの「Meant To Be」がカントリー・ソングス・チャートで初登場以来30週連続第1位となっています(HOT100では10位から11位へダウン)。さらにこのカントリー・ソングス・チャートの集計要素である3つのチャートでそれぞれ異なる曲で1位になりました。

まず、カントリー・エアプレイ・チャートではモーガン・ウォーレン・フィーチャリング・フロリダ・ジョージア・ラインとして「Up Down」が6位から上がって第1位。こちらはHOT100では最高位49位から今週は51位へダウン。そしてカントリー・デジタル・セールス・チャートでは「Simple」が2位から上がって第1位になりました。HOT100では57位から54位へアップしています。そしてカントリー・ストリーミング・チャートでは「Meant To Be」が26週目の第1位となっています。このような3つのチャートで同時に1位になったのはたった6組しかいませんでした。ジェイソン・アルディーン、ケイン・ブラウン、ルーク・ブライアン、サム・ハント、キース・アーバンです。それぞれ異なる曲での同時1位はフロリダ・ジョージア・ラインのみです。





28位から15位にはドレイクの「I'm Upset」が好調に上がっています。この曲はR&Bヒップホップ・ソングス・チャートでは13位から10位と一足先にTOP10に入りました。今年このチャートで7曲連続TOP10入りを記録しています。これでドレイクのTOP10ヒット曲数はこのチャートで64曲となり歴代1位を更新中です。




19位から26位へダウンしたのがカミラ・カベロの「Never Be The Same」です。今週アダルト・ポップ・ソングス・チャートで1位になりました。この曲はポップ・ソングス・チャートで5/12から3週連続第1位になっています。またこの曲とともにデビュー・アルバム『Camila』に収録されている「Havana」もアダルト・ポップ・ソングス(3/3、1週)、ポップ・ソングス(12/9から7週連続第1位)の両方で1位になりました。デビュー・アルバムからの最初の2曲がともにこの両方のチャートで1位になったのはなんと初めてだそうです。ポップ・ソングス・チャートは1992年スタートでメインストリームTOP40ステーション160局のエアプレイを集計、アダルト・ポップ・ソングス・チャートは1996年スタートでアダルトTOP40ステーション84局のデータを集計して発表されています。






43位にニッキー・ミナージュ・フィーチャリング・アリアナ・グランデの「Bed」が初登場。8/17リリースのニッキー・ミナージュのアルバム『Queen』からのサード・シングルです。すでに「Chun-Li」が最高位10位と女性ラッパーとして歴代1位更新中の16曲目のTOP10ヒットを記録。ニッキー・ミナージュは91曲目のHOT100ヒットとなりジェームス・ブラウンと並んで歴代7位タイとなりました。

HOT100エントリー曲数

 1位 207曲 Glee Cast
 2位 164曲 Drake
 3位 138曲 Lil Wayne
 4位 108曲 Elvis Presley
 5位  97曲 JAY-Z
 6位  92曲 Kanye West
 7位  91曲 James Brown
 7位  91曲 Nicki Minaj
 9位  90曲 Chris Brown
10位  77曲 Taylor Swift



ドナ・サマーの「Hot Stuff 2018」が今週ダンス・クラブプレイ・チャートで1位になりました。通算16曲目の第1位です。このチャートでのオリジナルは「Hot Stuff/Bad Girls」で79年に7週間第1位を記録しています。ちなみにダイアナ・ロスの「I'm Coming Out/Upside Down 2018」が今週31位から28位へアップしています。オリジナルは「Upside Down/I'm Coming Out」は1980年8-9月に5週間第1位を記録しました。

ダンス・クラブプレイ・チャートNo.1獲得曲数ランキング

1位 46曲 Madonna
2位 32曲 Rihanna
3位 22曲 Beyonce
4位 19曲 Janet Jackson
5位 18曲 Katy Perry
6位 17曲 Mariah Carey, Kristine W
8位 16曲 Donna Summer, Jennifer Lopez

ドナ・サマーは2012年5月17日に亡くなっていますが、2010年代でこのチャートで亡くなってから1位になったのは3曲目。後の2曲は2013年に1位になったドナ・サマーの「MacArthur Park」と2011年に1位になったマイケル・ジャクソン(2009年6月25日没)の「Hollywood Tonight」です。




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6/30付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。





今週の第1位はファイヴ・セカンズ・オブ・サマーの『Youngblood』。142,000EAU,実売は117,000枚のセールスでした。当初は4/9リリース予定でしたが6/22にようやく発売となりました。オフィシャル・サイトではグッズ付アルバムもリリースされ、さらにツアーのチケットにこのアルバムの購入権がついていて、それが行使されて実売セールス・アップに寄与しました。スタジオ・アルバムは2014年のデビュー・アルバム『5 Seconds Of Summer』、2015年の『Sounds Good Feels Good』に続いて3枚連続第1位となりました。ビルボード200でデビューから3枚連続第1位はグループでは初めて。またオーストラリア出身アーティストのビルボード200で3枚のNo.1も初めてとなりました。



アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。


今週のTOP10内初登場はあと3枚あります。





第2位に初登場したのが、カーターズの『EVERYTHING IS LOVE』です。1位ではありませんでした。123,000EAU、実売は77,000枚でした。6/16にTIDALだけでのサプライズ・リリースで6/18からiTUNESなどでもデジタル、ストリーミングともにリリースされました。CDは7/6リリースです。カーターズのメンバーはとんでもないすごいセレブ夫婦。夫は14枚、妻は6枚の全米No.1アルバムをもっています。それぞれソロでの最新アルバム、夫は2017年『4:44』、妻は2016年『Lemonade』が第1位でした。なのにファイヴ・セカンズ・オブ・サマーに勝てなかった。もうおわかりですね。夫はジェイZ、妻はビヨンセです。このアルバムのリリースで今週HOT100にカーターズの曲が5曲エントリーしています。




第5位にはNASの12枚目のTOP10アルバムとなった『Nasir』が初登場。カニエ・ウエストのG.O.O.D.ミュージックからの5週連続リリースの4枚目のアルバムです。77,000EAU、実売は49,000枚でした。12枚のTOP10のうち、ザ・ファーム(NAS、フォクシー・ブラウン、AZ&ネイチャー)を含め6枚がNo.1になっています。R&Bヒップホップ・アルバム・チャートでは14枚目のTOP10でそのうちNo.1が8枚、最高位2位が3枚ありました。


ここで6/24ロス・アンゼルスのマイクロソフト・シアターで授賞式が行われたBETアワード2018のおもな受賞結果をご紹介します。


Best Female R&B/Pop Artist: Beyonce
Best Male R&B/Pop Artist: Bruno Mars
Best Group: Migos
Best Collaboration: DJ Khaled Feat. Rihanna & Bryson Tiller / Wild Thoughts

Best Male Hip Hop Artist: Kendrick Lamar
Best Female Hip Hop Artist: Cardi B

Video of the Year: Drake / God's Plan
Video Director of the Year Award: Ava Duvernay

Best New Artist: SZA

Album of the Year: DAMN. / Kendrick Lamar

BET Her Award: Mary J. Blige / Strength of a Woman
Coca-Cola Viewers' Choice Award: Cardi B / Bodak Yellow





もう1枚、第6位に初登場したのがクリスティーナ・アギレラの2012年『Lotus』(最高位7位)以来のリリースとなった『Liberation』です。7枚目のTOP10入りです。68,000EAU、実売は62,000枚でした。デミ・ロヴァート、タイ・ダラ・サイン、2チェインズが参加しています。マイケル・ジャクソンの「Maria」をサンプリングした曲はカニエ・ウェストもプロデューサーとして参加。レゲエ・アーティストのキーダ、シェンシーアが参加している「Right Here」などヒップホップ色が強い中でバラエティに富んだ作品となっています。エクゼクティヴ・プロデューサーは前作に続いてクリスティーナ・アギレラです。





6/18の銃撃での死亡をうけてHOT100では「Sad!」が急上昇するなどエックスエックスエックステンタシオンの曲が改めて注目を浴びていますが、アルバム・チャートでも大きく影響されました。3/31に初登場第1位のアルバム『?』は1億1630万ストリームスを記録して24位から第3位へ。前週比5倍の94,000EAUのセールスでした。2017年最高位第2位の『17』は5.5倍の55.000EAUで60位から7位。7250万ストリームス。2017年最高位44位だった『Revenge』は30位に再登場です。3枚合計で2億2600万ストリームスと多くの人が彼の曲を聴きました。





69位には御年81歳のブルース・ギタリスト、バディ・ガイの『The Blues Is Alive And Well』が初登場。13枚目のエントリーです。ブルース・アルバム・チャートでは6枚目の第1位。チャートは22年の歴史です。なお、このアルバムにはジェフ・ベック、ジェイムス・ベイ、ミック・ジャガー、キース・リチャーズが参加しています。さすがバディ・ガイ。

最終更新:2018/08/16 14:53

2018/08/16 14:47

6/23付。今週のビルボード・シングル・チャートから。





今週の第1位は先週ポスト・マローンの「Psycho」に取って代わられたドレイクの「Nice For What」が2位から再び1位に返り咲きました。通算7週目の第1位です。これでドレイクの1位週数が合計38週となりマイケル・ジャクソンの37週を抜いて男性ソロ・アーティストで歴代単独2位になりました。1位はアッシャーの47週、オール・アーティストの歴代1位はマライア・キャリーの79週です。「Nice For What」はストリーミングが3160万で4位から3位、デジタル・セールスが10位から7位、ラジオ・ソングスが6位から4位と3部門で1位なしでのHOT100=第1位です。またこの曲は4/21から5/12、6/2から6/9、そして6/23と1位に2回返り咲きました。1位に2回返り咲いたのは2015年ザ・ウィークエンドの「Can't Feel My Face」以来で通算7曲目です。





13位から9位とTOP10に返り咲いたのがアリアナ・グランデの「No Tears Left To Cry」です。今週ダンス・クラブプレイ・チャートで通算2曲目の第1位となりました。初めての1位は2016年2/27付で「Over And Over Again」。UKの5人組ボーイズ・グループ、ザ・ウォンテッドのネイサン・サイクスです。アリアナ・グランデはフィーチャリング・アーティストとして参加しました。




42位にはキッズ・シー・ゴースト・フィーチャリング・ルイ・プリマの「4th Dimension」が初登場。キッズ・シー・ゴーストはカニエ・ウエストとキッド・カディのコラボレーションでアルバム『Kids See Ghosts』は今週ビルボード200で第2位に初登場しました。その中からHOT100に今週7曲同時にエントリーしました。「4th Dimension」は39位に初登場した「Reborn」に次ぐ順位での初登場です。気になるのはフィーチャリング・アーティストのルイ・プリマ。ルイ・プリマは1910年12月7日ルイジアナ州ニュー・オーリーンズ生まれ。1978年8/24に脳腫瘍で67歳で亡くなりました。兄のジャズ・バンドに入ったのをきっかけにトランぺッター、コンポーザー、シンガー、バンド・リーダーとして活躍。56年にリリースされた代表曲「Jump, Jive an' Wail」はブライアン・セッツァーやビッグ・バッド・ヴードゥー・ダディなどがカバーしています。今回は1936年にリリースされた「What Will Santa Claus Say (When He Finds Everybody Swinging)」をサンプリングしているためアーティスト名にクレジットされました。ルイ・プリマが最後にHOT100に登場したのが1961年2/23付。最高位9位の「Wonderland By Night」が89位にランキングされました。それ以来、実に57年4ヶ月2週間ぶりのHOT100登場で、HOT100登場ブランク期間で最長となりました。

HOT100登場ブランク期間

1位 57年4ヶ月2週間 Louis Prima
Last: 1961/2/13 Wonderland By Night
New: 2018/6/23 4th Dimension (Kids See Ghost Featuring Louis Prima)

2位 54年11ヶ月2週間 Bobby Helms
Last: 1962/12/29 Jingle Bell Rock
New: 2016/1/9 Jingle Bell Rock

別の曲では 2位 54年3ヶ月3週間 Burl Ives
Last: 1964/10/17 Pearly Shells (Popo O Eva)
New: 2017/1/7 A Holly Jolly Christmas

ニュー・リリースでは 45年0ヶ月1週間 Chipmunks
Last: 1962/12/29 The Chipmunk Song (Christmas Don't Be Late)
New: 2008/1/5 The Chipmunk Song (Christmas Don't Be Late) (2007)

リメイクを除くと 43年10ヶ月1週間 Tony Bennett
Last: 1967/11/25 For Once In My Life
New: 2011/10/1 Body And Soul (Featuring Amy Winehouse)





最高位7位で先週の51位から52位へダウンしているのがエックスエックスエックステンタシオンの「Sad!」です。6/18に地元のフロリダ州ディアフィールド・ビーチで白昼バイク店から出てきたところを2人組強盗に遭い銃撃されて死亡したとのことです。彼らはエックスエックスエックステンタシオンが銀行からでてきたところから付け狙っていたそうです。彼は恋人、元妻などへのDVなどで裁判中でしたが、ラップの才能は認められてアルバムをリリースし、『?』は3/31付のビルボード200で初登場第1位を記録しています。多くのラッパーが彼の死を悼んでコメントを発表しています。まだ20歳。ご冥福をお祈りします。彼の死が伝えられるとスポティファイでは6/19の1日だけで「Sad!」が1040万ストリームスを記録したとのことです。これまでの24時間のストリーミング数記録は2017年8/25のテイラー・スウィフト「Look What You Make Me Do」の1010万でした。





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6/23付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。





今週の第1位は初登場でデイヴ・マシューズ・バンドの『Come Tomorrow』です。292,000EAU、実売は285,000枚のセールスでした。売れましたね。285,000枚の実売セールスは発売第1週のセールスで今年最高です。7枚目の第1位ですが、スタジオ・アルバムで1998年の『Before These Crowded Streets』から7枚連続で第1位となっております。7枚連続第1位はグループでは初めて。ロック・アルバムで292,000EAUのセールスは2014年6/7のコールドプレイ『Ghost Stories』の383,000EAU以来。5/18からスタートしているツアーのチケットにこのアルバム購入権が付いていてそれが行使されて、セールスアップにつながりました。



アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。


今週のTOP10内初登場はあと2枚あります。




第2位に初登場したのが、先ほどもご紹介しましたがキッズ・シー・ゴーストの『Kids See Ghosts』です。142,000EAU、実売は79,000枚のセールス。カニエ・ウェストは自身のレーベルG.O.O.D.ミュージックから5週連続でリリースすると発表しています。5/25にプッシャTの『Daytona』(最高位3位、今週30位)、先週自身の『Ye』(最高位1位、今週5位)、来週はNAS『Nasir』、6/22にはティヤーナ・テイラー『K.T.S.E.』がリリースされるとのことです。カニエ・ウエストはキッド・カディとともに昨年夏に来日していました。カニエ・ウエストが2007年にリリースしたアルバム『Graduation』のアルバム・アートワークを手掛けた現代美術家の村上隆氏を訪ねて、今回のアルバムのアートワークを依頼したとのことです。





第3位にはカントリー・アルバム・チャートで7枚目の1位となったダークス・ベントリーの『The Mountain』が初登場。102,000EAU、実売は94,000枚でした。ビルボード200では9枚目のTOP10入りとなりました。こちらもチケット/アルバム一括販売の恩恵を受けました。ファースト・シングル「Woman, Amen」はHOT100では先週の69位から今週は最高位となる53位へ上昇中。カントリー・ソングス・チャートでは9位から7位へ。カントリー・エアプレイ・チャートでは先週第1位に輝きました。




第11位には久しぶりの登場です。シュガーランドの『Bigger』が初登場。30,000EAU、実売は26,000枚のセールスです。カントリー・アルバム・チャートでは第2位に初登場しました。こちらでは7枚目のTOP5入りです。2010年No.1アルバム『The Incredible Machine』以来のリリース。テイラー・スウィフトが参加して「Babe」が彼女自身の久々のカントリー・ヒット(カントリー・ソングス・チャートで5/5最高位8位)になったことも話題を呼びました。





165位にはビーチ・ボーイズが初登場です。ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラとのコラボで『The Beach Boys With The Royal Philharmonic Orchestra』が初登場しました。「California Girls」、「Kokomo」、「Good Vibrations」などのオリジナル音源にオーケストラをかぶせて収録されています。今週クラシカル・アルバム、コンテンポラリー・クラシカル・アルバム・チャートの両方で第1位に登場しました。ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラはこのパターンで、エルヴィス・プレスリー、ロイ・オービソン、アレサ・フランクリンとのコラボ盤をリリースして、すべてクラシックの両方のチャートでTOP5に入っています。

最終更新:2018/08/16 14:47

2018/08/16 14:30

6/16付。今週のビルボード・シングル・チャートから。






今週の第1位はドレイクの「Nice For What」に代わって、登場15週目でついにこの曲が第1位に。ポスト・マローンの「Psycho」です。昨年10/28から8週連続第1位になった「Rockstar」(フィーチャリング・21サヴェージ)に続いて2曲目の第1位です。今回はフィーチャリング・アーティストがタイ・ダラ・サイン。彼にとっては初の第1位となりました。通算2曲目のTOP10ヒットですが前回もフィーチャリング・アーティストとしてのTOP10入りで、フィフス・ハーモニーの「Work From Home」に参加して2016年最高位4位を記録しています。

「Psycho」は3/10にHOT100初登場第2位以来今週まで連続15週TOP5入りを果たしています。年間順位は結構高いですね。HOT100で1位になりましたが、ストリーミングは4位から10位、デジタル・セールスは1位から2位、ラジオ・ソングスは4位から2位と集計3部門での1位なしでのHOT100チャート1位となりました。ストリーミングは3030万ストリームスで2014年4/12付第1位ファレル・ウィリアムスの「Happy」以来の低水準でした。ただ、今週はストリーミングが分散していて、ストリーミング・チャート第1位のカニエ・ウエスト「All Mine」(HOT100で11位初登場)が3630万ストリームスでしたので1位とたった600万ストリームスの差しかありませんでした。

気がつけば今週でHOT100チャートはラップ・ソングが20週連続で1位を独占しています。ドレイクが2曲、チャイルディッシュ・ガンビーノとこの曲。この記録はこれまでは2003年の16週連続が記録で、この時は50セント「In Da Club」(9週1位)、ショーン・ポール「Get Busy」(3週)、50セント・フィーチャリング・ネイト・ドッグ「21 Questioins」(4週)で1位を独占しました。





第3位には先々週19位、先週7位から順調にアップした「I Like It」。カーディB、バッド・バニー&Jバルヴィンです。5/29にオフィシャル・ビデオがリリースされてアップに拍車がかかりました。カーディBは4曲目のTOP5、バッド・バニーは初めて、Jバルヴィンはビヨンセをフィーチャリングした「Mi Gente」(17年3位)に続いて2曲目のTOP5入りとなりました。





第4位はなんと先週の94位から90ポイントアップの大ジャンプアップを見せてくれたマルーン5・フィーチャリング・カーディBの「Girls Like You」です。マルーン5の14曲目のTOP10ヒットとなりました。カーディBは6曲目です。アルバム『Red Pill Blues』にはマルーン5のソロ・バージョンが収録されています。5/30にカーディBバージョンがリリースされてデジタル・セールスで12位から1位となって、HOT100で一気に4位にあがりました。カーディBが加わってのヒットといえばブルーノ・マーズの「Finesse」。オリジナル・アルバムには収録されていないリミックスでの大ヒットとなりました。「Finesse」が1/20付で第3位の時の第5位がGイージー・フィーチャリング・カーディB&エイサップ・ロッキーの「No Limit」でカーディBはその時以来のTOP5=2曲同時エントリーとなりました。

HOT100内ジャンプ・アップ・ポイント・ランキング

1位 96ポイント 97位→1位 My Life Would Suck Without You / Kelly Clarkson (2009/2/7)
2位 95ポイント 96位→1位 Womanizer / Britney Spears (2008/10/25)
3位 91ポイント 94位→3位 Beautiful Liar / Beyonce & Shakira (2007/4/7)
4位 90ポイント 94位→4位 Girls Like You / Maroon 5 Featuring Cardi B (2018/6/16)





今週はカニエ・ウエストのアルバム『Ye』のリリースでHOT100にアルバム収録曲7曲すべてが同時エントリーしました。第8位に初登場したのが「Yikes」です。カニエ・ウエストとしては2015年最高位4位の「FourFiveSeconds」(リアーナ&カニエ・ウエスト&ポール・マッカートニー)以来16曲目のTOP10ヒットです。ヒップ・ホップ・アーティストでは歴代6位タイ。

11位に「All Mine」が初登場しているのですが、こちらが3630万ストリームスで今週ストリーミング・チャート第1位でした。この曲を含めHOT100では今週7曲初登場で合計91曲の登場曲数(歴代6位タイ)となりました。すべてTOP40内に初登場したのですがTOP40には48曲の登場となりこちらは歴代10位タイ。TOP40内7曲以上同時エントリーは11人目。最多は14曲で5/12付にアルバム『beerbongs & bentleys』がリリースされたポスト・マローンです。他にカーディB、ケンドリック・ラマー、J.コール、ドレイク、ビヨンセ、プリンス、テイラー・スウィフト、リル・ウェイン、ビートルズが記録しています。

R&Bヒップ・ホップ・ソングス・チャートでも7曲すべてがTOP40に初登場。TOP40ヒット曲数が81曲となってアレサ・フランクリンの80曲を抜いて歴代5位となりました。

HOT100登場曲数

1位 207曲 Glee Cast
2位 164曲 Drake
3位 137曲 Lil Wayne
4位 108曲 Elvis Presley
5位  97曲 JAY-Z
6位  91曲 Kanye West
6位  91曲 James Brown


TOP40登場曲数

 1位 80曲 Elvis Presley
 2位 74曲 Drake
 3位 71曲 Lil Wayne
 4位 57曲 Elton John
 5位 56曲 Taylor Swift
 6位 51曲 Glee Cast
 7位 50曲 Beatles
 7位 50曲 Rihanna
 9位 49曲 Madonna
10位 48曲 JAY-Z
10位 48曲 Kanye West

TOP10登場曲数:ヒップホップ・アーティスト

1位 26曲 Drake
2位 21曲 JAY-Z
3位 20曲 Lil Wayne
4位 18曲 Ludacris
5位 17曲 Eminem
6位 16曲 Kanye West


R&Bヒップ・ホップ・ソングス・チャートTOP40ヒット曲数

1位 156曲 Drake
2位  97曲 Lil Wayen
3位  96曲 JAY-Z
4位  91曲 James Brown
5位  81曲 Kanye West
6位  80曲 Aretha Franklin





55位にはフロリダ・ジョージア・ラインの「Simple」が初登場しました。ニュー・アルバムが待たれますね。この曲はHOT100では19曲目の初登場となりました。カントリー・ソングス・チャートでは46位から5位に上がりTOP10内に3曲同時エントリーとなりました。1位がビービー・レクサとのコラボレーション「Meant To Be」(28週連続第1位、HOT100では9位→12位)、5位にこの曲で、7位には6位からダウンした「Uptown」(モーガン・ウォーレン・フィーチャリング・フロリダ・ジョージア・ライン、HOT100では54位→58位)が入りました。3曲同時はグループ/デュオでは初めてでオール・アーティストでは5組目です。ジョニー・キャッシュ(58年)、ファーロン・ヤング(60年)、バック・オーウェンズ(61年)、テイラー・スウィフト(12年)が記録しています。






今週のカントリー・エアプレイ・チャートの第1位はダークス・ベントリーの「Woman, Amen」です。16曲目の第1位は1位獲得曲数で歴代13位。1位はティム・マックグロウの29曲です。カントリー・ソングス・チャートでは最高位8位から9位へダウン、HOT100では最高位67位から69位へダウンしています。エル・キングをフィーチャリングした「Different For Girls」(2016/10/1)以来の第1位。6/8にリリースされた9枚目のアルバム『The Mountain』からのファースト・シングルです。






そのカントリー・エアプレイ・チャートで11位から10位にアップしたのがキース・アーバンの「Coming Home」です。39曲目のTOP10ヒットとなりました。ちなみにそのうち21曲が1位になっています。TOP10曲数では歴代7位。1位はジョージ・ストレイトの61曲。キース・アーバンはセカンド・シングル「Your Everything」(2000年4位)からキャリー・アンダーウッドをフィーチャリングした2017年最高位2位の「The Fighter」まで38曲連続TOP10入りという大記録を作りました。この記録にはシーズンもの、プロモ・シングルがチャートに入った場合は含まれません。39曲連続をめざしたシングルが「Female」だったのですが最高位が12位でとまり、連続記録は途絶えました。この記録、現在継続中なのがキャリー・アンダーウッドで26曲連続TOP10入りを続けています。しかもデビュー・シングルからの記録で、カントリー・エアプレイ・チャートではデビュー・シングルからの連続TOP10ヒットの歴代1位を更新中です。


HOT100でも連続記録が途絶えました。フューチャーです。2015年4/18に「Commas」が98位に初登場して以来、先週までHOT100に連続166週間チャートインしていました。歴代5位の記録です。先週68位に「King's Dead」(フィーチャリング・ジェイ・ロック、ケンドリック・ラマー&ジェームス・ブレイク)が入っていました。これが先週登場20週目だったため、エントリー・ルールにより今週HOT100入りできるポイントがあってもポイントが前週より上昇しない限り21週目のチャートインはできません。そのため今週はランク入りできませんでした。またフューチャーの別の曲のエントリーもなかったため記録がストップしました。2015年から実に6枚のアルバムがリリースされ、自身通算68曲のHOT100ヒットのうちこの間に53曲がHOT100に入って166週間連続HOT100入りの記録を作りました。昨年はアルバム『FUTURE』と『HNDRXX』が2週連続でビルボード200で初登場1位になり、同一アーティストの異なるアルバムでの2週連続初登場1位という快挙を達成しています。

HOT100連続チャートイン記録

1位 431週 Drake
2位 326週 Lil Wayne
3位 216週 Rihanna
4位 207週 Nicki Minaj
5位 166週 Future
6位 161週 Chris Brown
7位 159週 JAY-Z
8位 152週 Nelly
9位 150週 Justin Bieber





85位にはゴリラズの「Humility」が初登場しました。6/29にリリースされるアルバム『The Now Now』に収録されています。すでに6枚のスタジオ・アルバムを発表していますがまだ1位はありません。2017年の『Humanz』と2010年の『Plastic Beach』の2位が過去最高順位です。HOT100では2006年最高位87位の「Dare」以来のチャートイン。ところでこの曲はジョージ・ベンソンがギターで参加していて、クレジットでもフィーチャリング・ジョージ・ベンソンと表記されました。そのためジョージ・ベンソンにとって1985年以来33年ぶり、15曲目のHOT100ヒットとなりました。


ロックをもう1曲。ロック、もっとチャートでは評価されてもいいと思うんだけどなあ。今週の89位初登場。ソングライターがデヴィッド・ペイチ、ジェフ・ポーカロといったらTOTOです。そう、TOTOのカバー「Africa」が初登場しました。カバーしたのはウィーザーです。「Africa」は83年2/5に1週間だけ第1位でしたが年間24位の大ヒットとなりました。この曲は15歳のウィーザー・ファンの女の子が是非この曲をカバーしてほしいとツイッターのアカウントを作ってバンドやリヴァース・クオモに送り続けたところ、実現したとのことです。ウィーザーはもう1曲やはりTOTOの「Rosanna」(82年2位・年間14位)をカバーして先週ロック・ソングス・チャートで29位にエントリーしていました。「Africa」はオルタナティヴ・ソングス・チャートでは通算31曲目の登場となる31位に初登場しています。このチャートではウィーザーはTOP10=14曲、そのうちNo.1=3曲を記録しています。今年の秋にリリース予定の12枚目のスタジオ・アルバム『Weezer (Black Alum)』に収録される予定です。





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6/16付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。





今週の第1位は初登場でカニエ・ウエストの『Ye』です。208,000EAU、実売は85,000枚でした。8枚目のNo.1はヒップ・ホップ・アーティストではジェイZの14枚に次ぎ、エミネムとならんで歴代2位タイです。またカニエ・ウエストは2004年のデビュー・アルバム『The College Dropout』が最高位2位でしたが、2005年のセカンド・アルバム『Late Registration』から『Ye』まで8枚連続で第1位を記録しています。8枚連続第1位はビルボード記録で、他に65年から68年のビートルズと00年からエミネムが記録しています。カニエ・ウエストとともにエミネムも継続中です。

ビルボードNo.1アルバム獲得枚数ランキング

 1位 19枚 Beatles
 2位 14枚 JAY-Z
 3位 11枚 Bruce Springsteen, Barbra Streisand
 5位 10枚 Elvis Presley
 6位  9枚 Garth Brooks, Rolling Stones
 8位  8枚 Kenny Chesney, Eminem, Madonna, U2, Kanye West
13位  7枚 Drake, Janet Jackson, Elton John, Led Zeppelin, Paul McCartney/Wings

ケニー・チェズニーは7/27にニュー・アルバム『Songs for the Saints』がリリースされます。歴代6位タイの9枚目の第1位なるか?




アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。


今週のTOP10内初登場はあと1枚あります。





第3位に初登場したのが、スウェーデンのへヴィ・メタル・バンド、ゴーストの4枚目のスタジオ・アルバム『Prequelle』です。2015年の前作『Meliora』(最高位8位)に続いて連続TOP10入りとなりました。スウェーデンでは3作連続第1位です。ゴーストはスタジオ・アルバム毎にキャラクターを設定しています。今回はゲスト・キャラクターに『PAPA 0世』という老人が登場しています。この老人に扮しているのが実はサックス・プレイヤーでステージではシスターに付き添われてよぼよぼと登場して椅子に座って自分の番を待ちます。自分のパートになると急にファンキーになって演奏し、終わるとまた老人に戻って椅子にすわるというものでこのギャップが観客にうけているとのことです。66,000EAU、実売は61,000枚のセールス。彼らのツアー・チケットにこのアルバム購入権が付いているとのことです。





39位からいきなり4位へ大ジャンプアップしてきたのがルーク・コムズの『This One's For You』です。これまでの最高位5位も上回ってしまいした。55,000EAUのセールスは初登場週の43,000EAUをこちらも上回っています。何が起きたか?答えは簡単で、5曲追加されたデラックス・エディションがリリースされたためです。この5曲がすべて今週カントリー・ソングス・チャートに入りました。これでトラック・セールスも稼いでカントリー・アルバム・チャートでは昨年9/23以来通算4週目の第1位となりました。





先週の9位から7位にアップしたのがサウンドトラック『The Greatest Showman』です。1/13と1/20の2週間第1位になっています。このほど2018年1月第1週からのセールスでこのアルバムが実売で最初に100万枚を突破しました。昨年12月にリリースされていますので通算では108万枚のセールスです。UKでは今週も第1位で通算18週目の第1位という大ヒットになっています。今年のこのアルバムに次ぐ実売セールスはなんと39万9000枚でジャスティン・ティンバーレイクの『Man Of Woods』です。2番目がたったの39万9000枚です。ダウンロードがCDのセールス減少を上回る勢いで減っているためです。もっとも2017年はこの時期でもまだミリオン・セラーはありませんでした。2017年カレンダー・イヤーで初めてミリオンを記録したのは11/16までの1週間の集計週でテイラー・スウィフトの『Reputation』が発売第1週だけで120万枚のセールスを記録して1月からのセールス合計で全アルバムの中で初めてミリオン・セラーになりました。このアルバムは年末までに190万枚を売り上げました。また、エド・シーランの『÷』が2017年の年末までに110万枚のセールスを記録し、昨年はミリオン・セラー2枚という結果でした。今年は秋にこのようなアルバムがリリースされるでしょうか。

最終更新:2018/08/16 14:30

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