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2012-05-21 07:00

健康と長寿のための9つの共通ルール (前編) (健康)



健康で長生きする人が数多く集まっている世界で4カ所の「ブルーゾーン」。


今回は過去4回のまとめとして、
各地域に共通する「健康と長寿のルール・前編」を紹介します



「もし長生きの知恵が、知識や体験の積み重ねによって形作られるものならば、
長寿者は誰よりも豊かな知恵を持ち合わせていると言える。」


ナショナルジオグラフィック誌の記者・ダン・ビュイトナー氏は、
こうした考えのもと、健康で長寿な人がたくさん暮らしている地域を世界中探しまわり、
健康・長寿者の割合が群を抜いて多かった4カ所の地域を「ブルーゾーン」と名付けました。



イタリア・サルデーニャ島、日本・沖縄県、アメリカ・ロマリンダ、
中米コスタリカ・ニコジャ半島の長寿者に共通するルール9項目のうち
今回は前編として5つめのルールまでを紹介します。




< ルール1 適度な運動を続けている >



ポイントは「適度な」ということ。

激しい運動ではなく、日常生活の中で簡単に取り込めるようなことを、
継続しておこなっている傾向があります。


サルデーニャではヒツジ飼いという仕事柄、
毎日数キロの距離を歩いていたり、
沖縄では食卓にのせる農産物を育てるために
1日のうちの数時間を畑で過ごしたり、といった感じで、
無理のかからない程度にからだを動かすことを長年続けているのです。


 〜 適度な運動を続けるために 〜

 ・ ウォーキングやガーデニングなどを生活の中に取り入れてみる

 ・ エレベーターやエスカレーターよりも階段を使う

 ・ 近距離の移動は、車を使わずに歩く

 ・ リモコンや電動のものを、なるべく使わないようにする

 ・ 風呂上がりのストレッチなどを習慣にする



< ルール2 食事は「腹八分目」で摂取カロリーを抑えている >

「満腹になった」という状態ではなく、
「空腹感がなくなった」というところで食べることをやめる習慣があります。


またボリュームは同じくらいでも、
低カロリーの植物性食品を多く摂取しており、
カロリー数は大幅に抑えられていることも特長です。



穀類、豆類、野菜類を多食し、肉類はあまり食べない傾向にあります。


夕食は軽めに、早い時間帯に済ませる人たちが多いようです。


〜 腹八分目を実行するために 〜

 ・ 盛りつけた量の4分の3が消費される、というデータがあるように、
   入れ物が大きいとたくさん消費する可能性が高くなるため、
   入れ物(食器)はなるべく小さめにしておくこと。

 ・ ボリュームのわりにカロリー数が少ない野菜を、メニューに多用する。

 ・ ひと口につき30回以上を目安に、よく噛んでゆっくり食べる。



< ルール3 主に植物性食品を食べている >


全粒の穀類、豆類、家庭菜園で採れた野菜は、長寿者の食卓に欠かせない食材です。


肉類はあまり食べませんが、4ヶ所のブルーゾーンのうち、
3ヶ所では少量の豚肉を食べていたことも面白い特長です。



< ルール4 「百薬の長」を適度に飲んでいる >


「ほどほど」の飲酒は、健康・長寿の要素によい影響を与えることが確認されています。


適量の目安としては、赤ワインならグラス1〜2杯程度。


時間をかけて食事を楽しめることや、
ストレスの軽減に役立つことも一役かっているようです。




< ルール5 生きがいや目的意識を持っている >



生きがいと呼べるような趣味や仕事を持っていて、
そのことをさらに深めていったり、
新しいことに挑戦したりといったことも、
頭脳の働きを鋭敏に保ち続けるための効果的な方法です


子供や孫たちの成長を見守りたいというのも立派な目的意識になります。



今回は、世界的な長寿地域・ブルーゾーンにおける「9つの共通ルール」から
5つのルールを紹介しました。


一度にすべてのことを始めるのはたいへんなので、
先ずは取り組みやすいものから生活に取り入れてみましょう。


一つのことで健康が実感できるようになると、
他のことに取り組むのがとても楽しみになりますよ


次回は6つめのルールから紹介したいと思います。



参考文献 「ブルーゾーン」 ダン・ビュイトナー 著 (ディスカヴァー)

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2012-05-14 07:00

健康と長寿のルール 〜 中米コスタリカのニコジャ半島 (健康)


健康で長生きする人が数多く集まっている「ブルーゾーン」という特異な地域があります。


「ナショナルジオグラフィック」誌の記者が、詳細な調査の結果絞り込んだ
世界で4カ所のブルーゾーンから「健康と長寿のルール」を探ってみたいと思います。



「もし長生きの知恵が、知識や体験の積み重ねによって形作られるものならば、
長寿者は誰よりも豊かな知恵を持ち合わせていると言える。」


ナショナルジオグラフィック誌の記者・ダン・ビュイトナー氏は、
こうした考えのもと、健康で長寿な人がたくさん暮らしている地域を世界中探しまわり、
健康・長寿者の割合が群を抜いて多かった4カ所の地域を「ブルーゾーン」と名付けました。


最後の4ヶ所めとなる今回は、中米コスタリカのニコジャ半島における健康・長寿の習慣を紹介します。



< 中米コスタリカのニコジャ半島 >



今から50年ほど前にカリフォルニア大学出版界が出版した
「ニコジャの文化地理学」には
当時のニコジャ半島に暮らす人々の生活ぶりが次のように記されています。



(以下、要約)

地元民の日常生活は、日の出前から始まる。

コーヒーと共に残りもののトルティージャ(トウモロコシパン)をつまむ。

雑用などをこなし、
8時にはちゃんとした朝食(ご飯、豆、卵が主体 )を摂る。

昼かおそくとも午後2時には仕事を終え、自宅に戻って昼食を摂る。

昼食は茹でたバナナや里芋、カボチャ、野菜と肉。

ご飯と豆、卵、ヨーグルト、ベリー類など。

午後はのんびりと過ごし、
夕食はご飯、豆、トルティージャといった簡単なものですませている。




< ロマリンダの伝統的なライフスタイル >


・ 食事

低カロリー、低脂肪の植物性食品を基本とした食生活は、
他のブルーゾーンと共通しています。

特に豆類、トウモロコシ、果物の摂取量が多いことが特長的です。

もポピュラーな「トウモロコシ」は、
熱を加えるなどして調理をすることで栄養価が高まるため、
この地域の人たちに欠かせない伝統食となっています。


飲料水はカルシウムを豊富に含んでいる硬水で、
骨の丈夫さにも大きく関係しているようです。


・ 運動
 
日の出と共に活動を始めるニコジャの人々は、
朝早くから昼頃まで農作業などをおこなって、身体をよく動かしています。

若い頃からのこうした習慣は、年齢を重ねても変わらず、
そのことが筋力の維持などに役立っているといえるでしょう。

 
・ 価値観

信心深く、家族をとても大切にしています。

「すべては神様のお計らい」という気持ちで暮らしていることが、
変化に臨機応変に対応でき、
お金にも執着しない生き方につながっているようです。



< 中米コスタリカのニコジャ半島における「健康と長寿のルール」 >


1 植物性食品を主体にした食生活と、カルシウム豊富な硬水の摂取

2 夕食は早めの時間に、軽くすませる

3 若いときから身体をよく動かす習慣をつけている

4 家族を大事にしており、そのことが人生の目標(生きがい)につながっている


5 「すべては神様の手にゆだねている」という心の平安を持っていることで、
  ストレスが軽減されている 



今まで紹介してきた3ヶ所のブルーゾーン
(イタリア・サルデーニャ島、日本・沖縄県、アメリカ・ロマリンダ)
の長寿者と同じく、
食べ物や運動といった「生活習慣」と、価値観などによる「心の持ち方」が、
健康で長寿な人生に大きく影響していることがわかります。


 
毎日の生活に「健康と長寿のルール」をぜひお役立てください。

2012-05-07 07:00

健康と長寿のルール 〜 アメリカ・ロマリンダ (健康)


健康で長生きする人が数多く集まっている「ブルーゾーン」という特異な地域があります。


「ナショナルジオグラフィック」誌の記者が、詳細な調査の結果絞り込んだ
世界で4カ所のブルーゾーンから「健康と長寿のルール」を探ってみたいと思います。



「もし長生きの知恵が、知識や体験の積み重ねによって形作られるものならば、
長寿者は誰よりも豊かな知恵を持ち合わせていると言える。」


ナショナルジオグラフィック誌の記者・ダン・ビュイトナー氏は、
こうした考えのもと、健康で長寿な人がたくさん暮らしている地域を世界中探しまわり、
健康・長寿者の割合が群を抜いて多かった4カ所の地域を「ブルーゾーン」と名付けました。


3ヶ所めとなる今回は、
アメリカ・カリフォルニア州のロマリンダにおける健康・長寿の習慣を紹介します。



< アメリカのロマリンダ >



スペイン語で「美しい丘」という意味を持つロマリンダ。



アメリカ・ロサンゼルスの一画にあるこの地域は、
キリスト教の一会派であるセブンスデー・アドベンティストが中心となって作られました。




原則的に、肉やこってりとした食べもの、たばこやアルコール、
カフェインを含む飲みものなどを摂らない生活を送っているアドベンティストたちは、
アメリカの他地域の人たちに比べて、長寿で健康な人の割合が多く、
国立衛生研究所などが長い歳月をかけて様々な角度から「長寿と健康の秘訣」を研究してきました。



その結果わかったことは、
食事や運動といった生活習慣に加えて「安息日」と言われる週に1度の行事も
精神的な健康面から大きく貢献しているのではないか、ということ。



安息日は「時間の聖域」とも呼ばれ、
家族や友人などたいせつな人たちと自然の中で
コミュニケーションをとることが優先されることから
「こころのオアシス」を育む時間にもなっているようです。



やはり健康には、からだとこころの両面からアプローチすることがたいせつなんですね。
 


< ロマリンダの伝統的なライフスタイル >



・ 食事

肉類やこってりとしたものをあまり食べず、
全粒粉の穀類や野菜、果物がメインの食生活です。

また、ナッツ類を習慣的に食べている人が多いことも特長です。

夕食は早めに食べる人が多く、内容も軽めです。


< ナッツを美味しく食べるために >

そのままでももちろん美味しいのですが、
サラダに丸ごと入れたり、
魚料理などに細かく砕いたものをまぶして食べるのもお薦めです。


・ 運動
 
ウォーキングや水泳などの「持久力系」「筋力系」に加えて、
ヨガなどの「バランス系」、ストレッチなどの「柔軟系」を
バランスよくおこなっているようです。

激しい運動ではなく、定期的に長く続けられる運動がよいでしょう。

 
・ 価値観

ボランティア活動に参加する機会が多く、
他人に喜んでもらえることが目的意識にもなっています。

また、週に一度の「安息日」には、
家族や友人たちと自然の中で神様に感謝する習慣があり、
こうしたことでも「こころとからだの健康バランス」が整えられているようです。



< アメリカのロマリンダにおける「健康と長寿のルール」 >


 野菜や果物、全粒粉の穀類を多く摂り、肉類はほとんど食べない

2 ウォーキングなどの激しくない運動を定期的におこなっている

3 夕食は早めに、軽く済ませている

 ナッツ類を多食している

5 安息日に家族や友人らと、楽しくゆっくりと過ごすことで、ストレスを発散させている


6 ボランティア活動などを通して、人とのつながりを保ってい


 
今まで紹介してきたイタリア・サルデーニャ島や日本の沖縄県の長寿者と同じく、
食べ物や運動といった「生活習慣」と、価値観などによる「心の持ち方」が、
健康で長寿な人生に大きく影響していることがわかります。




毎日の生活に「健康と長寿のルール」をぜひお役立てください。



参考文献 「ブルーゾーン」 ダン・ビュイトナー 著 (ディスカヴァー)

2012-04-30 07:00

健康と長寿のルール 〜 日本の沖縄県 (健康)



健康で長生きする人が数多く集まっている「ブルーゾーン」という特異な地域があります。


「ナショナルジオグラフィック」誌の記者が、詳細な調査の結果絞り込んだ
世界で4カ所のブルーゾーンから「健康と長寿のルール」を探ってみたいと思います。



< ブルーゾーン >



「もし長生きの知恵が、知識や体験の積み重ねによって形作られるものならば、
長寿者は誰よりも豊かな知恵を持ち合わせていると言える。」


 ナショナルジオグラフィック誌の記者・ダン・ビュイトナー氏は、
こうした考えのもと、健康で長寿な人がたくさん暮らしている地域を世界中探しまわり、
康・長寿者の割合が群を抜いて多かった4カ所の地域を「ブルーゾーン」と名付けました。



< 健康・長寿者の多いブルーゾーン >


・ イタリア・サルデーニャ島のバルバギア地方

・ 日本の沖縄

・ アメリカ・カリフォルニア州のロマリンダ

・ 中米コスタリカのニコジャ半島



地元の医師たちに協力してもらいながら、何十人もの百歳を超えた長寿者と会い、
7年という歳月をかけた調査の結果わかったことは
「基本的な長寿の要因は共通している」ということ。


そして、長寿は遺伝的な要因よりも
圧倒的にライフスタイル(日常の生活習慣)に左右されている、ということでした。


つまり、ブルーゾーンに住んでいる人たちが、
何を食べて、どんなふうに暮らしているのかを知ることで、
誰もが健康・長寿を実現できる可能性がグッと高まる、ということです。


前回のイタリア・サルデーニャ島に続き、
今回は日本の沖縄における健康・長寿の習慣を紹介します。



< 日本の沖縄 >




温暖な気候と白砂のビーチ。

3月にはもう「海開き」と言いますから、
北海道に住む私にとっては、沖縄はまさに夢のような所です。


その昔、中国の文献で「不死の国」とも表現されていた長寿地域・沖縄県は、
現在もブルーゾーンのひとつとして健康的なライフスタイルのお手本となっています。



ここ数年、長寿ランキングでは大きく順位を落としていますが、
これはおそらくファストフード店の急激な増加などによって、
伝統的な食生活が激減した影響ではないかと思われます。


65歳時点での平均余命はいまだにトップクラスにあることから、
食生活が変化する前の「昔ながらの伝統食」に、健康・長寿の秘訣があるようです。

 

< 沖縄の伝統的なライフスタイル >


・ 食事



 植物性食品を主体にした食生活で、チャンプルー(野菜の炒めもの)やサツマイモ、
 豆腐など、栄養価が高くて、カロリーの低い食品がよく食べられています。

 また豆腐や味噌、納豆などの大豆製品、ゴーヤ、ヨモギ、
 生姜、ウコンなどの薬効食材もよく食卓にあがります。

 豚肉のような動物性食品は、めったにないお祭りの時などにしか食べないようです。


 食事量は少なめで、食べる前には「腹八分目」と唱えてから食べます。


・ 運動
 

 自分の畑で農産物を育てている場合が多いので、
 身体のあらゆる部分を動かす農作業が日課になっているようです。

 家の中でもこまめに動き回り、
 お祈りの習慣などでも立ったり座ったりする動作が多いことから、
 足腰がとても丈夫です。

 外をよく歩くので、
 日光から若さを保つ「ビタミンD」を生成していることも指摘されています。

 
・ 価値観



 長寿者は、その豊富な経験から若い人たちにアドバイスを与える役割を担っています。

 尊敬され、必要とされている、という認識が、
 気力と体力をいつまでも若々しく保ってくれるのでしょう。

 近所付き合いもよく、古くからの友人らと談笑を楽しむ姿があちこちで見られます。

 こうした人とのつながりが、健康・長寿の源泉のようです。



< 日本の沖縄県における「健康と長寿のルール」 >



1 大豆製品や自家製の野菜など、植物性の食品が主体

2 農作業などで、よく身体を動かす

3 毎日外に出て、日光を浴びる機会が多い

4 近所付き合いが多く、よく人と話をする

5 必要とされている、という生きがいを持つ


 
前回紹介したイタリア・サルデーニャ島の長寿者と同じく、
食べ物や運動といった「生活習慣」と、価値観などによる「心の持ち方」が、
健康で長寿な人生に大きく影響していることがわかりますね。


毎日の生活に「健康と長寿のルール」をぜひお役立てください。



参考文献 「ブルーゾーン」 ダン・ビュイトナー 著 (ディスカヴァー)

2012-04-23 07:00

健康と長寿のルール 〜 イタリア・サルデーニャ島 (健康)



  *******************  お知らせ **********************

  毎日発信しておりました「こころとからだの健康タイム」ですが、
  今秋発刊予定の書籍原稿執筆作業に入りますため、
  しばらくの間、下記スケジュールにて発信してまいります。

    毎週月曜日   こころとからだの健康タイム


  毎日楽しみにご覧頂いていた皆様には誠に申し訳ありませんが、
  その分、喜んでいただける書籍作りに励んでまりいます。
  ご了承のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。



  ********************************************************



健康で長生きする人が数多く集まっている「ブルーゾーン」という特異な地域があります。


「ナショナルジオグラフィック」誌の記者が、詳細な調査の結果絞り込んだ
世界で4カ所のブルーゾーンから「健康と長寿のルール」を探ってみたいと思います。



< ブルーゾーン 



「もし長生きの知恵が、知識や体験の積み重ねによって形作られるものならば、
長寿者は誰よりも豊かな知恵を持ち合わせていると言える。」


 ナショナルジオグラフィック誌の記者・ダン・ビュイトナー氏は、
こうした考えのもと、健康で長寿な人がたくさん暮らしている地域を世界中探しまわり、
健康・長寿者の割合が群を抜いて多かった4カ所の地域を「ブルーゾーン」と名付けました。



< 健康・長寿者の多いブルーゾーン >


・ イタリア・サルデーニャ島のバルバギア地方

・ 日本の沖縄

・ アメリカ・カリフォルニア州のロマリンダ

・ 中米コスタリカのニコジャ半島



地元の医師たちに協力してもらいながら、何十人もの百歳を超えた長寿者と会い、
7年という歳月をかけた調査の結果わかったことは「基本的な長寿の要因は共通している」ということ。


そして、長寿は遺伝的な要因よりも、
圧倒的にライフスタイル(日常の生活習慣)に左右されている、ということでした。


つまり、ブルーゾーンに住んでいる人たちが、
何を食べて、どんなふうに暮らしているのかを知ることで、
誰もが健康・長寿を実現できる可能性がグッと高まる、ということです。


では、これから一緒に「ブルーゾーン」の健康・長寿者に、
そのライフスタイルを学んでまいりましょう!!



< イタリア・サルデーニャ島のライフスタイル >



・ 食べ物


この地域では、全粒粉のパンに豆と野菜類、果物を主体として、
副食的に羊の乳からできる伝統的なペコリーノチーズを食べていました。

肉は日曜日や特別な日に限って食されます

また多くの人が、毎日グラスで1〜2杯の赤ワインを飲んでいることも特長的でした。



・ 運動

岩だらけで、陽光がきつく、谷が深く切れ込んでいるという地形から、
大規模な農業は不可能だったため、伝統的に「牧羊」を主産業にしてきたサルデーニャの人々。

牧羊は重労働ではありませんが、毎日何キロも歩く必要があるため、
継続的に足腰の筋力を鍛えることにつながっているようです。

昔からよく言われる「足腰の強さが若さのバロメーター」を実証しているようですね。


 
・ 価値観

何よりも「家族」に大きな価値を置いていることが、
どの長寿者の家庭からも推測できました。

家族がお互いに気遣い合うことで、ストレスも解消されているようです。

また、どの家庭でも長寿者はその豊富な経験からとても尊敬されていて、
家族全員が宝物のように大切にしていました。

そのため、長期介護の施設はなく、
家族は育ててくれた両親や祖父母の愛情に感謝しながら一緒に生活をしています。

加齢するにつれてより尊敬される、という価値観が、
ますます長寿者の生きがいになっているのかもしれませんね。



< イタリア・サルデーニャ島における「健康と長寿のルール」 >


1 植物性食品を主体にした粗食

2 家族を最優先に考える

3 ヤギの乳を飲む習慣

4 長寿者を大切にする文化

5 よく歩く

6 毎日グラスに1、2杯の赤ワインを飲む

7 友人たちと談笑する



食べ物や運動といった「生活習慣」と、価値観などによる「心の持ち方」が、
健康で長寿な人生に大きく影響していることがわかります



毎日の生活に「健康と長寿のルール」をぜひお役立てください。



参考文献 「ブルーゾーン」 ダン・ビュイトナー 著 (ディスカヴァー)


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