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2016-08-15 12:43

眠りのプロショップの羽毛布団は全て自家製
本物をお届けする、そこが原点です


1988年、羽毛ふとんの普及率はまだまだ低く、

それ故に訪問販売やマルチ商法で販売されて社会的にも問題になってきた頃です。


眠りのプロショップSawadaはR&Rシステムという、

簡便式の羽毛リフレッシュと羽毛充填機を

近畿でもおそらく始めて導入しました。

当時の羽毛ふとんは現在の価格の2.5~3倍ぐらいの価格だったので、

「月3枚ぐらい売れれば元が取れるわ」的な考え方です。


もともと、私どもは綿屋です。

100年以上にわたって木綿わたの打直しや仕立てを生業としてきました。

小売店として事業を広げたものの、木綿わたに関しては製造直売、

作り手のこだわりを持ってお客様にお届けしてきました。

ところが、羽毛ふとんや羊毛ふとんが増え始めてくると、

西川のようなメーカーさんの企画製造した製品を仕入れて販売するというスタイルになってきました。


こうなると、中に入っている羽毛が

本当にいいかどうかはメーカーまかせで、信用するしかありません。

専門店としてこのままでいいのか?

という疑問があったことが取り組みの最初です。

導入と前後して急速な円高が進みました。

羽毛は原料を100%輸入しているために、価格もぐっと値下がりし、

そのためもあって羽毛ふとんの普及率は急激に増えました。

こうなると出てくるのが粗悪品です

R&Rsystem
1988年導入

そこで、羽毛ふとんを自家製造しようということで導入したのがR&Rシステムでした。

最初はあまりよくわかりませんでしたが、

羽毛の原料を調べていくうちにだんだんと羽毛の質の違い、

その見分け方がだんだんとわかるようになってきたのです。


また、生地の種類や側の縫製、充填量の違いなどもいろいろ研究を深めていきました。

羽毛に関する情報はいろいろと出ていますが、

本当の情報というものは、自家製造をしなければ、

さらに原料メーカーや生地メーカーを訪ねて調べなければ

通常の寝具店では手に入らないのだということがわかってきました。


羽毛の原料も、現在のカウフマン・スリープウェル社と河田フェザー社に決めるまでは

紆余曲折がありました。

同じスペックの、例えばハンガリーホワイトグースでダウン93%といっても

原料メーカーによって品質がずいぶん違います。

最初はそのようなことがわからず、、ずいぶんと授業料を払ったこともあります。


大きな転機は1998年のヨーロッパ視察でした。

ハンガリーの羽毛農場や、ハンガリー・スイスの羽毛工場を視察し、

ヨーロッパのマーケットの現状を見ると、

ずいぶんと日本は遅れていることに気がついたのです。

まさに井の中の蛙でした。

しかし2000年頃でも、自家製造の羽毛と既製品の羽毛の販売比率は1:2ぐらいで、

まだまだ既製品の羽毛が多数派でした。


その後、日本睡眠環境学会認定の睡眠環境コーディネーター資格の取得や、

滋賀医科大学認定の睡眠指導士資格を取得する勉強の中で、

睡眠の環境に合わせた羽毛ふとんの作り方が必要なことに気がつきました。

従来の羽毛ふとんはあまりにも

「売るための羽毛ふとん」であり、

「眠るための羽毛ふとん」にはほど遠かったのです。


そんな経緯で、2005年やっと、店頭で販売する羽毛ふとんは原則的に全て、

自社手作りまたはオリジナルにすることになったのです。


ドイツ・Lorch社の羽毛リフレッシュマシーンを導入


2006年12月 店舗設置としては日本で2番目
リフレッシュの洗いは完璧に


羽毛ふとんのリフォームはR&Rシステムによって行っていました。

これは、スチーム&除塵によって、羽毛を蘇らすというものです。

当初はリフォームもそれほど多くなかったのでこれでも十分だったのです。

ところが、羽毛ふとんの普及率が高くなるにつれリフォームの需要が増えてきました。

リフォームの中には、かなり汚れが強いものもあり、

これについては、羽毛ふとんを事前に丸洗いすることで対応をしてきましたが、

ふとんごと洗うのでは汚れ取りが十分ではありません。


どのように対応しようか迷っていたときに、

カウフマン社のボーラー会長から

「ドイツで中古だが非常に程度の良い羽毛リフレッシュマシンがあるが、どうか?」

と、渡りに舟のオファー。

20年落ちの中古とはいえ、ドイツで分解、コンテナ梱包、

日本へ運んで再組立のコストは決して安い買い物ではありません。

同じものは、毎年フランクフルトで行われるハイムテキスタイル見本市の際に見学する

ドイツの高級寝具店BettenRidの2階フロアに鎮座しています。

日本の専門店で設置しているのはわずかに1店舗のみでした。


少し迷いましたがR&Rシステムが老朽化していることもあり、導入を決断。

9月末に決定して、12月には設置というスケジュールです。

従来のものに比べるとかなりのスペースを必要とするため

売り場を大幅にアレンジしなければならないのと、

導入コストを少しでも稼ぐために、早速店じまい売り出しとなりました。


12月初旬、20フィートのコンテナに詰め込まれて荷物が到着。

ドイツから組立職人のDieterさんとHermannさんが2人来て一週間にわたって組立を行いました。

途中水圧が不足したりとトラブルはあったものの無事完成です。


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lorch-2CAP.jpg

  
Lorch(ロルヒ)社は大手の羽毛原料工場に羽毛の洗濯機や選別機、除塵機などを供給しているメーカーです。

もちろんKauffmann sleepwell社も河田フェザーもLorchの設備を導入していますから、

羽毛を知り尽くしたメーカーといえるでしょう。

そのロルヒ社が小さな工場用に企画したのが、今回のリフレッシュマシンです。

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左から 洗濯機・羽毛吸入器・乾燥機・選別機・排出機

2011年にはオゾン処理を導入

洗浄システムとしてはこの上ないシステムですが、

念には念を入れるという考え方の元に、オゾン処理工程を加えました。

羽毛が乾燥した後オゾン処理をすることにより、殺菌脱臭を徹底します。


より完璧なリフォームと羽毛製造を求めて新マシン導入

もうちょっと不満→より完璧を求めて新マシンの導入

Lorchのマシンによる羽毛直洗いは日本羽毛協会の羽毛リフォームの工程でも

一番レベルの高いプレミアムダウンウォッシュに相当しますので、

これでも十分すぎるぐらいなのですが、

個人的にはダウンファイバーの除去がいまひとつ不満で、

もう少しダウンファイバーなどのゴミを減らせないものかと考えていました。

一番最初に導入したR&Rシステムも、計量機が壊れてしまい、

充填は勘でいれるという状態になってきました。

もちろん今まで3,500枚以上作っていますので、

ほとんど職人芸のような技でちゃんと充填ができていたのですが、いつまでもそんなわけに行きません。


そこで、Lorchのマシンの減価償却が2/3済んだ2012年、

新たに羽毛の充填機+除塵機を入れることを計画いたしました。

リフレッシュした羽毛のゴミをさらに徹底的に取り除く羽毛除塵機

+そして1g単位の計量でより細かな充填を可能にした二槽式充填機です。

さらに充填機の吹き込み口にはサイクロン機を取り付けました。

FCst5ag6.jpg

サイクロンは円筒形の中で渦巻きを発生させ、

羽毛に含まれる比較的重いゴミを取り除く仕組みです。

十分に洗浄した新品の羽毛でも、実際には破損した小羽根などが含まれますが、

サイクロンによってこれらを取り除くことができます。


その反面サイクロン渦を発生させながらマスに充填を行っていくために、

充填速度は倍以上かかってしまいます。

非常に悩ましい選択でしたが、効率よりホコリを取ることにしました。

なぜなら、一般の工場では作業効率が下がるために、

このようなシステムで充填することはできないからです。

店頭で一枚一枚丁寧に仕立てを行うという、私どものポリシーからすれば、

工場のように毎日何十枚も製造するわけではありませんので、

たとえ効率が少々下がっても、

眠りのプロショップSawadaの店頭でないとできない羽毛のリフォームを

実現しようということに決めたのです。


羽毛ふとんの新規仕立:羽毛を計量し側に羽毛を充填する

充填機には3つの計量機があります。

全体の重量を計る計量機A、交互にマスに入れるために用意された2つの槽の計量機BとC。

2つの槽は一方が充填を行っている間に、もう一方の槽は次のマスの充填分を計量します。

設定は1g単位ですが、実際にはプラスマイナス1g+αぐらいの誤差が出てしまいます。

充填機.jpg

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計量制御盤 左が計量槽1 右が計量槽2

各マスにどれぐらいの量を充填していくかは、パソコンによって計算します。

一般の工場だと標準的な4×5で20マスの場合、均等に充填します。

例えば1300gの場合は各マス65gです。

眠りのプロショップSawadaは、もう少し細かく調整します。

というのも、まず襟元はへたりやすいですし、

保温力を高めるには中央部を厚めにしておいた方がいいからです。

ですから、同じ条件だと襟元は68g、身体の中央部66g、両サイドは62gといったように、

充填量を変えながら仕上げて行くのです。

[これも自家製だから手間をかけて行うことができるのです。


IFFDGr82.jpg


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7blTOyDI.jpg
サイクロンの下にはゴミが溜まります


 

実際にサイクロンを動かしてみると、リフォームの羽毛はもちろんのこと、新品の羽毛でも結構ゴミが取れることに驚かされます。

2016-08-09 10:00

「深層NEWS」というテレビ番組で睡眠についての話が出ている。

よく問題になるのは何時間眠ったら良いのですか?

ということで、

7時間ぐらいがベストといわれる。

ところが実際社会人では

6時間の睡眠を確保するのが精一杯ではないか?

実際に5時間程度という方も少なくない。


実のところ睡眠時間も問題だが、

問題は睡眠の質ではないか?

睡眠の長さも必要ながら、深さも必要だからである。

つまり睡眠密度を上げる必要がある。

うつらうつらして、何度も目が覚めるような睡眠は、

長く寝ていても熟眠感がないし、

実際にステージ3やステージ4のノンレム睡眠は

徐派睡眠という深い睡眠だが、中途覚醒があると得られにくい。

特に、蒸し暑い夏は特徴的だ。


正しい眠りのリズム.gif


こうなると、成長ホルモンの分泌は抑えられて、

身体の回復や免疫力も回復しにくいのだ。


ところが、このような番組では

どのような寝具を使えば良いかということはほとんど語られない

なぜかというと、睡眠の専門家といわれるお医者さんは、

失礼ながら寝具のことをほとんどご存じないからである。


それでは寝具の役割は何かと云えば、2つ


1.睡眠中に不快な情報を身体に与えない


2.睡眠中に快適な情報を身体に与える。


質の低い寝具は暑い、寒い、痛い等の不快情報が多い。

質が高くても、身体に合わない寝具も同様だ。

これを使えば眠ることができる、のではなく、

まず、身体へのストレスをできるだけ下げることが寝具の必須である。

その上で、触って気持ちが良いといった快適情報は精神的な安心感を与える。

カバーなどが重要なのはここだ。


睡眠障害で睡眠ポリグラフを取りに来た患者さんが、

睡眠センターの上質なベッドに寝たらぐっすり快眠できたという、

本当は笑えない話もある。


私たちの仕事は、

お客様に合わせてストレスの少ない寝具選びをサポートすることなのだ。

2016-08-08 15:10

ホワイトダック

ご高齢のお客様から羽毛布団のリフォームのご注文をいただいた。

おばあちゃんなので、ベッドに眠るときに

通常のシングルサイズ(150×210cm)では大きすぎるため、

ジュニアサイズ135×185cmへ作り替えて欲しいとのご要望である。


このお客様に限らず、介護ベッドなどをお使いいただいている場合、

ベッドの巾は83cmもしくは91cmで柵があるために、

通常の巾の羽毛布団、それも嵩高いものは使いにくいというお話がある。

そこで、背が150cm以下ならば135×185cmぐらいが使いやすいといえる。

背が高い場合は135×200cmでお仕立てもできる。


さて、今回は手持ちの新品の羽毛布団を新しい側に入れ替えて、

とのご要望だったが、実物をお預りしてみると羽毛の臭いがする。

東京西川にしては珍しいと思ったが、

臭いが気になるので、

やはりちゃんと洗ってゴミ取りもして入れ直そうということになった。


開けてみると残念ながらダックダウンで、

特に中国や台湾で洗浄した羽毛は臭う物が少なくない。

もともとダックはグースに比べると油脂分が多いので、

臭いやすい傾向にある。

低コストで提供される羽毛は、

当然のことながら洗浄が十分でないものも多いので、

臭いがでるのは当然と云えば当然か・・・


以前に量販店でお求めになったというウォッシャブルの羽毛肌ふとんが

何回洗っても、いや、洗うほど臭いが強くなったと云うから、

洗浄が不十分で、羽枝の付け根に汚れがこびりついたままだったのだろう。


もっとも、中国や台湾洗浄が全て悪いというわけではないが、

コストを抑えるために洗浄工程を短縮するなどの手間をはぶいているのだろう。


実はヨーロッパ洗浄の羽毛も日本洗浄に比べるとちょっと甘い。

しかも硬水で洗浄するのでその傾向が強いといえる。


私どもが仕入れている河田フェザーさんは、

鈴鹿山系の超軟水で洗浄しているので、洗浄力が強い。

このあたりも、仕上げには大きく関わってくるといえよう。

安いものには安い理由が、

高いものにはそれなりの理由があるともいえる。


余談ではあるが、パワーアップ加工を謳っている羽毛と、

謳っていない羽毛では、そもそもの質が大きく違う。

良い羽毛は何もしなくてもパワーがあるのだから、

余分な加工など必要としないのだ。

2016-08-03 12:06

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マットレスの寿命は?どれぐらい持つのか?



マットレスにしばしば12年保証とか15年保証など、

非常に長期間の保証が付いているものがあります。

このことから、12年使うことができます、

などの表現がなされている場合がありますが、

これは本当なのでしょうか?


マットレスにも寿命がありますが、

素材や構造の選び方、メンテナンス、

使う人の体格などによって大きく異なってきます。

安直なうたい文句には十分注意が必要です。


変形保証と弾性保証はちがうということ




これらの多くは変形保証をしています。

長期間保証で有名なマニフレックスのマットレスには

保証内容に「へたり=明らかに変形した場合」と書いています。

つまり、12年間著しく変形しないことを保証しますよ、ということです。


ところが、ほとんどの方が理解しているへたりは、

一般的には弾性が変化するということです。

上の図で見てみましょう。

新品の段階では下のように、背骨のS字カーブは正しく支えられています。

ところが、年数を使うと最も体重がかかる臀部
(全体重の約44%の負荷がかかるといわれています)

が「へたって」きます。

このイメージがほとんどです。


木綿の布団などのへたりは、厚さが薄くなり弾力性が無くなっていきます。

いわゆる「せんべい布団」化するわけで、打直しなどによって嵩を回復させます。


見た目は変わらないが、寝ると腰が落ち込む




一方、マットレスの場合は厚さが薄くなったりという変化はほとんど起こりません。

一般にマットレスはLGAというドイツの変形テスト(JISだとK6400-4に相当)を受けることが多いのです。

これは素材を50%に圧縮して戻すというストレステストを8万回繰り返して、

その後にどの程度変形するか・弾力性変化があるかを試験するものです。


実際のところ、マットレスに使われるまっとうなウレタン素材だと、

この試験はほとんどが変形率2~4%で収まって問題が起こりません。

最近人気の網状立方体は、この性能試験ではウレタンより劣るものがほとんどです。

ブレスエアーなどの素材は5~7%ぐらい、

エアーウィーブのようなポリエチレン素材はこの試験が苦手で、

変形が早いといってもいいでしょう。

ブレスエアー比較

実際に見た目の変形はほとんど無くても、

使用感はへたった感じになります。

このへたり感はどのように起こるのかは個人差が大きいので一概に言えません。

早い人は1~2年でへたったと感じる場合もあります。

もちろん体重が重い人ほどへたりは早くなります。


凹凸のあるウレタンマットレスはどうなのか?




西川のエアーや整圧敷布団、ムアツ敷布団など、

ウレタンに凹凸加工を施して「点で支える」というタイプがあります。

これはウレタンを高密度にすればするほど反発が強くなるために、

身体をやさしく受け止めるためにウレタンを凹凸加工します。

ムアツなどでも長年使われており、

一般の体格であれば5~8年は使えるでしょう。

ただ、変形が大きく身体を支える凸部分はウレタンの弾性劣化がでやすくなります。

整圧敷き布団カット  ムアツカット

5年でへたっても保証対象にならないことがほとんど




もし12年保証のマットレスを使って、5年ぐらい経ってへたり感がでてきた場合でも

、見た目はほとんど変形していないでしょう。

よほどグレードの低いウレタンで無い限り、

10年ぐらいでも変形は大きく起こらないのが普通です。

しかし、実際には見かけは変わらないが、使い心地はへたってしまい、

腰痛などの原因になります。

実際に交換してもらえるのかというと・・・・おそらく難しいと思われます。


布団やマットレスは本来へたるもの




一般にへたるというのは弾力性が落ちて、

身体の姿勢が不自然になることをいいます。

冒頭の図の上のような状態ですね。

へたらない布団やマットレスを作ろうとすると、

非常に硬い変形の少ない素材を使うことになりますが、

そうすると体圧分散を損ね、質の高い睡眠には至りません。


マットレスの素材が変形して身体の凹凸を支える構造になっている以上、

本来へたるものなのです。

それを「へたらない」「10年以上使える」というのは、無理がありますね。

どうやってへたりを少なくして長く使えるようにするか




一般には硬い素材(例えば高密度のウレタン素材)を使う・・・

と思われがちですが、

実は硬い素材を使っても身体にあたる部分は使用とともに柔らかくなっていきます。

汗と熱と体重がかかるから、いわば当たり前なのですが、

そうすると身体がいつもあたっている部分は柔らかく、

それ以外の部分は硬いままという、なんともしようがない状態に陥ります。


対策としては

1.ウッドスプリングと併用して、後から硬さの調節ができるようにする

2.三つ折などパーツの交換やローテーションが可能なものを選ぶ

3.へたった部分の弾性をアップするハニカムシートなどを併用する


この3つでしょう。

リラックス社のナチュールフレックスやRelax2000などの上級ウッドスプリングは、

身体の部位の硬さを調節することが可能です。

さらに、ウッドスプリングとマットレスの二層で身体を支えることにより、

敷寝具にかかるストレスを分散することができます。1枚もので長期間使用するには難しいのです。

リラックス社のナチュールフレックス・ベッドシステム

当店オリジナルの2レイヤーマットレスIIは、まさにこの問題を解決するためのものでした。

まず一枚物のマットレスは腰の弾性が落ちると、なんともしようがありません。

均一な中身が入っている3つ折構造なら、

腰と足などの素材を定期的にローテーションすることで、

素材を休めることができます。

さらに2レイヤーマットレスIIでは、すべてのパーツを買い換えることで初期性能に戻すことができます。

眠りのプロショップオリジナル2レイヤーマットレスII


ジェルトロンマットレスなども3つのパーツに分かれていて、

パーツだけ交換できるのです。

ほとんどの場合中央のパーツ交換ですみますから、長期使用にも耐えられます。

これも当店オリジナルのハニカムシートは、へたった部分の弾性を回復させるためのものです。

マットレス1枚分もしくは1/3のユニットを用意していて、

へたった部分の上に使うことで寝心地を改善することができます。

10年を目安に交換を考える




靴を考えてみてください。

体重の全てがかかる靴を毎日休みなしに使うとどうなるでしょうか?

良い靴でも1年持たないかもしれません。

マットレスも1日6~7時間、1年365日全体重を支えるというストレスがかかるのです。


上質なものを選んでも、初期性能をキープできる目安は10年ぐらいが限度。

その時点で見直して、特に不満がないのであれば、もう少し使ってみましょう。

それでも15年が限度だと思っていただくのがいいでしょう。

2016-08-03 11:42

Mattress_image

世の中には実に数多くのマットレスが存在しています。

そして、どのマットレスも「睡眠に良い」と説明されています。

本当のところはどうなのか、なかなか判りません。

そこで、自然素材を大切にしたいナチュラル派のための、

題して「初めてのマットレスとウッドスプリング選び」

大切なのは睡眠へのストレスを減らすこと




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このマットレスを使えばたちどころに快眠できます・・・

なんてものはありません。

寒い、暑い、痛い等々睡眠を妨げるさまざまなストレスを

できるだけ減らすことが快眠への第一歩です。

もちろんその為には、寝具・ベッドだけでなく、

部屋の温湿度、騒音、光環境、

そして毎日の生活リズムを整えることも必要ですし、

精神的なストレスなども睡眠を妨げます。

快適な睡眠を得るためのマットレス選び6ヶ条



まずマットレス選びをする際に必ず押さえておく6ヶ条を再確認してみましょう

敷寝具選びの6ヶ条

ストレスの少ない正しい寝姿勢を得るためには

1.背骨のS字カーブを正しく保持する(特に仰向け寝)

2.背骨が真直ぐになるよう支える(横向き寝)


身体がストレスを感じないバランスの硬さが必要なので

5.体圧分散して均等に支える

6.寝返りが打ちやすい適度な硬さ


快眠の条件は温度33℃湿度50%なので

3.汗を素早く吸放湿して湿度を下げる

4.熱を逃がさず保温する



ウッドスプリング+マットレス+ベッドパッドの組合せがベスト



さて、上記の条件ですが

1.2.は正しい寝姿勢を保つこと 

これを一番下で身体を支えるウッドスプリングで実現します

3.4.はマットレス面の硬さのバランスをとることを示していて、

ストレスの少ない寝心地のマットレス選びが必要です。

5.6.は理想的な温湿度を保つことで、マットレスにもその役割はありますが、

最も肌に近いベッドパッドがその役割を果たします。

つまり、理想的なマットレスを得るにはそれぞれの単品を考えるのではなく、

必要な機能のバランスを取る組合せを得ることが大切です。


眠りのプロがおすすめする組合せ1



naturflex_set_image.jpg

ウッドスプリングに オーストリアRELAX社のナチュールフレックス・ウッドスプリング

マットレスは ナチュールフレックス用5種類のマットレスから好みの硬さの物を選び

ベッドパッドは ドイツ・ビラベック社の羊毛ベッドパッド、もしくは羊毛敷布団


もちろん、これ以外の組合せがベストという方も少なからずいらっしゃいますが、

今までのお客様アンケートなども含め総合的に考えますと、

この組合せをベースに選んでいただければ、

80%ぐらいの方には満足いただける寝心地を提供できていると思われます。


リラックス社のナチュールフレックス・ベッドシステム



ドイツ・ビラベック社の羊毛敷ふとん、羊毛ベッドパッド


眠りのプロがおすすめする組合せ2



ミルフィエレメント

ウッドスプリングに ビラベックのミルフィエレメント・ウッドスプリング(楽天未掲載)

マットレスは ビラベック社のミルフィ・ライト・ラテックスマットレス(楽天未掲載)
または ミルフィラテックスマットレス 
または ボディドクター・ラテックスマットレス

ベッドパッドは ドイツ・ビラベック社の羊毛敷布団


ナチュールフレックスほどではありませんが、ウッドスプリングの良さを十分味わえる組合せです。

価格もリーズナブルで長さが195cmのために、通常のマットレスをそのまま置き換えしていただけます。
(ナチュールフレックスは200cmですので、使えますが少し出っ張ります)


なお、この組合せは電動リクライニングにも適しています。

いままで電動リクライニングベッド向けというと

ジェルトロンマットレスぐらいしか選択肢がありませんが、

この組合せだと寝姿勢に合わせて調節もできますのでより良いでしょう。

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こんな感じでリクライニングの上下にも上手く対応できます。


なぜ金属コイルのマットレスを薦めないのか?



眠りのプロショップSawadaが金属コイルをおすすめしない理由は3つ

1.廃棄するのが難しい



コイルスプリングのマットレスはさまざまな素材が組み合わさってできています。

それをちゃんと分別して廃棄することは現状非常に困難であり、

金属コイルが破砕機のトラブルになりやすいとも云われています。

メタルフリー(金属を使わない)の場合、例えば上記の組合せだと廃棄は簡単で、

多くの天然素材は土に還ります。

環境負荷面から金属コイルのマットレスはおすすめしていません。


2.寝心地の調整が難しい




最近の金属コイルスプリングのマットレスの上位機種を見ると

非常に厚いものになっています。

中には40cm以上のものもありますが、

その中身を見てみると金属コイルの上に

ラテックスや低反発ウレタンなどを組み合わせた物が多いのです。

このような複合型のマットレスは

一旦購入してしまうと寝心地の調整がほぼできません。

特にウレタン系が上部に組み合わさっている場合一旦へたってしまうと非常にやっかいです。


一方、ウッドスプリング+マットレス+ベッドパッドの組合せても厚さは18~25cmぐらいで、

十分な寝心地を得ることができますし、調整も簡単です。

スペースのことを考えても、あまり厚すぎるマットレスはどうなのかと考えてしまいます。


意外に多いのが、店頭ではふっくら柔らかい方が良いと思ったが、

実際に使い始めると柔らかすぎてこまったという声です。

長年使うものですから、後で調節ができるようにしておいた方がいいのです。


3.エレクトロスモッグの問題




電磁波や地磁気の乱れは、健康や睡眠に悪影響を及ぼすと云われていて、

特にそのこと=エレクトロスモッグに対して厳しいヨーロッパでは

ベッドの組立に金具を使わないものがかなり多いのです。

また、電磁波の影響を調べて、

部屋の中で最適なベッドの位置をカウンセリングするようなサービスもあります。

金属コイルは電磁誘導を起こしますから、

できる限り避けて自然素材で眠る方がいいのではないかと考えます。



エアーウィーヴやAIRなど話題になっているマットレスはどうなのか?



CMなどで話題になっているマットレスもあります。

しかし、それほど厚みのあるマットレスではありません。

それ単独では十分に機能しないと考えています。

上記の条件1~6を単独のマットレスで満たすというのは非常に難しいのです。


もしかしたら、それらはウッドスプリングやベッドパッドと組合せることにより、

良い組合せになるかもしれませんが、寝心地と耐久性のバランスを取るのがやっかいだと思われます。


また、エアウィーヴのポリエチレン網状形成体やAIR等に使われる高反発ウレタン、

トゥルースリーパーやテンピュール等で使われている低反発ウレタン 

いずれにしても、ウッドスプリングに組み合わせるラテックスフォーム等に比べると素材密度が低く、

耐久性(形状変形より弾性低下)に問題があると考えます。

特に腰がへたってしまうと買い換えるしかない1枚物のマットレスは避けた方がいいでしょう。

少なくとも3つ折で中身のローテーションや交換ができるような

マットレスにするべきだと考えます。

オリジナルの2レイヤーマットレス2はそのような考えで作られています。

従って、積極的におすすめする状況ではありません。

詳しい耐久性の問題については次回の記事を参照してください。

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