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2016-06-14 19:36

毎年人気のタンポポの綿毛をアクリルキューブに封入したsola cube。

6月中旬から下旬入荷予定分の予約販売を開始しました。

iraka sola cube tanpopo dandelion 宙キューブ タンポポ

様々な花や実、種をアクリルキューブに封入した宙キューブですが、
タンポポの綿毛がやはり一番難しいそうです。

iraka sola cube tanpopo dandelion 宙キューブ タンポポ

どうすればこのフワフワ感をそのままにアクリル樹脂に閉じ込める事が
出来るのか、本当に不思議です。

iraka sola cube tanpopo dandelion 宙キューブ タンポポ

通常の4cm角のキューブの他に、余白がよりタンポポの綿毛の美しさを際立たせる
5cm角のキューブがあります。

iraka sola cube tanpopo dandelion 宙キューブ タンポポ

iraka sola cube tanpopo dandelion 宙キューブ タンポポ

タンポポ4cm
4,980円+税
販売ページは⇒コチラ

タンポポ5cm
6,980円+税
販売ページは⇒コチラ

この記事を読んだ人はこんな商品にも興味があります。

2016-06-09 19:21

今日は珍しい盃のご紹介。

isamu noguchi SANYO テレビ テレビジョン日本 盃

"日本"と大きく書かれた盃。

小さく「テレビジョン」、「題字-イサム・ノグチ」と書かれています。

isamu noguchi SANYO テレビ テレビジョン日本 盃

そして裏側にはこのように記載されています。


テレビジョン日本一周年記念
----------------------
題字は世界的彫刻家であり、芸術家である
「イサム・ノグチ」の書であります。
----------------------SANYO


isamu noguchi SANYO テレビ テレビジョン日本 盃

以前、この盃をネットで見たとき、雑誌のザテレビジョンの1周年の記念品か何かだと思っていました。

その時は、この盃を手に入れる事は出来なかったのですが、今回運よく私の手元に渡ってきました。

そして、この盃についていろいろと調べてみるととても面白い事が分かりました。

裏面の記載には「SANYO」と入っています。

SANYOと言えば三洋電機株式会社、現在はパナソニックグループに統合されSANYOブランドは
姿を消しています。

実はこの盃に書かれた"日本"というのは、サンヨーが1965年(昭和40)に販売していたテレビジョン、
所謂テレビの名前なんだとか。

こちらは1965年10月18日の朝日新聞に掲載された"テレビジョン日本"の広告。

isamu noguchi SANYO テレビ テレビジョン日本 盃

細かい字は読めませんが、この"日本"の書を当時話題の彫刻家イサム・ノグチが担当したそうです。

当時、松下電器が販売したステレオに「飛鳥」や「宴」「潮」といった日本らしい名前が採用されてから、
家電に日本風の名前を付ける事が流行していたそうです。

isamu noguchi SANYO テレビ テレビジョン日本 盃

そして、その題字を著名な作家に依頼する事も多かったようで、

isamu noguchi SANYO テレビ テレビジョン日本 盃

こちらの「嵯峨」は版画家 棟方志功によるもの。

まるで書初めの発表会のようですが、棟方志功をはじめ、将棋棋士の大山康晴、小説家の川端康成
そして彫刻家のイサム・ノグチなどが名を連ねます。

isamu noguchi SANYO テレビ テレビジョン日本 盃

こんなデザインのテレビを見ると、昔ながらの日本風デザインのテレビだと思っていましたが、
実際にはデーニッシュモダンからの影響を強く受けたデザインだそうです。

欧米では横長のデザインが多かったようですが、居住面積の狭い日本では縦長のデザインが主流
だったようです。

サンヨーの"テレビジョン日本"はネーミングが当たり長期的なヒット商品に成長し、
その後のテレビのネーミングブームの火付け役となりました。

そんなヒット商品は映画デビューも果たしていました。

isamu noguchi SANYO テレビ テレビジョン日本 盃

1967年公開のショーン・コネリー主演の映画『007は二度死ぬ』のワンシーン。
この映画の撮影はほとんど日本で行われたそうです。

当時のサンヨーの広告にはイームズの椅子も登場します。

IMG_4720.PNG

イームズの椅子を使用したりイサム・ノグチに書を依頼したりと、サンヨーのセンスの良さを感じます。

話をイサム・ノグチの書に戻します。

isamu noguchi SANYO テレビ テレビジョン日本 盃

よく見ると、"日"の文字の1画目や4画目が通常とは逆から書かれているようにも見えますね。

日系アメリカ人のイサム・ノグチは書き順など気にせずに筆を走らせたのでしょうか。

イサム・ノグチがテレビの販売一周年を記念してこのような盃が作られた事を知っていたか
どうかは分かりませんが、自社の開発した家電の一つへの思い入れの強さが伝わってきますね。

現在では趣味趣向も細分化され、爆発的なヒット商品を生むことも難しい時代になりました。

やはり当時のテレビには夢が詰まっていたのでしょう。

三菱電機のエアコン"霧ヶ峰"は1968年に販売されてから現在までそのネーミングを貫いています。

今では少し変わったネーミングのように思えますが、当時流行した日本風のネーミングのひとつ
だったのかもしれませんね。


イサム・ノグチのAKARIシリーズは⇒コチラ

イサム・ノグチについて詳しく知りたい方は⇒コチラ

2016-05-26 18:56

日に日に夏を感じる陽気になってきましたね。

冷たい炭酸の飲み物が恋しい季節。

今日はそんな冷たい飲み物を更に美味しくしてくれるグラスのご紹介です。

ANDO'S GLASS ANDO GALLERY JASPER MORRISON アンドーズグラス アンドーギャラリー 安東考一 ジャスパーモリソン 葛西薫

このシンプルなグラスをデザインしたのは英国を代表するプロダクトデザイナー ジャスパー・モリソン。

グラスの名前は『ANDO'S GLASS-アンドーズグラス-』

ANDO'S GLASS ANDO GALLERY JASPER MORRISON アンドーズグラス アンドーギャラリー 安東考一 ジャスパーモリソン 葛西薫

ANDO'Sというのは東京都江東区にあるANDO GALLERYの代表 安東孝一の事です。

ANDO'S GLASSは安東孝一がジャスパー・モリソンに

「普段使いできるシンプルなグラスをデザインしてほしい」

と依頼したことから誕生しました。

美しいパッケージは葛西薫によるデザインです。

形は背の低いSHORTと背が高く口径の狭いTALLの2型。
容量はどちらも350ml。

こちらが背の低いSHORTタイプ。

ANDO'S GLASS ANDO GALLERY JASPER MORRISON アンドーズグラス アンドーギャラリー 安東考一 ジャスパーモリソン 葛西薫

シンプルな佇まいはどんなシーンにも馴染んでくれます。

ANDO'S GLASS ANDO GALLERY JASPER MORRISON アンドーズグラス アンドーギャラリー 安東考一 ジャスパーモリソン 葛西薫

デザイナーのジャスパー自身も、このグラスにはカクテルやビールが合うと思う、と語っています。

英国出身のジャスパーにちなみ、イギリスのビールを注いでみました。

ANDO'S GLASS ANDO GALLERY JASPER MORRISON アンドーズグラス アンドーギャラリー 安東考一 ジャスパーモリソン 葛西薫

ANDO'S GLASS ANDO GALLERY JASPER MORRISON アンドーズグラス アンドーギャラリー 安東考一 ジャスパーモリソン 葛西薫

レモンとスペアミントでペリエを。

ANDO'S GLASS ANDO GALLERY JASPER MORRISON アンドーズグラス アンドーギャラリー 安東考一 ジャスパーモリソン 葛西薫

ANDO'S GLASS ANDO GALLERY JASPER MORRISON アンドーズグラス アンドーギャラリー 安東考一 ジャスパーモリソン 葛西薫

ANDO'S GLASSは2014年にグッドデザイン賞『金賞』を受賞。
今年2016年にはドイツデザイン賞でも『金賞』を受賞しました。

今年の父の日は6月19日です。
日頃の感謝を込めて、魅力の詰まったグラスの贈り物はいかがでしょうか。


ANDO'S GLASS
1,944円(税込、ショートタイプ、トールタイプとも)

ANDO'S GLASSの販売ページは⇒コチラ

2016-05-21 13:11

今日はirakaで取り扱っている器達を使った和定食のテーブルコーディネートを
ご紹介します。

iraka 和定食 薗部産業 スエキセラミックス 小鹿田焼 KIHARA

・コーディネートアイテム
魚皿:SUEKI CERAMICS OOTANI 260 square plate アイボリー
煮物皿:小鹿田焼 坂本工窯 スリップ 7寸皿
飯碗:ARITA PORCELAIN LAB 錆中千段飯碗 青
汁椀:薗部産業 めいぼく椀 欅
箸置き:KOMON 小紋 箸置き 5個セット ひょうたん
グラス:石川昌浩 網目コップ(小)Sサイズ
小皿:小鹿田焼 坂本工窯 三彩櫛目 5寸皿
キッチンクロス:fog linen work ヘリンボーンブラック
コースター:高塚和則 さくらコースター(花)

美食家・北大路魯山人は ”器は料理の着物” という言葉を残しています。

元は篆刻家よりスタートした魯山人、陶芸家としても知られていますが、陶芸や漆器を
始めたのは料理を美味しく食べるためでした。

料理をこれらの器に盛った時、魯山人のこの言葉が思い浮かびました。

こちらは小鹿田焼 坂本工窯の坂本創さんによる器。
煮物の入った7寸皿はスリップの手法で釉薬が掛けられています。
小皿は櫛描きに三彩の釉薬を掛けた作品。

iraka 和定食 薗部産業 スエキセラミックス 小鹿田焼 KIHARA

刷毛目や飛び鉋の有名な小鹿田焼ですが、新しい世代によりこのような独創的で
美しい器も生まれています。


鯖の乗った器は徳島県大谷焼から生まれたSUEKI CERAMICS。

iraka 和定食 薗部産業 スエキセラミックス 小鹿田焼 KIHARA

独特のくすみが美しい釉薬は大谷の赤土や阿波の青石をはじめ、徳島産の材料を繊細に配合し、
2万種類を超えるテストを重ねて開発されました。

和洋問わずコーディネートできる一枚です。

飯椀は有田焼のKIHARAによるもの。

iraka 和定食 薗部産業 スエキセラミックス 小鹿田焼 KIHARA

職人により一つ一つ手作業で美しい線が引かれています。
等間隔に線を描くのは、非常に難しく、熟練した職人の技が必要です。

そして最後に汁椀に使用したのは薗部産業のめいぼく椀です。

iraka 和定食 薗部産業 スエキセラミックス 小鹿田焼 KIHARA

桜、欅、ブナ、栗、くるみ等、様々な銘木を使用した人気の木椀です。

今回ははっきりとした木目が美しい欅を使用しました。

欅はめいぼく椀の中でも一番サイズ展開が多く、今回使用した中サイズの他、
小、大、L、LLと5種類のご用意がございます。

美味しい料理を更に美味しくしてくれる頼りになる器達です。



2016-05-13 18:58

皆さん突然ですが『矢立(やたて)』をご存知ですか?

私は今日まで知りませんでした。

矢立とは分かりやすく言うと携帯型の筆記用具。

と言っても万年筆等が日本に入る前のものです。

現代ではボールペン1本あればどこでもメモをとる事が出来ますが、
それらが無い時代、なんと筆と硯(墨壷)を携帯していたんです!
※墨壷の中にはもぐさや綿のような物を入れて墨汁を染み込ませてあり
墨汁が乾燥すると水を滴らせて使ったそうです。

この墨壷と筆がセットになっているものを矢立と呼びます。

なぜ筆と硯で"矢"が関係しているかというと、元々は『矢立ての硯』といい
武士が装備した箙(えびら)という矢を立てて背負う道具の小抽出(ひきだし)に
入れた小硯を『矢立ての硯』と呼んでいたのが略されて矢立と呼ばれるように
なったそうです。

戦に出るのに何故携帯用の硯や筆が必要だったかというと、戦で倒した相手を
紙に書き残していたそうです。なるほど。

その後、箙や矢が無くなり、筆と墨壷だけになっても矢立と呼ばれていたそうです。

何故こんな話になったかと言うと、今日お店のオープン前に芦屋川にある俵美術館を
訪れたからなんです。

俵美術館は芦屋川駅から徒歩約5分の場所にある『矢立』を中心に館蔵された美術館です。

他にも江戸期の美術工芸に焦点をあて、広重の「東海道五十三次」(保永堂版全55点)、
根付、刀装具(鍔・小柄・柄縁・柄頭・目貫)、煙草入、髪油壺なども見る事が出来ます。

目印は入口左右の巨大な石像。

俵美術館 イサムノグチ akari

そしてこちらが『矢立』

俵美術館 イサムノグチ akari

一見、キセルのようですが、棒状の部分が筆、先の膨らんだ部分が墨壷です。

コレクションは約1500点にも及び、常時約150点を江戸期の工芸とともに展示しています。

俵美術館 イサムノグチ akari

持ち主や作者の個性がそれぞれの矢立に現れています。
素材も銀、真鍮、白銅、鉄などの金属や、象牙、鼈甲、瓢箪、竹など様々でした。

俵美術館 イサムノグチ akari

こんな現代の腕時計のベルトのような作品もありました。

俵美術館 イサムノグチ akari

矢立は帯に挟んで携帯していたそうで、固定する為に根付(ねつけ)を使用していました。

そんな根付も様々な物が展示されていました。

俵美術館 イサムノグチ akari

俵美術館 イサムノグチ akari

そして、何故この美術館を訪れたのかというと、こちらの美術館の吹き抜けで使用されている
イサム・ノグチのAKARIが見たかったんです。

俵美術館 イサムノグチ akari

3基吊るされたこちらは『33N』というモデル。
※リンク先はシェードのみの商品です。
2灯式の器具とのセットの商品はこちらの記事最下部をご覧ください。

俵美術館 イサムノグチ akari

吹き抜けにロングタイプのAKARIが映えますね!

俵美術館 イサムノグチ akari

能面とのコラボも渋いです。

俵美術館 イサムノグチ akari

吹き抜けの手摺のガラスには風神雷神のエッチング。

俵美術館 イサムノグチ akari

窓際で小鹿田焼を発見。

俵美術館 イサムノグチ akari

私はイサム・ノグチを知ってから、彼の交友関係のある建築家やアーティストなどを知る事が
出来ましたが、こんな風にイサム・ノグチとは直接関係が無くてもAKARIによって『矢立』を
知る事が出来ました。

芦屋川には他にもフランク・ロイド・ライト設計によるヨドコウ迎賓館や坂倉準三による
芦屋市民センター 、長谷部鋭吉による芦屋カトリック教会、カヌレの美味しいダニエルなど
魅力的なスポットがたくさんあります。

芦屋周辺に来られる際は是非。


俵美術館
住所:〒659-0084 芦屋市月若町6-1
TEL:0797-23-2878
開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
夏季:7月11日~8月10日
冬季:12月11日~1月10日
入館料:一般600円

イサム・ノグチAKARI『33Nシェード』は⇒コチラ
2灯式の器具PE2-16とのセットは⇒コチラ

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  石川硝子工藝舎レポート

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  窯元レポート


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