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楽天市場 船橋屋 瀬止凡-C'estsibon-

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2012-02-20 17:42

どうもありがとうございました。 (ご挨拶)


今年のバレンタインは、過去に記憶がないほどの忙しさでした

ご利用いただき本当にありがとうございました。


また発送件数のあまりの多さに、
一部のお客様にご迷惑をおかけしてしまったこと、
心よりお詫び申し上げます。

本当に申し訳ございませんでした。

今後発送作業につきましては、
今回のことを教訓に改善してまいりたいと思います。

またこのような状況の中、
全国各地からご注文をいただけたこと、
心より御礼を申し上げます。

本当に本当にありがとうございました。


地元復興のために、
自分たちが頑張れることは、
やはりお菓子をお届けすることしか出来ません。


全国の皆様からの善意を、
この町の復興につなげることが、
私たちの役割の一つだと感じております。


自分たちが出来ることを日々考えながら、
そしてまたその思いを全国にお届けできればと思っております。



まだまだ復興への足掛かりが見通せぬ毎日ですが、
今後ともあたたかくお見守りいただければ幸いに思います。



それでは簡単ではございますが、
バレンタイン期間中は本当にありがとうございました。

またご利用いただけることを、心よりお待ちしております。


最後までお読みいただきありがとうございました。

このお店で1週間以内に売れた人気アイテム

2012-01-21 16:49

3月16日夜 (東日本大震災)

仕事が終わっても、身体はあまり疲れを感じていなかった。


不思議な高揚感を感じながら明日のことを考えた。

しばらくぼーっとTVを眺めていると、電話が鳴った。

震災前日に東京へ出かけた社長の妻、自分の母親からだった。

島へ戻りたくても戻れない母は気持ちばかり焦っているようだった

社長は何も言わなかったが、妻からの電話を受けるとどこか安心感を感じているように見えた。

東京から身を案じる母親の気苦労は、福島にいる自分よりも大きかったのかもしれない。

しきりに社長のこと、そして孫のこと、お店のこと、そして自分の母親の身を案じていた。


母は震災時に、東京で舞台を鑑賞していた。

東京でも大きな揺れを感じ、劇場内は悲鳴と混乱に陥っていたそうだ。

そんな中、母は落ち着くためにとコーヒーを飲みながら座り込んでいたそうだ。


後にその話を聞いて母親らしいなと笑ってしまった。


もちろん無事だからそう思えたのだと思う。

揺れが収まり、外へ避難をすると、大画面の液晶には地震を伝えるニュースが流れていた。

しばらくして「相馬 10メートルの津波」のニュースが流れると、
さすがに言葉を失い、呆然としたそうだ。


大変なことになった。


そこから宿泊先のホテルまでたどり着いたものの、
もちろん電話はつながらず、ただただ家族の身を案じていたそうだ。

私が母親と連絡がとれたのは3月12日の深夜だった。



震災から5日が経過しても、家の中はめちゃくちゃだった。

四方八方にタンスが飛び散り、いたるところのドアが開かない。
棚は倒れ、ベッドの上には本が散乱、クローゼットのドアも吹き飛んでいた。
テレビは画面が粉々に砕け散っていた。

老いた祖母の力では元に戻せず、
本来ならすぐにでも戻してあげたかったが、
家族は皆、仕事に追われていた。

ご飯を炊き、パンを焼く。

ホワイトデー直前の震災だったため
お菓子の材料は工場にあふれていた。

ただ作る人間が圧倒的に足りなかった。

仕事から戻ると、皆で励ましあった。

自分たちのしていることは誇れる仕事だと。


疲れ切った身体と心を奮い立たせるため、ただただ頑張っていた


出された食事はとんかつとみそ汁とご飯。

震災後も開けていた精肉屋で祖母たちが並んで買ってきてくれていた。

普通の食事がこんなにも特別に、
こんなにも温かく感じたことは今までにないことだった。

誰もいないなら泊まっていったらと声をかけられたが、
誰もいなくても、自分の家へ帰りたかった。


車の中では自分のお気に入りの曲を集めたCDが流れていた。


そんな中で、かりゆし58の「さよなら」が流れた。

口ずさみながら涙があふれた。


「命は始まった時からゆっくり終わっていくなんて信じない

僕が生きる今日は、もっと生きたかった誰かの明日かもしれないから」


この時ほど、音楽に勇気づけられたことも、今までの人生ではなかったかもしれない。


誰もいない家にただいまと言うと、こんな顔を子供たちに見られなくて良かったと思えた。


それでも子供たちに、家族にふれたかった。

2012-01-09 12:40

本年もよろしくお願いいたします。 (ご挨拶)

こんにちは。

船橋屋 瀬止凡の羽根田です。

「おめでとう」という言葉を使うのがふさわしいのかどうか…
ただ家族皆、無事に新年を迎えられたことは喜ばしいことなのかなと…
新年早々考えておりました。


昨年は本当に激動の1年で、
あと2ヶ月もすると、震災から1年が経過するという事実に、
なんだか驚かされています。

長いようであっという間なような…
不思議な感覚に見舞われています。



原発事故以降、ネットでの注文なんてくるのかなと、
はりしばらくは疑心暗鬼になっていたのですが、
多くのお客様のご支援、そしてご理解をいただきながら、
昨年末から新年に掛けてだいぶ忙しくさせていただきました。


本当にありがとうございました。


お忙しい中、ご迷惑をおかけしてしまったお客様には、心よりお詫び申し上げます。

だまだ至らぬ点などあるかとは思いますが、今後ともご利用いただければ幸いに思います。


◆お知らせ◆

昨年クリスマス期間中に、ようやくプチケーキの新パッケージが出来上がってまいりました。

12月21日以降の発送分に関しましては、新しいパッケージでお届けさせていただきました。

一つ一つをクリアケースにお入れするかたちになりましたので、

今までにいただいた商品が中でひっくり返ってしまっているようなことは、今後無くなるかと思います。

今後もお客様の声に耳を傾けながら、サービス向上に努めて参りたいと思いますので
何かございましたら、お気軽にご指摘いただければなと思います。


それでは、本年も船橋屋 瀬止凡-C'estsibon-をよろしくお願いいたします。

お読みいただきありがとうございました。



2011-11-30 18:14

3月16日 (東日本大震災)


3月16日。

この日、船橋屋本店、南店には自分以外、誰も出勤できなかった。

店舗としてどちらのお店も開けたかったが、
自分は一人しかいない。

選択を迫られたとき、本店を開けることにした。

断腸の思いというのはこういうことなのかと…
申し訳ない気持ちでいっぱいだった。


昨日まで南店の前に避難をしていた家族のことが、
南相馬市から避難する人達のことが、
頭から離れなかった。


一人で開店の準備をしているとすぐにお客様が来店し始めた。


いつもなら丁寧に袋につめてお渡しするようなお菓子も、

ビニール袋に詰め込んでお渡しした。

すぐに悪くなってしまうようなお菓子はどんどん差し上げていった。

無駄に捨ててしまうよりも、誰かの励みになればと、その思いでいっぱいだった。

ありがとうございますと言うたびに、
お客様の方からありがとうございますと声を掛けられた。

頑張りましょう。

頑張りましょう。

頑張ってください。

時折涙がこぼれそうだった。


「お店を開けていてくれてありがとうございます。」

今までの人生で、こんな言葉を何度も何度も投げかけられたことが無かった。


自分の役割はなるべく普通でいることだと思った。

震災という異常な状況の中で、普通でいること。
お菓子屋がお菓子屋であること。
当たり前にお菓子を買えること。
当たり前のようにお店が開いていること。

家を流され、家族を失った方々に比べれば、自分などなんでもない。

働ける自分が働かなくてどうする。


絶え間なく来店するお客様の多さに、ただただひたすらお菓子を売り続けた。

お菓子を配り続けた。

赤ん坊を抱いた家族を見ては家族を思い、
小さな子供が元気に店内を走りまわる姿を見ては、胸が苦しくなった。


家族を失った人の思いを、
家を失った人の思いを聞きながら、
自分はただお菓子を売り続けた。



こんな時にお店を開けるなんて間違っていると、
この震災を期に辞めていった従業員もいた。


きっとこの状況を知っていれば、
そんな事を思わずにすんだんじゃないかと思う。


そういう状況だから、
普通でいることがどれほど大事なことなのか、
訓えられ、また訓えたかった。


決してお金のためなんかじゃない。

わかって欲しかった

閉店時間は決めていなかった。

お客様の流れがなくなるまで開けていようと思った。


夜の訪れが早い季節、
この店が誰かの灯火になればと思った。


こにいるからねと、
ここにいるからねと。


2011-11-27 18:14

いろいろあります。 (ご挨拶)

こんばんは。

船橋屋 瀬止凡の羽根田です。

だいぶ更新が滞ってしまい大変申しわけございませんでした。

実は自宅に雷が落ちてしまいまして…
そのためパソコンのルーターか何かが破損してしまったようで…
しばらくの間パソコン不通の状況に陥っておりました。

今年は色々あるものですね。

しばらく更新をしない間にも様々なことがございまして…
毎日を相変わらずてんやわんやと過ごしておりました。


震災以降の人手不足はかなり深刻で…
毎日をくたくたになりながら、仕事、育児と勤しんでおりました。

やっと自宅のパソコンも復旧しまして、
今後はまた震災以降の状況を綴っていきたいと思いますので、
よろしければまたお読みいただければなと思います。

それでは、本日はご報告までに。


お読みいただきありがとうございました。

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