2010-02-10 00:20
空飛ぶホテル
(環境)
第3744回などで燃料食い虫の飛行機から飛行船に変えるべきだと書きましたが、そんな流れの中、豪華クルーズ船のような考えの飛行船が考えられているようです。
CNN.co.jpより
「空飛ぶホテル」で世界をクルーズ 英企業が構想発表
ロンドン(CNN) 空に浮かぶホテル感覚の乗り物で、世界各地を自由自在にクルージング――。製品設計、開発コンサルティング企業のセイモアパウエル(本社・ロンドン)がこのほど、未来型の飛行船「エアクルーズ」の設計プランを発表した。
「航空機の狭く不便な空間で、長時間のストレスに耐える。そんな旅の形に疑問を投げ掛け、未来型のぜいたくを提案するのが、エアクルーズの構想だ」――同社の交通部門を率いるニック・タルボット氏は、こう言って胸を張った。「A地点からB地点まで素早く移動することよりも、ゆったりとした旅の経験自体を楽しみたいと考える人々に、きっと喜んでいただけることでしょう」
発表されたプランによれば、エアクルーズは高さ約265メートルの縦型飛行船。搭乗できるのは乗員20人、乗客100人までとし、広々とした空間にレストランやバー、ラウンジなどのスペースを設けている。
浮力には主に水素ガスを使い、必要な電力は燃料電池や太陽光発電でまかなう。大気汚染や騒音の心配がないのも、大きな特長だという。
エアクルーズの時速は100―150キロ。ロンドン・ニューヨーク間は37時間の旅となる。乗客はその間、都会の摩天楼や緑深い国立公園を眼下に眺めながら、優雅なホテルライフを楽しむことができる。
「豪華船でのクルージングを、空中に浮かべたようなもの。これからの時代は、そんな旅を味わう時間の余裕こそが一番のぜいたくになる」と、タルボット氏は力を込める。
ただ設計チームによると、現時点では製作に膨大なコストがかかるとみられ、実用化までにはしばらく時間がかかりそうだ。
お金持ちの道楽のような飛行船ですが、これでも現行の飛行機よりはずっと省エネなのですから、これからの飛行船時代への宣伝としての効果はあるかもしれません。
何年か後には世界の空はスピードを重視する一部の高運賃の飛行機と大部分の飛行船なんてことになってれば面白いですね。
しかし、飛行船なんてのも基本的には廃止すべきという考えも出てきているようです。第2273回で取り上げたトッテンさのように飛行機には乗らないという考え方です。
Ourworld 2.0より
飛ぶことは忘れよう
・・・略
「旅行に多大の時間を費やす理由は教育である、と主張する私の仲間が増えている。最初は正しい言い分のように聞こえることは認めるが、ついつい軽口をたたいて反論したくなる。ますますたくさんの人たちがますます楽々と世界中を旅して回っているのに、地球上の生命に影響を与える事態の深刻さに、なぜ、ますます無知蒙昧になりさがって行くのか、と」
ライト氏は、イギリスのトランジション・タウン運動の創設者であるロブ・ホプキンズ氏など著名な運動家たちと共に旅行麻薬を断ち、各自が設定した飛行禁止区域の中から活動している。対して、他の運動家たちは気候変動の意識を広めるために飛行移動は必要だと主張して飛ぶことを正当化する。この様な「正当飛行家」にはアル・ゴア氏や気候変動に関する政府間パネル(IPCC)のラジェンドラ・パチュアリ博士、そしてエイジ・オブ・ステューピッドのフラニー・アームストロング監督などがいる。彼らや気候変動の研究や政策決定や支援に関わっている他の人たちは口先だけだと批判されることがある。・・・以下略
本当ですね、海外旅行の経験がなければ人間形成にも影響があるような考えが体勢を占めていますが、果たして本当に必要なのでしょうか。
自慢じゃないが海外良好なんてしたことのない私はそれで特に何かが足らないと考えたこともありません。尤も、他人から見ればあの変わり者と思われている面はありそうです。
しかしながら、インターネットという便利な物が出来た今、大抵は無駄でしかない会議などはテレビ会議で済ませることが出来るのじゃないでしょうか。観光旅行だって、Google Earthなんて素晴らしいものがあるじゃないですか。結構楽しめますよ。
一番面白いのが、COP15のような温暖化対策の会議に世界中から飛行機を使って代表者が集まり、結局は何にも決めることが出来なかったなんてのは無駄なCO2を使った会議です。これほど、やってることと矛盾することは無さそうです。
連休などに一斉に海外良好に行く日本人家族をテレビがインタビューしていますが、そこに必ず出てくる子供たちを見ていると、あんな子供をつれて海外旅行することが本当に必要なのだろうかと疑問を感じます。
ひがみかな!
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最終更新:2010-02-10 00:20
2010-02-09 00:20
バブル・ラップ
(つぶやき)
第3389回で緩衝材の「ぷちぷち」の正式な名前を調べ、ウィキペディアで気泡緩衝材として見つかりましたが、余り詳しくは読んでませんでした。
その「ぷちぷち」が誕生して50年という記事がありました。じっくりと読んでみると改めて知ることがあり驚きました。
U.S. FrontLineより
「バブル・ラップ」誕生50年〜包んでつぶされて半世紀
割れ物のこん包などに使われる気泡入り緩衝材「バブル・ラップ」が、1月で誕生50周年を迎えた。
AP通信によると、日本では「プチプチ」がほとんど正式名称になっているバブル・ラップは、最初からこん包用に開発されたわけではない。製造元シールドエア(ニュージャージー州)の設立者であるマーク・チャバネス氏とアル・フィールディング氏が1950年代末、ニューヨーク市のデザイナーから新しい質感の壁紙づくりを依頼された時に、バブル・ラップができた。
壁紙としては採用されなかったが、同社に伝わる話によると、フィールディング氏がニューアーク空港に着陸しようとする飛行機の中から見た雲が、飛行機を衝撃から守るクッションのように見えた。その瞬間、同氏の頭に「緩衝材」という使い道がひらめいたという。
50年後の現在、同社のバブル・ラップ世界売り上げは40億ドルを超える。ビジネスが成長した大きな要因は2つあり、まずトランジスタ(半導体素子)の出現で、慎重な取り扱いが必要な電子部品の輸送業が重要な業界になったこと(その後、輸送対象はパソコンとその付属品に変わる)。もう1つは、インターネットの普及で熱烈な「プチプチ」ファンがフォーラムを形成し、バブル・ラップが現代文化の象徴になったことが挙げられる。
バブル・ラップの気泡をつぶしてストレス発散するのが好き、という人は多いが、かつら、モービルホーム、寝袋、浮き袋など奇抜な使用法を考える熱烈なファンもいる。フェイスブックには、バブル・ラップ関連のページが250以上も存在し、シールドエアは昨年、バブル・ラップで作ったウェディング・ドレスを着て挙式するというオハイオの女性から結婚式の招待状を受け取った。
参考:バブルラップ & ポリバブル気泡緩衝材 - Sealed Air Asia Pacific
プチプチの川上産業株式会社
ウィキペディアをきちんと読んでいれば分かることですが、読み飛ばしていたので殆ど記憶にありませんでした。特に正式な名前が「バブル・ラップ」なんてのは完全に読み飛ばしていました。そして「プチプチ」も日本企業の登録商標なんてのも改めて認識しました。
しかし、日本企業も自社開発なんて書いていますが、特許なんてどうなってるんでしょうね。他社でも色んな名前を登録しているところを見ると、特許の問題はあったとしても既に解決されているのでしょう。
ところで、窓に水で張った我が家の「バブル・ラップ」はガラスをきちんと拭いていなかったこともあるのでしょう、水分が蒸発したらあちこちからはがれてきました。掃除するのも面倒なので両面テープで張り直しました。
どのくらいの効果があるのかは良く分かりませんが、見た目ときっと効いているだろうという気持ちになれる効果はあると密かに満足しています。
これぞ自己満足!
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最終更新:2010-02-09 00:20
2010-02-08 00:20
高松市
(環境)
第3391回や第3690回などで環境に取り組む高松市の頑張りに期待していると書きましたが、今度は長期の計画を考えているようです。
毎日jpより
エコ交通計画:高松市推進協議会、市へ提出 /香川
高松市環境配慮型都市交通計画(エコ交通計画)推進協議会は28日、同計画を策定し、市に提出した。
計画期間は、09年度から28年度までの20年間。公共交通機関を中心として、環境に優しく利便性の高い交通体系をつくり、二酸化炭素排出量を05年度比で15年度までに8%、28年度までに12%の削減を見込んでいる。
取り組むのは、利用者の需要に応じたバス路線網の再編、公共交通機関を優先した道路(中央通りなど)の形成、公共交通機関と車を組み合わせて利用する「パークアンドライド」のための駐車場整備、自転車の利用促進−−など。市は、今夏ごろに関係する計画をまとめ「市総合都市交通計画」を策定する予定。【中村好見】
いよいよ本格的に取り組むつもりなのでしょうか。こうなれば、路面電車と自転車・歩行を主体とした新しい交通体系をものにして、日本の地方都市のモデルとなるような街づくりをして欲しいものです。
人口5万の我坂出市では規模が小さくて大規模な街づくりは難しいようなのでここは香川の中心である高松市(人口42万人)に頑張って貰うしかなさそうです。あわよくば、将来は高松市に吸収して貰ってその街づくりに参加させてもらうなんてのも良いかもしれません。
本音は地球の中心である坂出市が独立で頑張って貰いたいのですが、5万の人口ではなかなか難しそうです。かといって、諦めたわけじゃないんですが、次善の策としての合併も仕方ないのかもしれません。
尤も、香川県なんて全部で100万人しかいないし、面積も日本一小さい県なのですから県と市が一つになって政令指定都市になって知事と市長は兼務で庁舎は合同にして公務員の数を半分に減らしても良い位なんですけどね。
そうなれば、街づくりの予算も捻出できるのじゃないでしょうか。
面白いかも!
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最終更新:2010-02-08 00:20
2010-02-07 00:20
反ウォール街
(つぶやき)
第3786回で取り上げたオバマ大統領の「反ウォール街」姿勢が世界の賛同を集めているようです。
YOMIURI ONLINEより
米の金融規制案、各国が支持の声…ダボス会議
【ダボス(スイス東部)=是枝智】世界の政財界のトップが集まる世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で、オバマ米大統領が打ち出した大幅な金融規制強化案について、各国政府や金融当局者から支持する声が相次いでいる。
新たな規制で収益低下が見込まれる金融機関の首脳は反発しているものの、国際的な規制強化につながる可能性が出てきた。
サルコジ仏大統領は27日夜の演説で「銀行の役割は投機ではない。オバマ大統領が『銀行に投機や投機的なファンドへの資金供給をやめさせる』と言ったのは正しい」と明言。世界的な金融危機の一因となった銀行の暴走を「金融資本主義の失敗」と切り捨てると、会場を埋めた聴衆から大きな拍手がわき起こった。
ダボス入りした欧州中央銀行のトリシェ総裁は米紙インタビューに「米国案は経済に資金が回るように銀行に求めている我々の立場と同じ方向にある」と語った。メルケル独首相は国会で「金融機関の巨大化を防ぐルール作りが必要だ」と述べ、事業規模を制限する米提案を支持する声が欧州で広がってきた。
中国の李克強副首相も28日のダボスでの演説で「国際的な金融規制の強化が必要だ」と強調した。
一方、銀行トップらは「世界貿易や経済に深刻な影響を及ぼす」(英銀バークレイズ)と新たな規制強化に神経をとがらせている。欧州を中心に「米国案支持」の動きが広がれば、日本を含めて世界的な金融規制の議論に影響を与える可能性があるだけに今後、米国が示す規制案の具体的な内容に注目が集まっている。(2010年1月30日)
面白くなってきそうです。もし世界の首脳たちが本気で金融規制に取り組み、マネーゲームをなくすることに成功すれば政治も経済も今よりずっとやり易くなるのじゃないでしょうか。
為替の変動で利益が一瞬にして吹っ飛んでしまうような状況では会社の経営など成り立つ訳はありません。
金融機関の度が外れた報酬や破綻すれば国のお金をつぎ込んで救済するなどというどう考えても理屈に合わないことが行われているようでは誰が真剣に努力をしようとする気になるでしょうか。
やっと、世界の指導者たちがこんなおかしなことを野放しにしてはいけないと、規制に乗り出そうとする気になったとすれば大歓迎です。しかし、どこまで本気で取り組むかまだまだ信用できません。
しかし、できるだけ早くこの問題に取り組まない限り世界の努力は無駄に終わることになるでしょう。少しは希望の持てる方向に進みそうなのかもしれません。
これは見ものです!
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最終更新:2010-02-07 00:20
2010-02-06 00:20
トヨタの危機
(つぶやき)
自社の繁栄の為には下請けや従業員を犠牲にしてまで徹底してコストダウンをはかりそのくそ真面目さでアメリカのビッグスリーを始め世界中の自動車産業を頂点とする製造業から余裕と言うものを取り上げてしまっただけでなくその競争力を維持するために日本の社会をも犠牲にして我世の張るを謳歌していたトヨタが遂にその付けを払わされる時が来たのでしょうか。
アクセルペダルの戻りが悪くなるリコールで窮地に陥っているトヨタの再生への頼みの綱ともいえるプリウスにも問題が起きているようです。
時事ドットコムより
「プリウス」ブレーキに苦情=日米で112件−国交省、トヨタに調査指示
トヨタ自動車のハイブリッド車、新型「プリウス」のブレーキに関し、米国内でユーザーの苦情が98件に上っていることが3日、米運輸省の道路交通安全局(NHTSA)の資料で明らかになった。一方、国土交通省によると、日本国内でも昨年12月以降、計14件の同様の苦情が寄せられ、両国で人身事故の報告もあった。国交省はトヨタに調査を指示。アクセルペダルをめぐる大規模リコール(回収・無償修理)に続き、トヨタの新たな品質問題に発展する恐れが出てきた。
プリウスは日本で生産され、新型は昨年5月に日米両国で発売。旧型を含む昨年の販売台数は、日本で約20万台、米国で約14万台。トヨタは80以上の国や地域で順次発売していく予定だ。
NHTSAの資料によると、でこぼこ道を走行した際や、道路の隆起、くぼみ部分を通過した際、瞬間的にブレーキが利かなくなるという苦情が多い。これまで、この問題で追突などの事故が4件発生、2人が負傷。うち1件では、前方の車に衝突して運転者が首を負傷したという。
国交省によると、国内での苦情は「滑りやすい路面などで低速時にブレーキが瞬間的に利かなくなる」という内容だという。昨年7月には、千葉県松戸市の国道で4台が絡む玉突き事故を起こしたプリウスの運転者が「ブレーキが利かなかった」と説明。この事故では追突された車の2人が軽傷を負った。(2010/02/03-13:17)
トヨタ株5.7%下落=「プリウス」問題で業績悪化懸念
3日の東京株式市場では、トヨタ自動車株が前日比205円安の3400円と、率にして5.7%もの大幅安となった。新型ハイブリッド車「プリウス」のブレーキに関して日米両国で苦情が寄せられていると報じられ、業績悪化懸念が広がった。
トヨタが米国で製造・販売したスポーツ用多目的車(SUV)「RAV4」や「カローラ」など230万台の追加リコールを発表した1月21日以降、株価は約19%下落した。東証では3日、アイシン精機が5.3%安、デンソーが3.2%安となるなど、トヨタ系企業の株式も売られた。(2010/02/03-16:22)
トヨタの一人勝ちを「一将なって万骨枯る」と散々批判してきた私も、ここまでトヨタが追い込まれる時がこんなに早く来るとは思ってもいませんでした。
GMがこけた今、暫くはトヨタの天下が続くのかと内心穏やかでなかった私ですが、流石に、これは、致命傷にならなければ良いのだがとチョッと心配しています。なんだかんだと言っても、やはり日本人としては日本のメーカーがアメリカの陰謀にも思える様相で破綻を迎えるのは流石に寂しいものがあります。
果たして、この窮地を何とか脱することが出来るのか、それともこれ幸いと足を引っ張るだろう多くの敵によって潰されるのか興味深いものがあります。
これを機会に、心を入れ替えて自社の繁栄だけでなく従業員や下請け、そして日本の繁栄を計る様な日本の企業の目標ともなる企業に生まれ変わって復活してほしいものです。
さて、どうなるやら!
詳細
最終更新:2010-02-06 00:20


