2012-02-10 13:10
ふんがっ!
(入荷超速報)
先日、北条より呼び出しがございまして、少し離れたOFFICE HOJOへといそいそと出掛けて参りました。
そうしたらですね、なんと北条がぶすーっとした表情でイスに座っておりまして、その肩をスタッフSが揉んでいるではないですか。
これはいけません。リーダーたる者、部下を私利私欲のためにこき使うようなことはしてはいけません。
ましてや「我が社のスタッフに上下はない」という「このクラスにはいじめはありません」的な絵に描いたモチな社訓を作ったのは他でもないあなたです。
ENOP WISE の風紀委員との誉れ高い私黒だはここは一つ諫めの意味を込めまして
「これはこれは北条様、いや、もはや『王様』とお呼びした方がよろしいかな?」
と心の中で皮肉の言葉を言ってはみたのですが、その反面「良くない雰囲気だ。すぐに手負いの羊モードに切り替えるべし。」との天国の祖母のアドバイスに従い
「ぐへっ、忠犬クロですよ〜すっ飛んできましたよ〜、おいら、あんまり急いだんで車にひかれそうになっちゃった、てへへ」
と、さすがのスタッフSも見るに堪えず目を逸らしてしまう程のどこまでも卑屈な態度でご機嫌を伺ったところ
北条は相変わらずのふてぶてしい態度で無言のままでございます。
ほほうこれはこれは・・・人を呼びつけておいて無視ですか・・・
ほい来た、慣れてますよ放置プレイ。
小学校入学式お漏らし事件を皮切りに、断続的にクラスメートの過酷な放置プレイを乗り越えて参りました私でございます。
とはいえ、このまま膠着状態が続くのもアレですので、「サーセン、合わない掃除機のゴミパックを買ってきてしまったのは私です。しかも3つも。」と、
告げ口をした者を草の根まで探して復讐することを誓いつつ、心当たりのある数々の失敗の懺悔をしておりましたら
今度は「ぐう・・・」とのリアクションが。
えーっとじゃあ・・・とりあえず「パー」で・・・・
いえ、やっぱり勝っちゃうのは立場的に良くないので「チョキ」で。
いや いや いや いや ・・・????
スタッフSによりますと、ここのところの北条は多忙でして、前夜はあまり寝ていないとのこと。
事情は分かりました。
と言うわけで、帰りに牛丼を買って、それを食べてから出直そうと思い背を向けましたまさにその時、
「・・・ふんがっ!(←本当にこういう音がしました)・・・あー、クロちゃん、本当にごめんね〜、急ぎなんだけどさ・・・・」
と何事も無かったようにいつものようにやさしくお仕事の指令を下されました。
目は充血していて怖かったですがね。
同僚のWより「お前さんが思っている程お前さんのブログのつまらん小話は期待されていないのではあるまいか」とのつまらない指摘を受けたところで、そろそろ入荷予定のお品物のご案内をさせていただきたいと思います。

こちらはC社のツイード2種とその他のレースやシルクでございます。

春らしいプリントのシルクでございます。自然光の元で撮影してみました

その他春のツイードなど

シルク/ビスコースのストレッチベルベットでございます。リバーシブルでしょうか?
近日入荷予定でございます・・・・・
最終更新:2012-02-10 13:10
2012-01-07 13:01
新春入荷情報?
(入荷情報)
皆様、明けましておめでとうございます。ENOP WISE 黒田でございます。
本年もどうぞENOP WISE をよろしくお願いいたします。
さて、年明け早々ではございますが、ENOP WISE には続々と春夏物が届いてきております。
まだまだこの寒さではございますが、年明け以降の入荷はすべて春夏物へと切り替わって参ります。
私の居りますENOP WISE 業販部では、年明けより新着春物のご注文が一気に加速して参りますため、
混乱状態にならないように少しずつ春物の撮影準備などを始めてはいるのですが、せっかくの色鮮やかな春物も、
冬の自然光の下で撮影すると少しばかり寒々しく見えてしまうのは気のせいでしょうか?
それとも初詣のおみくじの結果が私、黒田の心に暗い影を落としているせいでしょうか?
いや、きっと新年早々のあの事が・・・
と申しますのも、元旦の朝に年賀状が届いていないかとポストを開けましたところ、紙切れが入っておりまして、
「魔法使いの皆様へ
私は紅白出演を辞退いたしました。
残年でしたね。」(原文ママ)
と手書きされておりました。
そうだったんですか・・・それは残念な事でございます・・・
と思ったのですが、よくよく考えたら私はまだホグワーツ魔法魔術学校に願書すら送って居りませんし、
今のところその予定もございません。
それに、そもそも考えてみましたら何が残念(残年?)なのかもよくわかりません。
強いて言えば新年初のメッセージが匿名の方からのファンタジーかつ一方的な通告であったということが残念ではありますが。
これはおそらく人違いだと思い、横に並んでいるご近所様のポストに目をやると、同じような紙が投入口からハミ出しており、
同じ文書と思われる「・・・念でしたね。」との文字が一部確認出来まして少し安心(?)いたしました。
どなたがこれを書いたのかはわかりませんが、今年の紅白には是非出場を前向きに検討していただきたいと思います。
さて、気を取り直しまして、新春の入荷予定品の一部をご紹介させていただきます。

↑こちらのお品物はすべて皆様ご存じのANASUIのお品物となります。
実物はいわゆるアナ・スイパープルがもっと鮮やかに映えております。
写真ではわかりにくいですが、レースにはスケルトンのスパンコールが付いております。

↑こちらのお品物はお色のきれいなフランス製のカットベルベットでございます。
アメリカのグラミー賞カントリー部門を受賞したアイドルシンガーのCarrie Underwoodが
着用したことで火が付いたフランスのメーカーのお品物でございます。
人気のお品物ということで、希少品となっており今回数種類入荷いたしますが、用尺は少なめとなっております。

↑こちらのお品物はご存じCAVALLIのシルクプリントでございます。
CAVALLIといえばアニマル柄が有名ですが、個人的にはアニマルプリント以外の物も素敵だと思います。

↑こちらのお品物は若干28歳にしてニューヨークのファッション界に数多くのパトロンを抱える
ALEXANDER WANG(アレキサンダー・ワン)の刺繍でございます。
ニューヨーカーの中には彼の創り出すファッションだけでなく彼自身のルックスのファンも多いとか。

↑こちらのお品物はTHEORY(セオリー)のお品物でございます。
THEORYの服にはほぼすべてストレッチ素材が使用されている事が有名ですが
今回の入荷品もパターンのあるストレッチの効いたシルクコットンとなっております。
お品物のアップまでもう少々お待ちください・・・・
最終更新:2012-01-07 13:04
2011-11-26 13:36
SOLSTISS/ソルティス
(生地のお話)
SOLSTISS/ソルティスは、ご存じの方も多いかと思われますが、かのグレース・ケリー王妃のドレスにも起用された、フランスのレースメーカーでございます。
その他の欧州のレースメーカーと比較いたしますと、創立が1974年と比較的若いメーカーという印象が持たれますが実際は、それ以前に4つの会社が統合し、ソルティスとして新たに誕生したのが1974年ということでございます。
先日のイギリス王室のウィリアム王子とご結婚されたケイト妃が着用したセーラ・バートン率いるアレキサンダー・マックイーンのウエディングドレスのレースとチュールも、このSOLSTISS/ソルティスが手がけております。
同じく今回のケイト妃のドレス用の前身頃とベールの縁取りに使用されたレースを手がけたフランスのメーカーであるソフィー・アレットとは明らかな一線を画し、SOLSTISS/ソルティスは高級レースのみを手がけております。
余談ではありますが、ソフィー・アレットは時代の流れのせいなのか、それとも・・・様々な事情から、比較的安価なレースを生産する会社に買収されて以来、かつての様なクオリティの高いお品物はものは作らなくなってしまいました。大変残念なことでございます。
そのため、現在では高級レースと言えばソルティスがその代名詞とまで言われるようになっております。
さて、この大事なウェディングのためのドレスに、同じく使用された別のイギリス製のレースと完璧な色あわせを行うための準備と致しまして、SOLSTISSに協力を要請したセーラ・バートンですが、この要請に応えるべくソルティスはほんの1m足らずの箇所のためのレースに、25m分ものレースを準備しセーラ・バートンに送ったそうでございます。
このレースですが、北フランスにあるソルティスの工房で細心の検品がなされた後に、イギリス製のハンドカットされたバラ、アザミ、スイセン、シャムロック(イギリス、アイルランド、スコットランド、ウェールズの国花)のレースのアップリケと組み合わされた後、仕上げの行程はロンドンの権威ある、かのローヤル・スクール・オブ・ニードルワークにて行われたそうでございます。
ローヤル・スクール・オブ・ニードルワークは、1872年にロンドンに創立された、歴史ある手刺繍の専門学校でございます。
創立時の所有者はヴィクトリア女王!!、しかも初代の校長先生はその3番目の娘!!でございました。
そんな事情もあり、当たり前なのですが、以降ローヤルファミリーとは強いつながりを持っております。
ちなみに、ケイト妃の妹さんのピッパ氏が着ていたドレスもアレキサンダー・マックイーンが手がけたそうでございます。

上の写真はSOLSTISSがマックイーンのレースを製作しているところでございます・・・
最終更新:2011-11-26 15:15
2011-11-18 13:40
作品
(その他)
弊社ENOP WISE 代表の北条が作成いたしましたワンピースでございます。

素材はモスキーノ社のB反のお生地を、パターンはVOGUE社のDKNYのものを使用し、さらに若干デザインを
変更しております。
素材はジャージーなのですが、しっかりとした生地なので、
縫製作業は比較的楽にすすめることができたようですがその分、袖があまり伸びずドレープもあまり出なかったということで、
本人は「素材の選択を誤った・・・」と打ちひしがれておりました。
次はもう少し柔らかい素材で作ると申しております。
恐怖の社員割増制度(注1)のおかげで針を持つ手に適度な緊張感があってなかなか良かったとのことでございます。
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※(注1)社員割増制度(しゃいんわりましせいど)
弊社スタッフが弊社の生地その他を求める場合、社員割引があると思わせて、実は恐怖の割増価格になってしまう制度。
北条の「お品物は絶対的にお客様のもの。例外はない」という一言から創設された。もちろん本人にも適用される。
初めてこの制度の存在を聞いた外部の方からは必ず「え”?割引きじゃなくて?」と何度か聞き返される。
スタッフの「せめてお客様と同じ価格にならないか」との悲痛な叫びもむなしく、むしろ割増率が増加してゆく傾向にある。
最終更新:2011-11-18 20:03
2011-11-04 14:50
カラーマッチング
(その他)
ENOP WISE では、お品物のお色をなるべく正確にお客様にお伝えすべく、
定期的にスタッフ全員のモニターの色が一致するよう、調整をしております。
この作業はコンピュータを使用しない休業日に行うため、休日出勤となるわけでございます。
この作業を行うよう、北条より指令が出されるのが大抵その前日でございます。
しかもこの作業がなかなか大変でして
作業をする時間帯、対象となるコンピュータの設置してある場所の照明の種類と強さ
そしてモニタのメーカーや型番の違い等で色の見え方が変化してまいりますので、
それらの差異を埋めるために微妙な調整をするわけでございます。
その際に使用するのがこちらのような機材でございます。

これを使用することにより比較的ラクにカラーマッチングが行えます。
お値段も、この手の機材にしてはまだお求めやすい価格ではございますが
より厳密なカラーマッチングを行うためにはその道のプロの方にお願いするか
あるいはもっともっと高価な機材を揃えるしかございません。
ENOP WISE では諸般の事情(要するに先立つ予算がないわけでございます)により
なんとも頼りないのですが、わたくし黒田がこの任にあたっております。
作業中、常に頭の中でリフレインするのがかつてその道のプロに聞いたお話でございます。
「どんなに社内で色を合わせても、合わせた以外の機材で見たら色は変わっちゃうよ」
とのことでございます。
「じゃあ何のためにこの作業をするのようー!」と、わたくし黒だは作業中に気分が鬱々となってきてしまうわけでございます。
そして毎回作業が終わる頃にはすっかりやさぐれた気持ちになり、
「このまま有給休暇をもらって北条に不幸の手紙を書いてやろう」と、
本格志向なわたくしは黒い便箋を買いに走ろうと決心してしまう勢いになるのですが
でも・・・・
お客様より「画面で見たのと届いたので、あんまり色が違っていたことはあまりないと思うこともさもありなん」
との嬉しいお声を頂戴いたしますと、単純なわたくしは
「なに、急ぐこともあるまい。今日のところは下書きだけにしておくか」と
本来の自分を取り戻す事ができたりいたします。うふふ。
最終更新:2011-11-04 14:50




