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2016-06-20 14:06

kle_bruckner4

ブログをやっていて面白いのは、
ブルックナーやマーラーを取り上げると、
PVが跳ね上がるのに、
ハイドンやさまざまな作曲家の室内楽、
現代音楽などを取り上げると、
PVは非常に地味だということですね(^^;。
ベートーヴェンはまあまあですが、
やはり、日本でのブルックナーやマーラーの人気の高さが分かります。
で、今回はブルックナー/交響曲第4番「ロマンティック」。
しばらく、ブルマラ路線に走りましょうか。

第4番はその昔、
LP1枚に入ること、
また「Romantische」という表題がついているからか、
録音が多かったブルックナーの交響曲です。
店長も、確かカール・ベーム盤から聞き始め、
どれくらいの第4番を聞いてきたのか、
よくわからなくなっています。

久しぶりに、
オットー・クレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団の
1963年のセッション録音を引っ張り出しました。
LP時代からの付き合いですから、
かなり古くから聞いていますが、
今回聞き始めて、「あれ?」と思ったのはその録音でした。
クレンペラーは木管楽器を際立たせるために、
弦楽器や木管楽器を少し小さな音で演奏させます。
また、ヴァイオリンは指揮者を挟んでの両翼配置で、
その独特の響きが特徴です。
「あれ?」と思ったのは、
その録音された音、音楽の透明さでした。

ブルックナーは非常に数多く録音されるようになってから、
癒し系から爆演系までさまざまなです。
構築型の演奏も多いですね。
その中で、
クレンペラー盤は独特の位置を占めています。
少し地味な録音ですので、
ブルックナー/交響曲第4番「ロマンティック」の名演...
というような特集にはあまり出てこなかった記憶があります。

今回聞き直してみて、
その録音された音の透明さとともに、
音楽は他に指揮者に比べて劇性が強いはずなのに、
その表情が極めてニュートラルで、
しかも、金管楽器の「ここぞ!」という時の開放の仕方も半端ではないのに、
音楽自体が透徹して聞こえた...ということが、
非常な驚きなのでした。
この3年前、クレンペラーは第7番をセッション録音していますので、
同じように引っ張り出して今回聞いてみましたが、
非常に素晴らしい演奏録音ながら(特に第2楽章の寂寥感、
第3楽章、第4楽章の充実ぶりは凄いものがあります)、
第4番のような透明感はそれほど感じませんでした。

クレンペラーの第4番は、
以前はそれほど好きだった演奏録音ではありません。
でも、聞き直してみると、
「こんなに深い演奏だったのか」と驚かされました。
たまには古いLPやCDの虫干しをして、
いろいろ聞き直してみることが必要ですね。
オーディオ的にも、大変面白い録音です。

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2016-06-14 10:06

wandaler_Haydn

店長はハイドンの室内楽やクラヴィア曲が好きで、
あれこれ集めては悦に入っていた時期があります。
今でもハイドンの室内楽やクラヴィア曲は、
モーツァルトよりもよく鳴らしているかもしれません。

ハイドンの室内楽やクラヴィア曲は以前からいろいろと聞いてきましたが、
「はまる」きっかけとなった録音があります。
ごく最近来日して、
大きな話題になった、
フランスの常設ピアノ三重奏トリオ、
トリオ・ヴァンダラー(ワンダラー)の2001年の録音です。
リリースされた当時、
トリオ・ヴァンダラーのことは全然知らず、
偶然入手したのですが、
その生命感の溢れた演奏録音に、
すっかりハイドンの楽曲を見直しました。
店長はハイドンの後も、
トリオ・ヴァンダラーの演奏録音をあれこれ入手、
楽しんでいます。

トリオ・ヴァンダラーの使用している楽器は現代楽器で、
古楽器ではありません。
古楽器によるハイドンも素敵ですが、
トリオ・ヴァンダラーのハイドンは、
最初の音から生き生きとした表情が特徴で、
音楽がピチピチしているのです。
ハイドンはロココ時代の作曲家で、
その音楽はあまり暗くなりませんが、
その明るさ、生きのよさ、柔らかさは、
いろいろ聞いた中で、
トリオ・ヴァンダラーの演奏録音が最も好きです。
少し気分的に沈んでいる時など、
なんだかカンフル剤のように元気をもらえます。

最近、廉価版で出直しているようですので、
録音も優秀ですので、
音楽ファン、オーディオ・ファンともお勧めできます。

2016-06-08 14:21

walter_mahler_9

マーラー・ネタが続きます。
これもまた古い録音ですが、
交響曲第9番、
ブルーノ・ワルター指揮コロンビア管弦楽団のCBS盤です。

マーラーに目覚めてしまった高校時代...
というよりクラシックを系統立てて聞き始めた作曲家が、
マーラーでした。
まずはバーンスタインの交響曲第1番CBS盤のジャケットがかっこよくて買った、
というところから始まり、
交響曲第2番「復活」にものすごく影響され、
何番目か忘れましたが、
第9番を初めて聞いた時は大感激しました。

「マーラーは青春時代に聞くとよく理解できる」
と書かれた音楽評論家の方もおられますが、
たぶん、その通りだと思います。
特に第9番は「死」を扱ったか、
「死」を大きく意識して作曲されたからか、
青春時代の揺れ動くセンチメンタルな感情に、
まさにぴったりかもしれません。
むろん、年齢を重ねてから、
第9番の独特の世界が理解できるようになった...
というのも、大いに「あり」だと思います。

初めて買った第9番のレコードは、
ブルーノ・ワルター指揮のCBSステレオ盤でした。
輸入盤でオートチェンジャー仕様、
A面第1楽章の裏が第4面第4楽章、
2枚目のA面第2楽章、B面第3楽章でした。
ワルター盤を買ったのは、
ワルターがマーラーの影響を大きく受けた、
いわば弟子であったということを既に知っていましたし、
国内盤のクレンペラー盤やショルティ盤(旧盤)よりも値段が安かった、
という単純な理由によります。
2枚組LPは高価ですので、
安い方がありがたかったです。
それに、マーラー/交響曲第9番なんて、
まだ廉価盤では出ていなかった頃ですし。

第1楽章の、
川面をゆったりと小舟が漂うような音楽から青春時代の店長はショックを受け、
第3楽章の激越な音楽(第2楽章は最初はあまりよく分かりませんでした)、
そして第4楽章の少しセンチメンタルで永訣の詩のような音楽に、
それこそ、浸りこむようにして何度も聞いた記憶があります。

1970年大阪万国博の時、
レナード・バーンスタインがニューヨーク・フィルと来日、
当時の大阪フェスティバルホールでマーラー/交響曲第9番を演奏しました。
ワルター盤によって予習がたっぷりできていた店長は、
初めて生で聞くマーラー/交響曲第9番に、
とてつもなく感動したことを覚えています。

長じて、
様々な指揮者、
オーケストラによるマーラー/交響曲第9番を聞いてきましたが、
戻るのはやはりワルター盤です。
ワルターが同曲の初演者だったという理由だけではなく、
ケレン味がなく、
自然にスコアを音にしていった...という印象があります。
それに、あまりよく分からなかった第2楽章に、
マーラーは「田舎の楽隊風に」と但し書きを付け、
トリルをいっぱいくっつけたユーモラスでノスタルジックな音楽ですが、
大体において洗練された演奏が多い中で、
「田舎の楽隊」を思わせる演奏録音はワルターが随一でした。

ひとによってさまざまだと思いますが、
店長にとって第2番「復活」と並び、
マーラー/交響曲第9番はそれこそ青春の詩でした。
恥ずかしながら、
だいたい、第9番では、
どのコンサートや演奏録音を聞いても今でも感動してしまいます。

2016-06-06 13:25

barbirolli_mahler_5

このところ、LPの復活が凄まじいですね。
オーディオ・アクセサリー誌やステレオ・サウンド誌の最新号を見ていると、
SACDやハイレゾではなく、
通常CDとLPに多くのページが割かれていたり、
広告が増えているような気がします。

店長が音楽を聞き始めたころは、
もちろんCDなどはなく(カセットテープもまだでした)、
レコードが中心でした。
お小遣いやお年玉を貯めて買いますから、
当然、45回転EPや17cm33回転LPが中心です。
でも、やっぱり30cm33回転のLPはとてつもなく魅力的で、
そのうち、30cm33回転LPしか買わなくなりました。
お小遣いを握りしめて、
レコードは1枚しか買えませんから、
レコード屋さんで「さて何を買うか?」、
あれこれ迷ったことが、
懐かしい思い出です。
そして、買ったLPを大事に何回も何回も聞いたことも。

高校生時代の最後の方で出会ったLP、
ジョン・バルビローリ指揮ニュー・フィルハーモニア管弦楽団の、
マーラー/交響曲第5番が一番思い出深いLPでしょうか。
実は、大阪のレコード屋さんで、
同じバルビローリによるマーラー/交響曲第6番をすでに入手しており、
第5番はその後に買ったのでした。

このLPには散々てこずりました。
わが貧弱なレコード・プレーヤーでは、
強奏で針が飛びまくり、
なかなかまともには聞けませんでした。
針圧を通常よりも重くして、
何とか数回のみ再生できました。
でも、他のレコードが傷むのが嫌で、
このレコードは知人に譲り、
今考えると非常にもったいないことをしました。

バルビローリのマーラー/交響曲第5番の録音は独特で、
おそらく当時、最も「正確な音」ではなかったかと思います。
実は、今でもそう思っています。
弦楽合奏の音に非常なリアリティがあり、
まるでコンサート会場で聞いているように最初は頼りなく聞こえ、
金管楽器もまるでその輝きが見える音がしたものです。
バルビローリ晩年のマーラーは、独特のテンポの遅さ、
今にも崩れ落ちそうなオーケストラに、
当時の評論家の方が、
「夕陽の中にたたずむ、ヨーロッパの古城の雰囲気」と、
その演奏の雰囲気を、
ぴたりと言い当てられていたことを思い出します。
CDになって再聴し、、
LP時代に受けたショックは和らいでしましましたが、
今でもたまに引っ張り出して聞きます。

LP時代はいろいろと楽しい思い出と、
悔しい思い出がいっぱいです。
LPの盤質の問題(輸入盤によって盤質が悪いものがあった)、
カッティングレベルの問題、
新品を買ったのにノイズだらけ、
お酒を飲んでLPを扱ったら傷をつけてしまった、
というマイナス面も多々ありましたが、
ジャケットが大きく見栄えがする、
カートリッジで音がコロリと変わる面白さなど、
今でも、LPではいろいろとやっています。

ただ、CDに比べて扱いにくいことは確かですので、
その扱いにくさを含めて趣味の世界としては、
LPはとってもいいですね。

2016-05-30 14:37

c901162b

ORFEOから、
ハンス・クナッパーツブッシュの、
新しいCDがリリースされました。
全部ベートーヴェンで、
・「コリオラン」序曲、
・ピアノ協奏曲第4番(ピアノはウィルヘルム・バックハウス)
・交響曲第7番
 (以上は1954年1月17日のライヴ録音。収録順は異なります)
・交響曲第3番「エロイカ」
 (1962年2月17日のライヴ録音)
オーケストラはウィーン・フィルです。

今まで、出所の怪しかった音源でのLPやCDは出ていましたが、
大体どれも音が悪く、
今回のORFEO盤はそれらと一線を画す音です。
今までの様々なレーベルのCD(LP)をお持ちの方は、
買い替える意義は大いにあります。

クナッパーツブッシュはワーグナーが大得意で、
版の問題は別にしてブルックナーの紹介者でもありましたので、
ベートーヴェンは少し異形ではないか?
という議論があります。
また、ワーグナーのような響きのベートーヴェン...
というような意見もたまに見かけますが、
実は、当然のようにクナッパーツブッシュは、
ワーグナー、ブルックナー、ベートーヴェンでそれぞれ演奏方法を変えています。
ドイツの指揮者であるだけに、
若いころから、そのベートーヴェン演奏の経験は半端ではありませんでした。
ワーグナーのおまけのようにベートーヴェンを指揮していた、
という考え方は誤っているとしか言いようがありません。

例えば同じ時代を生きた、
ウィルヘルム・フルトヴェングラーのベートーヴェンと、
クナッパーツブッシュのベートーヴェンはまるで異なります。
フルトヴェングラーは、
まさしく今、生まれてきつつあるかのように、
ベートーヴェンを再現し、
最終楽章の最後に向けて、音楽を開放してゆきます。
クナッパーツブッシュは、
スコアを深く掘り下げ、
迫力がありながらも、
非常に滋味深い、
感動的な演奏を繰り広げてゆきます。
ORFEO盤に収録されている、
第7番も「エロイカ」も、
大変魅力に富んだ演奏録音です。
これはピアノ協奏曲第4番も「コリオラン」序曲も同じです。
交響曲第7番第2楽章、
いわゆる「不滅のアレグレット」も素晴らしいですし、
「エロイカ」第2楽章の葬送行進曲も、
非常な高みにある演奏であるといえます。
さらに、両交響曲の第3楽章スケルツォでも、
トリオの極端な遅さは、
クナッパーツブッシュのベートーヴェンを聞く楽しみでもあります。

今回のORFEO盤は、
「モノラルは聞かない」という方にはお薦めしませんが、
大歓迎の復刻といえます。

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