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2017-03-14 11:02

los_angeles

ビクトリア・ロス・アンヘレスは、
フリューベック・デ・ブルゴスのファリャや、
アンドレ・クリュイタンスのフォーレ/レクイエムなど、
昔から聞いていました。
録音も多いし、日本にもよく来日するしで、
何を聞いていたのか、にわかには思い出せないほどです。
でも、店長の聞く音楽の中心は、
現代音楽から始まり、
時代をさかのぼってドイツ・オーストリア系の、
それも交響曲やシリアス系の音楽が中心でしたので、
オペラやサルスエラが中心のロス・アンヘレスのレパートリーと、
自分の聞く音楽がずれていて、
よく聞いてはいたのだけど、
関心の中心からは外れていた、
というのが本当のところです。
オペラをよく聞くようになったのは、
おじさんになってからですし...。

そんな店長が、
貰いもので、
その存在を忘れていたLPレコードをたまたま棚から発見、
聞いて衝撃に近い感動を得てしまったLPが、
ロス・アンヘレスのメンデルスゾーン/「歌の翼に」が入ったアルバムでした。
最近、声楽をよく聞きます。
ワーグナーの楽劇が中心のようなところがありますが、
店長はかなり以前から、
アメリカの黒人歌手バーバラ・ヘンドリックスが好きで、
ルチア・ポップもあれこれ集めていたことがあります。
さらに年齢を重ねると人恋しくなるのか(^^;、
最近では歌曲を聞くことが以前より多くなったりしています。
歌曲は今まで聞く専門ではないので、
気になった録音を手あたり次第、
というところはありますが、
ロス・アンヘレスはノーマークでした。
若いころはロス・アンヘレスを知らず、
ロス・アンヘレスがおばさんになってからしか知らない...
という男性側の勝手な理屈にもよりますが。

ところがところが、LPを聞いて「歌の翼に」を聞き、
その天国的な美しさにノックアウトされてしまったのでした。
そうなると、あれこれ聞いてみたくなります。
幸い、ロス・アンヘレスの、
様々な録音を集めて7枚のCDに収めたボックスが発売されています。
早速、飛びついて購入しました。

以来、そのボックスは座右の書物のように、
作業部屋の一番手の届くところに置き、
暇を見つけてはあれこれ聞いています。
カントルーブ「オーヴェルニュの歌」もよかったし、
歌劇「ボエーム」から「私の名はミミ」で大感動、
「蝶々夫人」から「ある晴れた日に」では、
その清楚な歌声にうっとりとしました。

店長はロス・アンヘレスの古くからのファンというより、
最近、俄かにファンになったという、
付け焼刃的ファンといえます。
まだ、その残されているオペラ全曲は聞いていないし、
フリューベック・デ・ブルゴス指揮ファリャ/「三角帽子」や、
アンドレ・クリュイタンス指揮フォーレ/「レクイエム」でも、
ロス・アンヘレスは歌っているのですが、
強い印象は残っていず、
たまたま聞いた名曲集的なアルバムで、
一発でファンになった、というところがあります。
でも、ロス・アンヘレスの実力というか、
歳をとってもその可憐な歌声、
ここぞという時の表現力、
しっかりとした音程に、
「すごい歌手だったんだなぁ...」と、
改めて思うのでした。

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2017-03-03 11:20

tintner_bru4

もう、10年以上前の話になってしまいましたが、
クラシックの廉価盤レーベルNAXOSから、
ゲオルグ・ティントナーのブルックナーが次々とリリースされました。
各交響曲が発売されるたび、
店長は楽しみに買っていたのですが、
ある時、CDを大量に処分しなければならなくなり、
ティントナーのブルックナーをあれこれ聞いて(全部揃っていました)、
交響曲によってオーケストラが非力で、
ヘロヘロ気味になっている演奏録音や、
ティントナーのじっくりとしたテンポの遅さに、
「これはもういいかなぁ...」と処分してしまったのでした。

その後、長い間ティントナーのブルックナーは忘れていたのですが、
大阪の中古CD屋のお買い得ワゴンの中に、
第4番「ロマンティック」が格安で投げ込まれており、
そのジャケットの懐かしさに、
思わず買ってしまったのでした。

随分久しぶりに聴いてみたら、
第4番のオーケストラは、
グラスゴーのロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団で、
合奏制度が高く、
10年前に比べて自分の耳が変わったからか、
ティントナーの遅めのテンポが、
しみじみとした興趣でしみ込んでくるのでした。
じわっと涙があふれてしまうような...。

こうなると、ティントナーの他のブルックナーが聞きたくなってしまいます。
結局、ボックスで出ているブルックナー交響曲全集を買ってしまったのでした。
レベルダウンの買い直しですね。
なんともはや。

ティントナーはNAXOSのブルックナーが出るまで、
全く知られていない指揮者でした。
1917年オーストリア生まれで、
ウィーン少年合唱団に在籍していたこともありますが、
ユダヤ人であったことから、
ヒトラーが政権を奪取、
オーストリア侵攻に伴い、
国外脱出を余儀なくされたのでした。
その後、ニュージーランド、オーストラリアを経て、
南アフリカでも指揮活動をしていましたが、
オーストラリアに戻り、
その後、カナダに活動拠点を移しました。
日本ではあまり注目されていない地域での活動、
レコード録音もありませんでしたので、
日本のクラシックファンはその存在を知らなかったのは、
無理からぬところです。

ティントナーは来日予定があったにも関わらず、
癌を苦に82歳で自殺、
その生涯を閉じてしまいました。

聞き手も年齢を重ねると、
ダイナミックなブルックナーよりも、
しみじみとしたブルックナーの方により共感を覚えるようです。
交響曲によってはオーケストラがヘロヘロで、
その遅いテンポともども、
「これは聞くのがつらい」という録音があるのは事実ですが、
大事に聴いてゆきたい全集であるのは確かです。

中古CD屋のワゴンに投げ込まれていた、
格安CDがティントナーの再発見をさせくれたのでした。

2017-03-01 11:46

chiziiwa_poeme

店長はフランス音楽でも、
特に室内楽が好きでよく聞きます。
フォーレが特に好きで、あれこれ聞いては楽しんでいますが、
ドビュッシー、ラヴェル、フランク、ダンディ、プーランクなど、
手あたり次第のところがあります。
室内楽は、
ドイツ音楽よりもフランス音楽の方が好きかもしれません。

最近発売されたCDに、
パリ管弦楽団の副コンサートマスター、
千々岩英一さんのヴァイオリン、
上田晴子さんのピアノで録音された
"ポエム"と題されたアルバムがあります。
内容は、
フランク/ヴァイオリンソナタ、
フォーレ/ヴァイオリン・ソナタ第2番ホ短調
ショーソン/詩曲(イザイ編)
と、店長の好きな楽曲が並んでいます。

これが大変すばらしいCDで、
千々岩さんのヴァイオリン、
上田さんのピアノともども、
深い音色で大人の響きがするのです。
特にフランクは、
大概のヴァイオリニストなら必ず挑戦する楽曲で、
録音も非常に多いです。
店長はジャック・ティボーのヴァイオリン、
アルフレッド・コルトーの1929年の
とてつもなく古い録音が大好きですが、
千々岩さんの録音に、
新しい演奏録音では最大のフェヴァリッツになりつつあります。

最近は新録音で、
「いいなぁ」と思うことが少なくなってしまっているのですが、
この千々岩盤は諸手を挙げて大推薦です。
最後までゆったりと、
それでも弛緩することなく聞ける、
稀有のアルバムだと言えます。

難点は、通常のCDとはケースの入れ方が逆で、
何時も間違ってしまうということでしょうか(^^;。

2017-02-06 13:53

ansermet_russia.jpg

今年の正月元旦、
ネット通販で買った
エルネスト・アンセルメの3つのボックスが届きました。
フランス音楽集
ロシア音楽集
ドイツなどその他の国の音楽集です。
バルトークはどのボックスにも含まれていないので、
4番目のボックスが作られるのかどうか悩ましいところですが、
遅まきながら少しずつ聞き始めました。

アンセルメは、
店長が中学と高校の端境期に、
講談社からLP2枚が入ったクラシック大全集を発売され、
その中にアンセルメの優秀録音がかなり入っていましたので、
お馴染みの指揮者でした。
フランス音楽などは全然問題なく聞けたのですが、
ただ、ベートーヴェン/交響曲第9番がそのアンセルメ盤で、
なかなか盛り上がらない演奏に、
友人の持っていたトスカニーニ盤を羨ましく思ったものでした。
今、アンセルメの第9を聞くと大変面白く聞けるのですが、
子供の頃はもっと盛り上がる熱血演奏に憧れますので、
アンセルメ盤は少々荷が重かったです。

その講談社版クラシック第全集に入っていた
チャイコフスキー/交響曲第6番「悲愴」は、
若かりし頃のローリン・マゼール指揮ウィーン・フィル盤でした。
今回購入したアンセルメのロシア音楽ボックスに、
アンセルメ指揮スイス・ロマンド管弦楽団の「悲愴」が入っています。
「たぶん...」と思った予想が当たり、
第1楽章から、
異端ともいえる、
まるで盛り上がらない演奏、
すこしヘロヘロ気味のオーケストラ、
今まで聞いたことのないオーケストラバランス(特に金管楽器)ですが、
かなりの透明感のある演奏で、
バレエ音楽の延長線上にある「悲愴」ということで、
こういう演奏もありだな...
と、「悲愴」を第3楽章までをなんとなく楽しむことができました。

ところが第4楽章、
これもある程度予想していたことではあるのですが、
想像以上に透明感のある演奏で、
聞き惚れてしまいました。
阿鼻叫喚の悲しさではなく、
悲しさに共感して、
そっと寄り添っているような演奏は、
今まであまり聞いたことがありません。
共感して寄り添っている分、
最後の絶望の深さは凄いです。
しばらく何も聞きたくなくなるような、
深く暗い音となって最後は余韻をもって終わります。
今までいろいろな「悲愴」を聞いてきましたが、
これだけ透明感があって優しいのに、
むしろ絶望感の深い「悲愴」の最後は、
なかなか聞くことができませんでした。

もちろん、
アンセルメ盤が1番という気はさらさらありません。
ムラヴィンスキー盤やカラヤン盤など、
全体に良い演奏録音は他にもたくさんあります。
お勧めはたぶん他の演奏録音です。
最近でも、
フルトヴェングラーの第2次大戦中の録音を聞いて、
感動したばかりですし。

でも、アンセルメの表面上飄々としていて、
その実、「あれ?」と思う懐の深さに、
これから、
アンセルメボックスをあれこれ聞く楽しみが増したのでした。

2017-01-18 13:11

walter_dvo8

ブルーノ・ワルターという指揮者は、
店長が子供の頃からあれこれ聞いてきた指揮者です。
店長がクラシックを聞き出す少し前(1962年)に亡くなっていますので、
それほど古い指揮者という言う印象はありません。
でも、1876年生まれで、
我がハンス・クナッパーツブッシュよりも
12歳も年長なのですね。
ウィルヘルム・フルトヴェングラーやオットー・クレンペラーよりも、
10歳年長です。

長じて、
ハンス・クナッパーツブッシュのことを勉強している時、
クナッパーツブッシュには自伝や書簡集はありませんから、
ワルターの自伝や書簡集がものすごく参考になりました。
クナッパーツブッシュとワルターは、
不倶戴天(^^;の敵同士みたいな関係なのですが、
同時代の空気を吸っていました。
ワルターはバイエルン国立歌劇場における
先輩指揮者であった関係から、
また、ウィーン国立歌劇場やザルツブルク音楽祭で、
ナチから逃れて(クナッパーツブッシュは追放されて)
同じ頃に活躍した指揮者ですので、
ワルターの自伝や書簡集にクナッパーツブッシュの名前は登場しませんが、
いろいろな裏事情などを知ることができました。

ワルターの演奏録音を最初に聞いたのは、
CBSが日本コロンビアから出ていたレコードで、
ベートーヴェン/交響曲曲第5番と、
シューベルト/交響曲第8番「未完成」ではなかったかと記憶しています。
当時の黄金カップリング「運命」「未完成」で、
カラヤン盤とワルター盤は、
双璧のようにして人気があったと思います。
店長が覚えているのは、
ワルターの写真が中央にあしらわれた、
金ぴかの豪華見開きジャケットです。
そして、マーラー/交響曲第1番は2番目(1番目はバーンスタイン)、第2番「復活」、第9番を聞いたのは、
ワルター盤が最初でした。

ワルターはドイツ、オーストリア系の指揮者だと思っていましたので、
ドヴォルザークには食指があまり動かなかったのですが、
ドヴォルザーク/交響曲第8番はいつの頃か持っていました。
でも、その前から、同じCBSやEMIのジョージ・セル盤や、
チェコのお国もの指揮者による演奏録音に接していましたので、
あまり強い印象がなく、
ワルターの第8番はそれほど聞かかないまま、
どんな演奏であったのか、ごく最近まで記憶の彼方でした。

そんな最近、
入手したCDに、
音楽評論家兼プロデューサー
平林直哉氏が2トラ38cmオープンリールから復刻した、
Grand Slam盤があります。
これには驚きました。
「え?こんなにいい音だったの?」ということと、
演奏の格調の高さと優れた情感に、
素直に、
「いい演奏、いい録音だなぁ」と感じてしまいました。

2トラ38cmのオープンリールテープは、
マスターテープにできるだけのクオリティを持っており、
店長も多重録音で音楽を作っていたころ、
デジタル録音はまだないころですので、
2トラ38にミックスダウンをしていました。
ワルターの2トラ38オープンリールは、
アメリカで市販されていたようですが、
日本で発売されていたことがあるのかどうか、
店長にはわかりません。
あったようなのですが...。
平林氏のGrand Slamというレーベルは、
SPやLPの復刻を盛んに行っていましたが、
最近は3トラ38からの復刻を積極的に行うようになりました。
これは大歓迎です。
マスターテープからLPレコードにするためには、
加工(イコライジング)が行われます。
2トラ38ではその加工が少なくて済み、
よりマスターテープに近い音を聞くことができます。
どれだけの音源が2トラ38で流通しているのか分かりませんが、
「あれもこれも復刻してほしい」と、
注文を付けたくなってしまいます。

今までのCDとは少し次元に違う音...が体験できますよ。

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