Vol.24 2009.10.01

 横浜 山手で洋館めぐりの話




随分前に
いくつかの洋館を見てまわったことありましたが、

以前より多くの建物が公開されているようなので

いつかじっくり見に行きたいとずっと思っていました。



桜木町から“あかいくつ号”という観光地を巡る小さなバスに乗って

元町入り口で下車。





(あかいくつ号の車窓からみなとみらい)



代官坂の途中にある白壁に赤い扉がかわいい“Paty
Cafe”にて早々に腹ごしらえ。

今日はたくさん歩く予定なので。。

元パン職人のご主人が作る自家製天然酵母のパンを使った

ハンバーグサンドを頂きました。

さくさくパンがおいしい。





(Paty Cafeとハンバーグサンドランチ)



さて、お腹もいっぱいになって出発。

坂を上りきった山手本通りに沿いに最初に見える

J.h.モーガン氏設計の“ベーリックホール”へ。

横浜に残る洋館の中でも個人宅としては最大級の規模。

英国の貿易商であるB.R.ベリック氏の私邸として建てられたそうですが、

後にインターナショナルスクールの寄宿舎に使われていたのこと。

アーチ型の玄関がスパニッシュスタイルで

庭に植えられた木々もどこか南欧リゾート風。

高い天井にイスラム様式の小窓、

玄関の三連アーチや階段のアイアンワークなどがとても優美です。



 

(ベーリックホール外観、サンルーム)



(ベーリックホールバスルーム)



隣に立つ“エリスマン邸”は、日本全国に数々の素晴らしい作品を残した

アントニン・レーモンド氏が設計した建物。

レーモンドの設計らしく、すっきりと直線的でモダンなイメージ。

館内のテーブルなども、過去にレーモンドがデザインした調度品を

復刻したものとのこと。

庭に面して広く窓を取った明るいサンルームに置かれた籐製のデッキチェア。

ここで
ぽかぽかうたた寝したりしたら、さぞかし気持ち良いだろうな。



 

(エリスマン邸外観、サンルーム)



(エリスマン邸階段)



エリスマン邸の斜向かいに建つ“山手234番地”。

館内の一部は市民のサークル活動などに使用されていて、

私が行った日は写真作品が展示されていました。

こんな素敵な場所で発表出来るなんて羨ましいことです。

そんな訳で内部にかつての佇まいを探すのは少々難しいのですが、

やはり外から見た建物の意匠は美しく、

緑の中に建つ姿は大変趣があります。



 

(山手234番館外観、リビングルーム)



港の見える丘公園のほぼ中央、ローズガーデンに包まれるようにして

“イギリス館”が建っています。コロニアルスタイルの英国総領事公邸。

多くの人々をもてなす準備をしたであろう広々としたキッチンや応接室。

館内のあちこちが伝統を感じさせる造りになっており、

重厚でありながらも穏やかで英国的美意識と品位が感じられます。

やはりこちらの建物も市民が利用することが出来るようで、

この日
ホールでは音楽会が催されていたようでした。



 

(イギリス館外観、イギリス館キッチン)



(イギリス館寝室)



イギリス館の奥に建つのは“山手111番地”。

ベーリックホールと同じく
J.h.モーガン氏の設計によるもので、

やはりスパニッシュ風の外観。ゆったりとしたリゾート感があります。

玄関入ってみてまず目を引くのが、中央部分の吹き抜けホール。

二階部分には回廊が設けられています。

賑やかなホームパーティーが開催されていたのでしょうか。

こじんまりとした建物からは想像出来ない華麗さです。



 

(山手11番館外観、吹き抜け)



(山手11番館洗面室)



短時間に駆け足で巡りましたが、どの洋館もそれぞれ特長があり

整備された庭も美しくとても愉しく散策できました。

今回
まわりきれなかった場所や、喫茶室が併設されているところもあるので

いつかまたゆっくりと訪れてみたいものです。






今回のlittle honey beeさんのエッセイは如何でしたか?

little honey beeさんの商品はこちらからご覧になれます♪





『little honye beeのちくちく日和』トップへ


カレンダー

2009年11月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

今月

ケータイで見る

URLをケータイに送信